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査定時のチェックポイント

買い取りする車のフロアマットを外すとマイナス査定になるのか?

更新日:

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車を売却するときに、フロアマットを装着しなければ、
査定額が下がりますか?
売却して新しく車を購入予定なのですが、
全く同じ年式違いのアルファードを購入予定なので、新しい車に流用できないかと考えて質問しました。

査定するときには、先に必ず聞かれる「付属品取り外し」の有無。
オーディオ機器やナビゲーション機器また、アルミホイールなどは、
査定額にも影響します。

では、どの車にもほぼ、例外なく装着されている、
フロアマットについてはどのような査定基準なのでしょう。

内装(インテリア)のフロアマットの査定基準

まずは内装の査定基準を説明していきましょう。
いつものように「ホワイトブック」を参照にします。
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内装の標準状態については以下のように説明しています。

  1. 内装は規定のものであり、破損、汚れ、シミ等がないこと
  2. マット類に衰退、欠品のないもの
  3. 積載物その他の理由による異臭のないこと

このようにフロアマットについて「欠品のないもの」と言及はしているので、
装着されていないフロアマットはもちろん、
汚れや、穴あき、また状態が悪い場合には同じく減点の対象になるでしょう。

それでは実際に、どのぐらいの減点なのでしょうか?
フロアマット一台分の減点は、なんと
35点減点になります、つまり1点=1,000円ですので、
3万5,000円の減点となるわけなんです。

ただ、状態が悪い場合にも同じく減点されるので、
もし、次に乗る車が「同型車」なら取り外してもいいのかもしれません。
実際にアルファードの純正フロアマットなら「アホみたいに高額ですからね」

凄まじく高額な純正のフロアマット

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フロアマットは、車を購入するならできれば純正が望ましいのです。
なぜなら、マットがなければ、カーペットがむき出しになり、
足元の汚れが直接ついてしまうからです。

ただ、純正のフロアマットはとても高額で、なかなか簡単には購入できません。
事実、新型アルファードのフロアマットはなんと102,600円という信じられない価格になっているのです。

もし、冒頭にも言ったとおり「同型車」に乗ることが決まっているなら、
査定前に取り外しておくようにしましょう。

ただ、気をつけていただきたいのが「同型車」と言っても、
年式や型式が同じクルマじゃなければ、取り付けできない可能性もあります。

純正でも年式や仕様の違いで取り付けできないこともある

フロアマットを取り外すと言っても、
同型車でなければなりません。
いや、それだけではありません。
純正のフロアマットは年式や仕様、型式などで細かく形状が分かれています。

例えば、同じアルファードでも、
「10」「20」「30」系がありますし、ハイブリッドだってあります。
また、年式が同じでも「7人乗り」と「8人乗り」があり「寒冷地仕様」でも違ってくるのです。

このようにただ同じ車種というだけで、すべてのフロアマットが
全く同じ形をしているわけではありません。
そうなると、取り付けすることで危険性が増す場合もあるのです。

最近はこのように「フロアマットに関する事故」が多発しています。
スクリーンショット 2016-01-25 14.45.02参考乗用車用フロアマットのアクセルペダル等への影響に関する調査結果

フロアマットは正しい方法で装着しなければ、大きな事故に繋がる可能性があります。

  1. 純正マットの上に二重牽き
  2. 純正以外のフロアマット装着
  3. 同型車でも違う型式のフロアマット装着

など購入する車、専用の形状じゃなければ、
逆にアクセルペダルなどが引っかかり、事故に繋がる可能性があるのです。

本当にあなたが取り外しする予定の車と、
これから購入する予定の車のフロアマットは同じ形状なのでしょうか?

少しでも、コストを抑えるつもりで行っている行動が、
実は事故を引き起こす可能性があるということを忘れてはいけません。
似ているようで、全然違う形をしているのが「フロアマット」というパーツなのですから。

まとめ

このように、同じ車種でも年式や仕様が同じなのかどうかは、
購入する店舗の営業マンなどに確認をとってみてはいかがでしょう。

部品の品番などは、車検証があればすぐに出すことが可能ですから。

もしモデルが違うのなら、無理をしてフロアマットは取り外しせずに
装着したままで査定に出してみてはいかがでしょう。

無駄なマイナス査定になることもないですし、
せっかく新しい車を購入するならマットも新調したほうがいいですしね。

事故の危険性が増えることも同時に視野に入れながら、
考えてみてくださいね。


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