「はじめてハイエースを購入するんだけど、どのグレードにするべきか悩んでいるんです。だって買ってから後悔したくないから」
200系ハイエースはすべてのグレードが個性的ですが、種類が色々ありすぎてどれにしていいか悩みますよね。
でもはじめてハイエースを買うなら、グレードはスーパーGLで決まり。
そして、
・ボディサイズは、4ナンバーの標準ボディ。
・エンジンは、予算をオーバーしてもディーゼルターボ。
がベストです。
その理由を4つの系統に絞って説明します。
目次
Ⅳ型ハイエースはスーパーGLでディーゼル車を買えば後悔しない。
完成したハイエースの3.0Lディーゼルターボエンジン
平成19年のⅠ型からⅡ型へのマイナーチェンジにタイミングで切り替わったディーゼルエンジン。
(2.5L→3.0Lへ)
3.0Lエンジン最大のウリは、
- 可変ノズルターボチャージャー
- 高性能触媒DPRシステム
- コモンレール式燃料噴射システム
- クールドEGRシステム
とハイエースディーゼルにおける四天王の存在。パワフルでクリーンな最強のエンジンです。
3.0リッターエンジン発売当初(ハイエースⅡ型)は、
・サプライポンプ
・コモンレールシステム
・インジェクタ
・DPRシステム
など、不具合が連発していました。
さらには、1年前には記憶に新しい、燃料ポンプのリコールなど不具合もありました。
でも色々な不具合からの改良を重ね、10年の時を経ていよいよ完成に近づいてきました。
これはまるで、ドラゴンボールでいえばフリーザの最終形態のようのもので、完全無欠・弱点なしです(笑)
もちろんガソリン車に比べ、車両本体価格は約60万円とえげつないぐらい高くなるけど、
もしあなたがハイエースを、
- 10年以上の長期スパンで乗る。
- 走行距離も100000kmを超える。
予定なら、燃料代の安さやあとで説明する希少価値があるディーゼルエンジンを買っても、大きく損をすることはないでしょう。
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ハイエース200系「ディーゼル」か「ガソリン」どちらを選ぶべきなのか?
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これからⅣ型ハイエースを購入するなら、ディーゼルエンジン搭載車は安定版として安心して乗ることができるでしょう。
ハイエースは標準ボディでも室内広々と使える!
200系のハイエースのスーパーGLでディーゼルを決めたら次はボディサイズ。
スーパーGLは、4ナンバーの標準ボディと1ナンバーのワイドボディの2種類が用意されています。
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ハイエース200系スーパーGLで見る「1ナンバー」と「4ナンバー」5つの違い
ハイエース200系の人気グレードは、 スーパーGLで異論はないと思います。 ですが、ここからが結構な難題で、 スーパーGLには「1ナンバー」と「4ナンバー」 ボディサイズによって、2種類で構成されてい ...
