ヴェルファイアのリコールをディーラーで実施してきました。
作業内容は助手席エアバッグの対策品への交換。
そもそもリコールとは、メーカーの製造途中に問題があった場合、国土交通大臣に事前届出を行い回収・修理を行い、事故・トラブルを未然に防止する制度です。
もちろん修理費用は、メーカーが負担するので無料。
とくに今回のエアバッグ改修リコールに該当するトヨタ車は多く、ヴェルファイアだけではなくアルファードやカローラフィールダー、ノアやヴォクシーなど数多く対象車となっています。
しかも、今回のエアバッグリコールはちょっと事情が違い、もし交換していなければ車検に合格できなくなってしまうのです。
目次
2系ヴェルファイアのエアバッグリコールをディーラーで実施
エアバッグリコールを実施しなければ車検が通らない。
エアバッグリコールを実施しないと車検が通らなくなったのは、平成30年5月からで、ついにお国も、車検という法律のところまで抑えにきたって感じです。
もし自分の車が対象かどうかは、国土交通省のリコール情報検索のページで調べることができるので要チェック。
ちなみに、私も以前記事にしているので合わせて確認してください。
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エアバッグを交換していないリコール対象車は「車検が通らない」新制度を解説
日本国内で、いや全世界でもっとも大きな問題となったリコール。 それは、タカタ製エアバッグの異常破裂によるリコールで間違いないでしょう。 国産・外車問わず、たくさんのメーカー、車種で対象範囲でしたが、2 ...
ヴェルファイアのエアバッグリコール作業の一部を見学させてもらった。
今回せっかく作業をしてもらったので、ディーラーの人にお願いして作業の一部を見せてもらいました(ありがとうございます)
交換するエアバッグ本体は助手席側。
ヴェルファイアの場合、対策品へと交換するためには、内装の一番前側に装着されているインストルメントパネルを取り外す必要があるようで、見てください!1時間後には前側がもうバラバラの状態。
そして肝心のエアバッグは、インストルメントパネルの裏側に直付けされており、こちらに新しい対策品のエアバックインフレーターを取り付けします。
もちろん古いエアバックはディーラーさんが回収します。
交換に必要な作業時間はおおよそ2、3時間程度かかったかもしれません。
いずれにしても、時間はある程度必要になると思うので、予約してから作業をしてもらった方がいいでしょう。
違法改造車でもリコール「だけ」は受けてくれる。
これよく質問されるのですか、車検が通らない状態、つまり違法改造車だったらいたらリコールを頼んでも断られるんじゃないか?と、不安に感じる方がいると思います。
しかし、その心配は無用。
リコール作業では違法改造車でも断られないようになっており、
たとえば、
- 違法マフラーを装着してある
- タイヤがはみ出している
- フロントガラスにフィルムを貼っている
など、普段ディーラーに入庫できないような訳あり車であっても、リコールだけは受付してくれます。
車高が低すぎて工場に入庫できないなどがあればまた別問題なんですけどね。。
どちらにせよ、不良品のエアバッグは異常破裂する可能性があるし、交換しなければ車検が受かることないのですから、もしまだ作業していないのならさっさと予約して交換してもらったほうがいいですよ。
いずれにしても、車検までに絶対に交換が必要なんですから。
もちろん、そろそろ買い替えなどを検討しているのなら、エアバッグが未交換であっても査定などには影響はないので、わざわざ交換する必要はないんですけどね。
私は新車を購入するため、今まで乗っていたプリウスをディーラーに下取り査定を頼みましたが、予想してたよりもはるかに低い査定額でした。
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