「新型の60系ハリアーを手に入れたい」 私はそう願っていました。
でも「販売価格と予算との差が埋まらず、妻の許しが得られなかった」という理由でずっと購入することができませんでした。
ですが、5月に新型ハリアーがマイナーチェンジしたのがキッカケになって、このタイミングで遂にハリアーを購入することができたのです。
この記事では、予算が250万円程度しかない中で300万円オーバーするハリアーをどうやって購入することができたのか?
大きく分けて3つの理由に集約されているので、ブロックごとに分けて解説していきます。
やり方としては、誰にでもできる、かつ難しくもない最大限の効果がある方法と思っています。
目次
新型ハリアー(プレミアム)を僕が購入することができた理由
選んだグレードは「PREMIUM」グレード
まず、選んだグレードだけ先に説明しておきましょう。
当社は「ELEGANCE」を購入しようと考えていたのですが、最終的には「PREMIUM」グレードに変更した。
理由は、
- 車線逸脱回避防止のレーンディパーチャーアラートを装着したい。
- スカッフイルミネーションや内装をエボニーストライプにしない。
- 純正18インチアルミホイールにしたい。
など、せっかく購入するからには妥協したくなかったからです。
予算の中で「ELEGANCE」が限界だと感じていた私にとって、今回の「PREMIUM」グレードを購入できたのは本当に嬉しかった。
では、ハリアーを購入することができた理由について解説していきましょう。
1:値引き交渉がうまくいったから
まずひとつ目のポイントは、値引き交渉がうまくいったことがあげられます。
具体的には交渉回数は3回。順を追って説明すると、
- 営業マンに「ELEGANCE」と「PREMIUM」の見積もりをとってもらった。
- PREMIUMに絞り、具体的な交渉を行った。(試乗や下取り査定も同時にやった)
- マイナーチェンジがきっかけで、最終的に40万円の値引き額を勝ち取った。
1:営業マンに「ELEGANCE」と「PREMIUM」の見積もりをとってもらった。
1度目の商談では、ハリアー購入までのかんたんな概要を営業マンから聞いて「ELEGANCE」と「PREMIUM」の見積もりを両方とってもらった。
もちろん商談する前には、カタログの情報はある程度、頭の中に入れておいたほうが有利です。
なぜなら、最初の商談の時点で「ハリアーってどんな車なの?」という状態では情報不足は否めません。
それはまるで、武器を持たず戦場にいくようなもので、相手にとって良いカモにされるだけです。
原則としては「自分で調べられるものについては事前に調べておく」これが大事です。
私も、ELEGANCE以外にも、念のため全グレードについてはある程度詳しく調べてありました。
正しい買い物をするために、事前のリサーチは絶対に必要でその部分を人任せにしたら失敗が待っています。
知識を持った状態で、営業マンと商談を重ね、知識のアップデートをしていくようなイメージを持つといいでしょう。
2:妻を商談に連れていった。
次2度目の交渉は、1週間後の土曜日に行った。
ここではじめて妻も同席させてみました。
なぜ妻を連れて行ったのかというと、最終的に財布を握っているのは妻であり営業マンにとっても妻がいなければ商談に本気になってくれないからです。
独身なら好き勝手にできるのですが、結婚している以上妻の承諾が必要です(悲しみ)
ここで、営業マンと交渉した結果、はじめてPREMIUMグレード20万円引きという具体的な値引き額までもっていった。
交渉のポイント
妻がいるのといないのとでは、商談における営業マンの本気度が違うようで交渉にも力が入っているようだった。
そして、この2回目の交渉で妻を同乗させて試乗、また今乗っている愛車プリウスの下取り査定もお願いしました。
試乗については購入する気が満々だったので文句はありませんでしたが、一方で、下取り査定については思った以上に査定額が提示されなかったので私の中では不満が残りました。
最終交渉で大幅値引きに成功した。
実は、2度目の交渉から最終的な交渉までの期間約1か月ぐらい過ぎていました。
なぜ1か月も過ぎていたのかというと、下取り査定額に不満だったので一括査定を利用したり、ライバル車にあたるであろう「CX-5」の見積もりも一緒にとったりもしていました。
ただ、CX-5への浮気はほぼ一時的でやはり本命はハリアーで心の中では決まったのです。
ただ、この1か月という冷却期間があったおかげで、自分自身で頭を冷やすことができましたし、ディーラーの営業マンにもライバルが他にもいるよってことをアピールできたと思います。
そして、最後の交渉の為に1ヶ月ぶりぐらいにトヨタのディーラーに訪れて、新型ハリアーのマイナーチェンジモデルが発表になったということも追い風に働き値引き額が一気にアップしました。
そしてその結果、約40万円ぐらいの値引きに成功しました。
