「フロントグリルに大きな傷」を発見した。
しかも、メッキ部分なので磨いてキレイにもなりません。
グリルは、車の顔に当たるので、傷があると商品価値が下がってしまうのか気になります。
ここでは、フロントグリルをはじめとしたメッキ部分、その他のモール類などの小部品について査定基準を解説します。
メッキ・モール類や小部品の標準条件とは?
まず、ホワイトブックに掲載してある査定基準のベースを解説します。
- メッキ表面に商品価値に影響する傷がないこと。
- 1センチ未満の凹みや小傷は無減点とする。
- 破損、曲がり、腐食、異物の付着がないこと。
マイナス査定になる基準は、1センチを超えるかどうかで判断できます。
フロントグリルなど、エンブレムやモール類など査定基準
査定基準は1点につき、1,000円。
フロントメッキグリルに損傷があった場合、マイナス15点(15,000円)になります。
例えば、メッキや塗装の剥がれ傷などが該当します。
先ほど説明したように基準は「1センチ以上か1センチ未満」で決まります。
ただ、フロントグリルのようなメッキ部分が目立つパーツ以外は査定基準もそこまでシビアではありません。
例えば、エンブレムに傷があった場合には3点(3,000円)のマイナス。
トヨタマークのような大きめなエンブレムが査定対象になります。
あと、最近では見かけなくなりましたが、ボディのストライプテープが剥がれていたり、文字が薄くなったりした場合にはマイナス20点(20,000円)になります。
メッキやモール類などの査定基準
メッキやモール類をはじめ、ドアウェザーストリップゴムなど小部品の査定基準を掲載しておきます。
ちなみに、マッドガード(泥除け)付き車も傷があれば5点(5,000円)の減点になるので査定前に傷の状態はチェックしておきましょう。
メッキ・モール類 | 交換 | 1・破損や曲がり、1センチ以上の凹み・線傷、全体にわたるさびがあるもの。 2 破損、曲がり、腐食、異物の付着がないこと。 |
|
部品名 | 減点 | ||
フロントグリル | 15 | ||
モール(バンパーモール含む) 1本 | 5 | ||
エンブレム・オーナメント 1個 | 3 | ||
ウェザーストリップ 1本 | 5 | ||
スタライプ(片側) | 20 | ||
マッドガード | 5 |
まとめ
基本的に、自動車の査定は基本価格からの減点方式を採用しています。
なので、査定対象車に50万円の価値があっても少しづつ減点され、最終的には半分の25万円になることもあります。
そうならないためにも、磨きなどで落ちる傷な錆などは、コンパウンドなどを使ってできるだけ事前に消しておきべきでしょう。
その一方で、基本価格が決まっていても、販売店独自の査定基準があることも事実です。
例えば、
- あなたの車を欲しがっているユーザーが既にいる。
- 地域、季節的な要因で、あなたの車を必要としている業者が違う。
- 海外などで人気の車種
などで、査定価格がガラリと変わるのも事実。
ですから、多くの査定業者に目を向けさせるためにも、1社だけではなく複数社が同時で査定できる「一括査定」を利用してみよう。
それだけで、大きく査定結果が変わるかもしれませんからね。
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