ハイエースのセパレートバーがないと車検に合格できないって知っていますか?
セパレートバーとは、乗車定員と荷室を仕切るバー形状のことで、別名『仕切り棒』とも言われています。
4ナンバーや1ナンバーの貨物車は、車検を受ける際に必要になっており、これがないと車検に受かりません。
セパレートバーの装着条件
・ハイエース、レジアスエース、キャラバン→必要
・サクシード、プロボックス、ADバン→不要
ハイエースではもはや定番の部品で、もし今持っていなければ用意する必要があります。
そこでこの記事では、ハイエースのセパレートバーの金額と代用することが可能なのか元ディーラーで働いていた経験から解説していきましょう!
ハイエースのセパレートバーについて
セパレートバーの金額はどれぐらいするのか?
セパレートバーは、新車には当然、標準装着されています。
しかし、中古車や個人売買で購入したときには外されていたり、忘れられたりして装着されていない可能性があります。
もちろん部品は純正品になるので、トヨタ共販店で購入が可能。
気になる金額はというと、純正の定価で約1万6,000円で購入できます。(意外に高いですよね)
取り付けは、多分5秒とかでできるので誰でも簡単にできます。
セパレートバーは代用可能なのか?
要は乗員と荷室を仕切ればいいだけですから、代用品で検査を通すことは可能なのでしょうか?
実はこのあたりはグレーゾーンになっており、お店によっては嫌がるところがあるのも実情です。
とくに、私が働いていたディーラーや、ある程度名の通った自社で検査を行う指定工場では車検を通さない可能性が高いでしょう。
なぜなら、車検は国土交通省が法律を定めており、お店は国から認可をもらい通す車の品質に責任を負う義務があるからです。
たとえば、ホームセンターで売っている突っ張り棒などで代用し、車検を通したあとに、何か大きな事故が発生した場合、重大な責任を負わなければなりません。
車検を通した側からしたら、そんな将来のリスクなんて負いたくないのが本音です。
もちろんユーザーの自己責任という名の下で、小さな民間工場などでは車検を通してくれるところもあると思いますが、ディーラーや大手民間業者などでは、難しいと考えていいでしょう。
いずれにしても、セパレートバーがなくて車検が通らないのなら、セパレートバー自体を購入する必要があります。
セパレートバーは標準・ワイドで長さが違う。
ちなみにこのセパレートバー、標準ボディとワイドボディーで長さが違います。
もし紛失して購入が必要なら、自分の車のボディー形状にあったセパレートバーを注文してください。
ちらっとAmazonを探してみると、純正よりもはるかに安い社外品が用意されていました。
こちらはワイド用ですが、部品の金額が約5,000円ぐらいなので純正を買うよりもよっぽど割安です。
いずれにしてもセパレートバーがなければ車検が通らなくなるので、車検時期が近づいてきたのなら早めに用意しておきましょうね。
まとめ
今回は、ハイエースのセパレートバーの話をしました。
セパレートバーは、3ナンバーのハイエースワゴンには不要ですが、1・4ナンバーのデラックスDXやスーパーGLには必ず必要になります。
貨物車は車検を受ける際、色々と細かい法律があり、気をつける必要があります。
昔と今で車検の事情も変わって、コンプライアンスの面で非常にうるさくなってきているので、車検不適合な状態なら融通がきかなくなってきています。
いずれにしても、ハイエースの車検を取るなら、セパレートバーは1本必ず用意しておきましょう!
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