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車を売るための準備

車を売るとき「カーナビに入ってる音楽データー」はどうするべきか?

更新日:

「新しい車を購入するのでこれから車を売るつもりなんだけど、過去に自分のCDから取り込んだHDD(ハードディスク)ナビの『音楽データー』は消したほうが良いのか?

音楽データーは著作権なども関係してきますし、前のユーザーが録音した音楽が入っているのもなんか嫌ですよね。

では、実際車を売却する際に、HDD内の音楽データーをどのように扱えば良いのか。

また、残ったままにしておくと査定などで何か大きなデメリットがあるのか、そのあたりにフォーカスを当てて説明していこう。

車を売るとき、HDDナビに録音された音楽データーはどうするべきなのか。

録音データーを「消さなければならない」というルールはない。

結論から先に言いますが、車の査定するときや実際に売却するときにナビの音楽データーを消さなければならないという規定はありません。

ですから、音楽データーが残っていたとしても査定額が上下することは一切ないです。

また、買い手と売り手どちらかが消去しなければならないというルールも全くないので金額には影響はしないでしょう。

ただ、個人情報の取扱いがしっかりとしている販売店では、新しいお客さんに納車するとき前のユーザーの音楽データーや定期点検記録簿の名前などすべて消しています。

一方で、細かいところが行き届かない販売店では、データーの消去などまったく気づかずにそのままなところもあります。

そのため、もし車を売る立場であるあなたが、自分で音楽データーを消去できれば事前に消してしまったほうがいいでしょう。

では、HDD内にある、音楽データーは簡単に消せるのか?

安心してください。どんなHDDナビでも音楽データーを消す項目があります。

機種によってそれぞれ消去方法は違っていますが、ほとんどの機種では設定画面に「消去」というスイッチがあるのでスムーズにできるはずです。

もちろん、取扱い説明書が車に積んであるのなら消去方法は必ず記載されているのでその通りにやってみればかんたんにできます。

もしそれでも、自分でできなかったとしたら、査定するとき担当者の方に相談してみましょう。

HDD内の音楽データーの移動は難しい

では次に、HDD内にある音楽データーを次の車に装着させるナビに移動できるのかどうかの質問です。

ただ、基本的にHDDナビの音楽データーの移動は難しいと考えたほうがいいでしょう。

その理由は大きく分けてふたつ。

  1. 音楽データーの持ち出しは著作権に該当する。
  2. HDDナビの機能的な問題で録音データーの移行は難しい。

から。

まず、自分だけでしか使わないと言っても録音されたデーターを他の機種に移動することは著作権に反する行為になります。

また、HDDナビは音楽データーの移動を前提として作られていません。技術的に不可能なんです(メーカーは別ですが)

例えば、現在使っているカーナビにSDスロットがありSDカードに音楽を取り込んでいるなら話は別です。

録音データーはあくまでSDカードに入っているのですから。

でも、HDDタイプでは、データーがナビ本体の内蔵HDDに直接録音されているので移行する術がありません。

また、HDDタイプのカーナビを修理に出すと、データー消去の可能性をメーカー側に常に確認されるので、データーの保存としては適さないタイプのカーナビとも言えるのです。

ナビゲーションの脱着はマイナス査定になる。

音楽データーを移行できない。それならナビゲーション本体ごと次の車に移設する。

これなら、技術的には可能になります。

ただ、カーナビを脱着して移設するということは、売却時にナビゲーションが装着されていない状態での引き渡しとなります。

そうなると、今度は査定にも影響を与えることになります。

 

査定の基準点が掲載しているホワイトブックを参照すると、ナビゲーションやオーディオの評価は「加点方式」が採用されます。

 

加点方式とは、判定や評価において、良い点や優れた点などを点数として積み上げていく方法を意味する語。

このため、もし査定時にHDDナビが脱着された状態で査定を実施した場合、6年以上使っているカーナビは20点、つまり20,000円のプラス査定になるのです。
※逆に、取扱説明書が付属されていなければ3,000円のマイナスになります。
 
関連:ナビゲーションの取り外しは車売るときの査定にどう影響するのか?
 

ところで、HDDナビは現在衰退の一途を辿っています。

なぜなら、HDDはもともと熱や振動に弱く、車との相性が悪く故障しやすいからです。

それならわざわざ移設するのはやめて、せっかく新しい車を購入するのですからカーナビも新調したほうが良いと思うのです。

また、HDDタイプに代わって今主流になっているSDナビは熱や振動にも強く、さらには容量を劇的に増えてきているのでHDDに拘る必要もありません。

さらに今では、Bluetooth機能も充実しているので、音楽データーをわざわざデーターとして移すことなく、そのまま再生ができるので非常に便利になってきています。

まとめ

わざわざ、移設してまでHDDナビにこだわる必要はないでしょう。

これからは、スマホとの相性の良いナビに変えたほうがコストパフォーマンスなども考えれば手間がかかりません。

車購入時にカーナビも新調するのは、新築を建てて家具を一新するようなもの。

せっかくの古いタイプのナビゲーションが少しでもプラス査定になるならそのまま売却するべきです。

移設なんてして、振動でHDDが故障なんてしたら元も子もないですからね。


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