違反運転を繰り返した結果、免許取り消し処分になってしまった。
しかも、2年間という長期間の処分です。
高額な罰金を支払うことになったのはもちろん痛いのですが、それよりも今後2年間運転することができなくなってしまったのが大きな問題です。
このように免許証の取り消しや停止処分のタイミングで車の売却を検討される方もいるかと思いますが、それは正しい選択なのでしょうか?
そこでこの記事では、長期間放置予定の車の売却が可能なのか、またどこで売却するべきなのかを解説していきましょう。
目次
免停や免許証の取り消しになってしまった車の売却
長期間乗る予定がないのなら売却する。
本人の意志を尊重しますが、個人的な意見を言わせてもらうと最大2年間という長期間運転しないのなら売却するべきです。
あとで改めて説明しますが、一括査定の比較サイトを利用すると、もっとも高く売却できる可能性があります。
なぜなら、車が長期間置きっぱなしの状態になると、
・バッテリーは使い物にならなくなる。
・ボディやフロア、ブレーキなど錆や腐食が進行する。
・ナンバーをつけっぱなしにしていると税金を無駄に払う必要がある。
など、複数の弊害があるからです。
それならまだ車の価値がある間に、いっそのこと今乗っている車を売却するべきなんですよね。
たとえば、車がもしも高く売れたのなら、その売却資金で高額な罰金の支払いの補填することにも繋がります。
また、一度車を売却することで、本当の意味で反省や更生をすることになり、もう一度免許取得したときに心機一転再スタートすることができます。
今乗っている車を売っても、もう一度免許証を取ったときに、改めて車を購入すればいいんですよね。
免許取り消されても車を売ることは可能
免許を取り消されると車は売ることができないのか。
いいえ、決してそんなことはありません。
売却する本人が免許証を持っていようがなかろうが「売却」には一切関係はありません。
車を売るために必要なのは、車検証の所有者は誰になってるのか。唯一つ。
車検証の所有者の欄が本人になっていればすぐに売却は可能。
また、所有者の欄がディーラーやクレジットカード会社になっていたとしても、ローンさえ完済していれば譲渡書を発行してもらいすぐに売却は可能です。
もし仮にローンを支払ってる最中であれば、安易に売却することができませんがやり方次第では売却が可能。
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もちろん、譲渡書の発行手続きなどは買い取り業者で全て代行してくれます。
いずれにしても、免許の有無で売却の可否に一切関係がないのでその辺りは気にしなくてもいいでしょう。
もちろん身分証明書として免許証がなければ保険証などで対応する必要があるのでそこだけは注意してください。
乗らなくなった車を売却する4つの方法
さて、それでは実際に乗らなくなった車をどこで売却すればいいのか4つの方法を説明します。
ディーラーはできるだけ売却候補から外す。
まず、代表的な売却候補のディーラーですが、なるべくならディーラーを売却候補にするのはやめておきましょう。
なぜなら、ディーラーは出張査定を基本しておらずこちらから車を持ち込む必要があるからです。
免許がないなら、車を持ち込んで査定するのは難しいですし、何よりディーラーは販売する場所であって買い取りする場所ではないんですよね。
下取りして再販するのが目的なので買取車の基準についてもとても厳しく、どうしても査定額が低くなる傾向があります。
個人売買での売却は難しい。
車が乗られない状態で、ヤフオクやジモティーのような個人売買をするのも厳しいでしょう。
なぜなら、すべて相手に動いてもらうのは理屈上難しいからです。
たとえば、住んでいる地域にもよりますが、陸送の手配や名義変更手続きなどを自分で実施する場合、移動が困難になる可能性があるからです。
もちろん、知人や友人など親しい間柄の相手に売却することで全て代行してもらうことも可能ですが、近い相手との個人売買はトラブルの原因となるので正直おすすめしません。
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いずれにしても、あなたの免許がなく行動範囲が限定されているのであれば、個人売買のような手間のかかることは避けるべきでしょう。
買取業者は無料出張査定してもらえる条件であり
ガリバーやビックモーターなど大手買取業者はおすすめです。
もちろん、無料出張査定してもらうことが前提ですけどね。
これら、全国展開している大手買取業者は売却するための基本的なノウハウがあります。
たとえば、ガリバーでは買い取りしてからオークションまでもっていくスピードが早いので市場価値にそった売却額の提示が可能です。
一方で、ディーラーは下取りしてから展示するまでの管理コストが高いので、査定額も渋めになります。
また、ガリバーやビッグモーターなど大手買取店は、全国展開しており、もし要望やニーズがあった場合、実際の市場価値に沿った買取額の提示も可能です。
POINT
いずれにしても、資本の数、店舗の数が多い場所を相手に売却したほうが高価買取してもらえる可能性があがります。
一括査定の比較サイトを使って売却する
先ほどはガリバーやビッグモーター相手に単独査定をする方法を説明しました。
そこで、単独査定ではなく複数の査定業者を利用するサービスを使うのはどうでしょう?
それが、さまざまな業者にて一括で同時査定をおこなう一括査定の比較サービスです。
一括査定を利用すれば、先ほど紹介した「ガリバー」や「ビッグモーター」を含む、50社以上の査定業者で一度で査定が完了します。
しかも最大で10社まで同時査定をすることができるので、買取額も同時に比較ができます。
同時で査定するので、ガリバーやビッグモーターを始めとした買い取り業者がさまざまな角度からあなたの車を評価するのでひとつの業者で査定するよりも売却額が期待できます。
もちろん両サービスを比較すると、複数の入札があるヤフオクのほうが高く売れる傾向があります。
まとめ
免許が取り消しにされ、そのまま1年以上放置する予定があるなら、思いっきって売却したほうがいいでしょう。
今現在愛車の価値があるうちに売却をして、もう一度免許をとったときに心機一転新しい車を購入して再スタートを切る。
これが、違反金や維持費などを考えた場合、もっとも現実的な答えです。
そこでもしあなたが本当に売却する意思があるなら、せっかくだから高く売りたいと考えるのは当然です。
それなら、ディーラーや買い取り店の単独査定ではなく、そのガリバーやビッグモーターなどを大手買取業者を競争して価格を競わせる一括査定を利用することが高価買取への最高の近道なんですよね。
今価値あるものを、もっとも高い金額が売却して、数年後の再スタートするためのキッカケにしましょう。
私は新車を購入するため、今まで乗っていたプリウスをディーラーに下取り査定を頼みましたが、予想してたよりもはるかに低い査定額でした。
そこで、下取りを一旦辞めてネットから「車一括査定」を申し込み、複数の業者から同時に査定してもらったところ、最大で234,000円の価格差がついたのです。
しかも、はじめに「概算金額」から教えてくれるので、自分の車の「相場価格」もかんたんに知ることができる。
無料一括査定なら最大の「10社」買い取り業者を使って同時に比較ができることができますし、 申込みも1分程度で終わるのでおすすめ。