車の出張査定の当日。
車を高く売るために、どのような行動をとるべきなのでしょうか。
事前準備をしっかりとして、
査定当日に、査定をする担当者に好印象を持ってもらえるための
テクニックを紹介します。
テクニックと一言で言っても、誰でもかんたんにできる方法です。
ですが、案外できていない方も多いと思うので改めて紹介します。
外装はきれいに洗い、室内は掃除しておく
出張査定の準備として、まずあなたが最初にやるべきことは
「洗車」や「室内清掃」など、車の状態をキレイな状態にすることです。
参考:車を査定額を上げるために洗車や室内清掃は必要か不要なのか?
なぜなら、査定のおいて第一印象の見た目はとても重要だからです。
例えば、車のボディに付着したピッチやタールなどの油汚れ。
また、ひどくザラザラした鉄粉の付着など、
第一印象が悪ければ、査定する側も
「なんか不潔で汚い車だなー」と先入観を抱いてしまいます。
そうなると細かな汚れも気になってくるのが普通なのです。
なので、査定当日までに
ある程度手間をかけて洗車や室内掃除をしておきましょう。
修理できない傷や凹みまでは治す必要はありませんが、
細かな傷や汚れはコンパウンドで落とすことだって十分に可能です。
また、室内のゴミや内窓のガラスの汚れなどもキレイにしておくのがベスト。
「人は見た目が9割」と言われているように、
あなたの愛車の見た目も整えていたほうが、
ファーストインパクトとしては、好印象をもたれやすいですからね。
ただし、査定をおこなう日が、
天候が悪く、雨降りならもちろん洗車は不要です。
雨の日の査定は、「ボディの傷が目立ちにくい」「査定が雑になりやすい」
などメリットもあるので、チャンスなのかもしれませんよ。
過去に修理歴に「嘘偽りは言わない」で正直な対応を心がける
もちろん、査定するのはあくまで「車」です。
それは、事実であり間違いはありません。
だからといって、査定を依頼するほうも、依頼されて査定をとるほうも、
あくまで「人」です。
だからこそ、あなたの発する言葉や対応、人格などで、
査定士に与える印象が大きく変わります。
査定当日は、過去の修復歴や修理歴が99%の確率で聞かれるでしょう。
そんなとき、もし過去に大きな事故で修復歴があったとしても、
決して隠してはいけません。
なぜなら、査定士は修理歴のある車を見分ける能力がとても高いからです。
査定はここがポイントであり、車のプロと素人の違いがここにあるのです。
あなたが過去の修理歴を正直に話しただけで、
印象が随分と変化していきます。
「あーこのお客さん、正直に話してくれるなぁ」と思われます。
知らずに知らずに査定士に好印象を与えることになり、
あなたの発言の信頼度は大きく上がっていきます。
それが、査定に良い影響がでてくる可能性があります。
一方で、第一声でいきなり嘘をついてしまうと、
信頼関係が芽生えるわけがありません。
聞かれてもいないことを、
わざわざペラペラと話す必要は全くありませんが、
聞かれたことついては、正直に話すことを心がけてください。
車の前から決して離れてはいけない
できれば査定するときは、
一緒に立ち会ったほうがいいでしょう。
どんなに準備万端だとしても、
当日、うっかりミスなどがあるかもしれません。
- 車の取扱説明書が見つからない。
- 純正パーツやスペアキーなどの積み忘れ。
- 保証書や整備記録簿の積み忘れ。