外見上では、綺麗で傷も少なく、走行にも全く問題はありません。
車検でもしっかり整備しているので、現状致命的な欠陥ももちろん抱えていません。
できれば「高く売りたい」と考えています。
このような状態なんですが、どこを利用すれば車を高く売ることが可能なのでしょうか?
今回知人からこのような相談を受けました。
10年落ちしている年式的に古いRV車・SUV車を売却することは可能なのか。
また、どこよりも高く売るにはどのような方法が良いのだろうか。
それでは、説明していきましょう。
もっとも高く売るなら「面倒」だが個人売買
まず、年式的に10年以上経過した車を高く買い取ることは難しいかもしれません。
車には時価という時間の価値が存在していおり、毎日少しづつ価値が下がっていっているからです。
また、10年以上経過していると、現状で問題がなかったとしても故障のリスクを常に抱えています。
そうなると、買い取りをする業者側としても、高いお金を払ってまでリスクを負うのは難しいと考えるはずですから。
でも、その中でも最も高く買い取りする方法があるとすれば、
個人売買で売却することだと思います。
個人売買なら、中間マージンがないので、あなたと購入する側の直接的な取引です。
ある程度「言い値」で売却することが可能でしょう。
また、個人売買する相手がいないなら、「ヤフオクに出品」するという方法も残されています。
ヤフーオークションは、不特定多数を相手に個人売買をするには最適なマーケットです。
パジェロのような「アウトドアなどに特化した車」などは特に欲しがっているユーザーは必ずいます。
「最も高く売る」という目的を考えたのなら試してみる価値はあるでしょう。
ただ。それでも私は個人売買をおすすめすることができません。
個人売買は、業者に売却するよりもトラブルになるリスクはあるし、初めて車を売却する方には「書類上の問題や車自体の保証の問題」など、超えなければならないハードルが高いからです。
参考:安さに騙されるな!車の素人が個人売買をするととても危険な理由
それでは「買い取り専門店」で買い取りしてもらうことはできないのか?
いいえ、そんなことは決してありません。
年式が古い車でも「市場への価値」さえあれば、
まだまだ「値段」をつけることは可能になります。
古くても車によっては価値がある
パジェロのような「SUV・クロカン系」は、多少年式が古く状態があまり良くなかったとしても、まだまだ査定額が高くなる可能性はあるでしょう。
参考:SUVのハリアーやランクル・ハイエースなどが高価買取される3つの理由
先ほど説明したとおり車には「市場価値という概念」があります。
今回のパジェロが「中古車のマーケット」の中でどれだけ価値があるのか。 その点を考えると車の価値は古さだけでは測ることはできないのです。
パジェロをはじめとするSUV・クロカン系は、
- 海外での需要が凄まじく高い
- 公道以外でも使われている車
- アウトドアで使用用途が豊富
- 雪国で必要とされている
などの強みがあります。それがそのままマーケットの価値になるのです。
個人売買でも確かに「高く売る」ことは可能なのですが、
市場を相手に売却したほうが、同等の価格かもしくは、さらに高く買取りしてもらうことだって可能になります。
- トヨタのハイエース
- 日産のキャラバン
- スズキのジムニー
- トヨタのランドクルーザー
- いすゞのビッグホーン
- 日産のテラノ
などにも当てはまります。
もちろん故障している車や走行不能なら買い取りは難しいでしょう。
また、車検が切れていても買取価格は下がります。
でも、車検という考えだってあくまで「国内」に目を向けたときに考える話であっても海外に目を向けた場合にはあまり関係はありません。
このように価値を見出してくれる場所にさえ、立たせてあげることさえできれば、まだまだスポットライトを浴びせさせることは可能になるのです。
複数の買い取り業者を比較させる一括査定がおすすめ
市場に目を向けることができれば、あとは愛車を「誰に」「どこに」「どのように」売却すべきか答えはでるはずです。
例えば、市場規模が小さく下取りしたあとに再販するしかない「ディーラー」などに買取り依頼をしても、値段がつく可能性は限りなく低いでしょう。
そうではなく、中古車のマーケットが広い全国規模の中古車業者の場合にはどうでしょうか?
例えば、中古車のガリバーなどはマーケット的にも広いので買い取り額があがる可能性があります。
ただ、ガリバーも単独査定なので「価格の比較」という意味では物足りないかもしれません。
その為には「ディーラーにて下取り」ガリバーなど「単独の買い取り」ではなく、複数の業者が一斉に見積もりをとる「一括査定のサービスを利用する」ことであなたの車を、様々な業者に査定させることができるんです。
実際の買い取り事例なんですが、これはディーラーと一括査定を利用したケース。
一方で、複数の買い取り店を一括で比較したケース。
自分の街で小さく営業するディーラーと、また全国規模で大きく営業をする一括査定を利用した場合。
どちらがより利益を得ることができるのか?需要があるかを考えたら自ずと答えは見えてくるでしょう。
しかも先ほど紹介した「ガリバー」や「ビッグモーター」「アップル」など有名買い取り店も加盟しているので安心です。
どんなにあなたの車に需要があっても、目に止まる場所に立たせてあげないと一生、日の目を見ることはできません。
買取額が低いのではなく、買取額が低い場所でしか査定していなければ決して自分の満足した査定額になることはありませんからね。
まとめ
ガラクタかどうかは、周りの人やあなたが決めることではありません。
決めるのはあくまで「市場」であり「ニーズ」だということを忘れてはいけません。
10年経過したから「諦める」のではなく、だからこそ、あなたの車の価値を認めてくれる正しい場所を選ぶことが「高価買取の成功に導く鍵」なのは間違いありませんからね。
私は新車を購入するため、今まで乗っていたプリウスをディーラーに下取り査定を頼みましたが、予想してたよりもはるかに低い査定額でした。
そこで、下取りを一旦辞めてネットから「車一括査定」を申し込み、複数の業者から同時に査定してもらったところ、最大で234,000円の価格差がついたのです。
しかも、はじめに「概算金額」から教えてくれるので、自分の車の「相場価格」もかんたんに知ることができる。
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