※全ての内容晒すのもアレなので多少モザイク処理しています。
なぜここまで車両本体価格を値引きができたのか?それは、
- あと1か月もすればマイナーチェンジモデルになってしまう。
- ここで逃せば、また話は白紙に戻る
- ハリアーの在庫を残すわけにもいかない
とくに、最後のちょうどハリアーの在庫車がディーラーに余っていることが私に運を呼び込み、最終的な見積もり金額から「40万円」の値引き額に成功しました。
恋愛と一緒で「焦らしたもん勝ち」のような状態です(笑)
付属品を別に購入した。
車本体の値引きが確定した時点で、次は付属品の値引き交渉を行った。
なぜなら、私の考えでは車は車で値引きを行い、付属品は別で値引き交渉を行ったほうがトータル値引きが大きいと確信しているからです。
ただ、付属品と言っても、
- フロアマット
- サイドバイザー
- リアバンパーステップガード
ぐらいしか取り付けする予定はなく、エアロパーツなどはあとでゆっくり中古品でも探そうと結論になった。
最終的には、営業マンと粘っこく交渉して約20%の値引きを勝ち取ったのでこちらもある程度成功になりました。
下取りではなく一括査定を使ったから
先ほども話に出ましたが、下取り額に不満だった私は一括査定を利用して売却することにしました。
40万円の値引きも大きかったが、ハリアー購入に拍車をかけたのが最終的な「査定額の差」です。
最初今まで乗っていた愛車であるプリウスを査定してもらったところ、40万円という査定額になりました。
「最低でも50万円にはなるだろう」と踏んでいたのですごく拍子抜け、聞いた瞬間最悪な気分でした。
ディーラーの営業マンに査定してもらったのですが、ボディの傷などが大きなマイナスポイントだったようで最終的には45万円という結論に。
冒頭でも説明しましたが、そこでゴネても仕方がないので、私は下取りという選択を一旦保留にして、「違う場所で買い取りしてみよう」と気持ちを切り替えることにしたのです。
そこで利用したのが、インターネットで申し込みができるナビクル車査定という、一括査定を使ったサービスです。
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プリウスの下取り額に大きな不満!一括査定を使って高く売却する方法
私は「プリウス」をディーラーに下取りしたとき、想定したより遥かに低い査定額でした。 だから、下取りは一旦やめてネットで一括査定を申し込み、4社の業者から同時に査定してもらったところ、最高値と最安値の差 ...
ナビクル車査定を使った理由は、査定業者が最大10社同時査定できるのと、インターネットを使っているので市場規模が高いのではと感じたからです。
また、サイト内ではディーラーとの価格差が大きいことも期待できるポイントでした。
例えばディーラーでの下取りや単独での買い取りでは、どうしても比較対象がないせいで価格が下がりがちになります。
一方で一括査定ならライバル車と同時に査定するので、本当に必要な業者、市場に見合った形での売却することが可能になるのでは?と考えました。
また、実際の買い取り実績を見ても期待できるのではと考えました。
結果的にはこの考えは正しかったです。
実際に査定をしてもらったのは、ガリバー、ビッグモーター、カーセブン、コンチネンタルオートスの4社だったのですが、そのうちのひとつが「634,000円」と期待を上回る査定額を提示してくれました。
口コミもあり買い取り額に不安はありませんでした。
20〜30万円高くなればもっと良かったのかもしれませんが、あまり欲張ると良いことありません。
希望下取り額が50万円で、10万円以上オーバーはできたので大満足と言えるでしょう。
まとめ
納車1週間前に、ディーラーの前で撮影した写真です(笑)
最終的には、
- 車両本体価格を40万円の値引きしてもらった。
- 付属品を20%引きして後日購入した。
- 一括査定を使って査定額を限界までアップすることに成功した。
という3つの方法を使って、念願いや悲願と言っても良いハリアーを手に入れることができました。
もちろんマイナーチェンジしたことによる運の要素があったことは間違いありません。
でも、一方で粘り強く交渉したことや、CX−5の見積もりをとったり、カタログを見て勉強したり、一括査定を利用したりと、そのあたりについては努力の結果であり、自分が行動を起こしたことによる結果です。
結局、「すぐやる人」が全てを手に入れる。
ではありませんが(笑)、私は新車のハリアーを手に入れるためにやれることは全部行動をしてみた。
もし、同じように新車が欲しいけど、どうしても予算が合わず購入できないと嘆くぐらいならまずやれることを全部やってみましょう。
その中でも、値引き額の調整弁となる査定額については、無料でできる一括査定を利用して下取り額との比較をしてみよう。
新車の値引きを1万円するより、買い取り額を1万円上げるほうがよっぽどかんたんなのですから。