でもハイエースのようなワンボックスカーを買うなら、よほど大きな荷物を積み込みしない限り標準ボディで困ることはありません。
それに、車中泊だって専用のベッドキットを購入すれば一気に快適になります。
ワイドボディも魅力的ですが、標準ボディよりも維持費が高く、年間のランニングコストがあがります。
たとえば、自動車保険料や車検費用なども高くなるので長期的なローンを組むなら大きさを抑える必要があるでしょう。
ワイドボディか標準ボディかはもはや見た目の問題だけで、もし不満がないのなら標準ボディにするべきでしょう。
貨物車なのにスマートエントリースタートシステム
なんだかんだいっても、ハイエースのベースは1・4ナンバーの貨物車です。
「貨物車=商用車」なので、DXグレードは筆頭にビジネスシーンで活躍しています。
でもビジネスでもレジャーとしても大活躍が保証されているハイエースは、窃盗団にとって格好の餌食となります。
理由はシンプルに盗難して違う国に流せば高く売れるからです。
たとえば2014年ぐらいまでハイエースは、国内・海外の転売屋に狙われ、海外流出される第一ターゲットだったのです。
でも現行のスマートキーシステムに代わってから盗難は見事に減りました。
とくにスマートエントリースタートシステムである、プッシュスタートスイッチ採用でエンジンを掛けられて盗難事故がガクッと減ったからです。
今までの200系ハイエースはただの板キーだったので、専門知識があれば10分もあれば盗難可能でした。
でも、ただのキーからスマートキーに代わり、プッシュスタートスイッチとなるとそうはいきません。
イモビライザー搭載されているので、純正の状態で高いセキュリティー機能が備わりました。
もちろんセキュリティーだけではありません。
スマートキーが搭載されたおかげで、ドアロックの開閉も一気に楽になりました。
ドアアウトサイドハンドル各部に、スマートドアロックを搭載。
荷物の出し入れや、単純な乗降時にも大きく利便性が増した、Ⅳ型ハイエースはやはりおすすめです。
スーパーGLのディーゼルは資産になる。
ハイエースは仕事で使っていても、遊びで使っていてもよほどコアな使用方法でもない限り、ガソリン車を選んで困ることはない。
最終的にガソリン車を選択する人が多いのは事実です。
でもハイエースのディーゼルエンジンは資産になる可能性が高くなります。
なぜならハイエースはリセールバリューが国産車の中で最高クラスに位置しており、その中でもディーゼルエンジンはさらに人気のモデルだからです。
さきほど説明したように、盗難グループから狙われるのがハイエース。
その中でもとくに環境面で日本より寛容な海外での人気は異常です。
こちらウガンダのカンパラのタクシーパークなんですが、ほぼすべて日本から輸入したハイエースになります。
この1台に25人乗ることもあるのが驚きです。
先ほどから再三言っていますが、ハイエースの中でもディーゼル車は高いです。
でも資産と考えれば、投資する感覚で購入すれば決して損ばかりではありません。
たとえば、AppleのiPhoneでは、今までと見た目の変わらないiPhone8と、全面ガラス形状の完全新作iPhone10(X)
現時点で高額なのは、どう考えてもiPhoneXですよね。
でも高額な一方で人気があり、買い取り店で高く売れるもの同じiPhoneXなんです。
あまりに目先の安さばかりに気をとられ将来的な資産価値を考えなければ損をする可能性があります。
私が現行モデルのディーゼルのスーパーGLを推す理由は、将来的な売却価値も含めているんです。そ
Ⅳ型モデルの200系ハイエースはやっぱり・・格好いい!
少しづつ進化している200系のハイエースですが、Ⅳ型モデルのハイエースは見た目が凄く格好いいですよね。
たとえば、圧倒的にインパクトのある大型のフロントグリル、メーカーオプションになるけどLEDヘッドランプなど時代に合わせて進化を遂げています。
そこにトヨタブランドである、モデリスタのフロントスポイラーも装着させるともう商用車というカテゴリーの領域では収まりません。
まとめ
「300系もついに発売するのか?」という噂もある中で、私の予想だと当面の間は200系が継続だと思います。
それだけこのモデルの完成度は高く、ライバル車の追従を許していません。
もしこれからはじめて200系のハイエースを購入予定で、どのモデルやグレードにするかで悩んでいるなら、
- スーパーGL
- 4ナンバーの標準ボディ
- ディーゼルエンジン
で決まりです。
たしかに200系ハイエースの特別仕様車であるダークプライムも人気なんですが、ベース車両を買ったほうが安く買えるのは間違いないですから。
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200系ハイエースの特別仕様車「ダークプライム」を購入する理由
「自分だけのオリジナルの200系ハイエースが欲しい」 それなら、特別仕様車の”DARK PRIME”ダークプライムⅡを狙ってみてもいいかもしれません。 ベース車となるグレードは、あくまでスーパーGLな ...
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