中古車を購入するときに真っ先に気をつけなければいけない重要なポイントは、修復歴(事故歴)のある車を買わされないようにすることです。
購入したあと、数カ月後に整備に出したきっかけで修復歴(事故歴)があると判明することがあります。
業者によっては、「こんなの修復歴(事故歴)に入らないから」「購入価格より低い価格でしか引き取れない」などトラブルの原因にもなります。
もちろん、購入時に自分で修復歴のある車だと見分けられたら1番良いのですが、あまり車の構造がわからないユーザーにとっては、なかなかそう簡単にもいかないですよね。
そこで今回の記事では、「修復歴(事故歴)がある中古車の購入を回避するための方法」を具体的に説明します。
購入後に発覚してトラブルになるぐらいなら、最初から購入しない可能性をあげていった方がより確実なのですから。
目次
事故車は買いたくない!「修復歴」の車を購入しないための方法
まず、「修復歴」と「事故歴」また「事故車」など混在している方が多いと思うので、まずこちらの記事を参照してください。
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「修復歴」と「事故歴」の違いと修復歴におけるルールを解説
「修復歴」と「事故歴」って何がどう違うんだ!? すごく似ているようで、微妙に違う修復歴と事故歴という言葉。 車をこれから売却するなら「修復歴」とどういったものかを知る必要がありますし、これから購入する ...
それでは、「修復歴」がある車の購入を回避する方法を説明します。
ディーラー系の中古車センターを利用する
まずは、トヨタやホンダなどディーラー系の中古車を購入するのが安心です。
ディーラー系中古車販売店は他の一般的な販売店に比べてみると、価格が高くなりやすいデメリットはありますが、安心という面ではやはり1番なのでしょう。
やはりディーラー系販売店は、メーカーの看板を背負っているので、修復歴のある車を偽って販売してもメリットがないからです。
例えば、修復歴のある車を偽って販売し、後で発覚した場合、ブランドイメージが大きく傷つくことにもなります。
また、購入したユーザーがメーカーの「お客様相談ダイヤル」などでクレームを入れた場合、メーカーから販売店へ直接の指導が入ります。
だから、ディーラー系の販売店は修復歴のある車を「なし」として販売するにはリスクが大きすぎるので失うもののほうが大きいので偽る必要がないのです。
いくら車が売れていないといってもメーカーの後ろ盾がある限り、他の一般的なブランド力や販売力があります。
もちろん、ディーラーでも修復歴のある車両を販売していますが、自動車公正取引協議のルールに沿って展示車両にはキッチリと「修復歴の有無」が表示されてあるのです。
「修復歴の表示」がされているところで購入する。
ディーラー系の販売店にしても、またそれ以外の民間の販売店にしても、もし中古車を展示するなら価格表示に修復歴の有無の表示は絶対に必要です。
例えば、下の写真は問題となる表示例になりますが、修復歴の有無が表示されていません。
一方で、正しい表示例は以下のようになります。
中古車を管轄している、公正競争規約で定められている表示のポイントは、
- 修復歴がある場合は「あり」ない場合は「なし」のいずれかを必ず表示すること。
- 修復歴がある場合は、修復部位の表示、また内容が記載できないなら修復歴の部位について尋ねる際の対応を記載しておくこと。
- 修復歴がある車について「修復歴なし」と表示した場合はもちろん、「修復歴の有無」を表示していない場合も不当表示となります。
要するに、修復歴があったら必ず記載して、なくてもしっかりと「ない」と明記する必要があるってことです。
例えば、これから婚活するのに、子供が「いる」「いない」、過去に離婚経験が「ある」「ない」など先に話しておくのは当然のことです。
こんな重要な問題を、後回しにするから大きなトラブルに発展するんです。
もちろん、中古車の販売だって一緒です。
大手ディーラー販売店に対して怪しい中古車業者は、展示車両の価格表示の正規な記載方法をしていない可能性があり、修復歴などについては一切書かれていないケースもあります。
そのあたりを、しっかりと確認せずに中古車を買ってしまうと、大きな代償を支払う必要があります。
安さばかりに目を向けて購入すると失敗する、典型的な事例でしょう。
修復歴(事故歴)がある中古車を売らない「ガリバー」を使う
事故車両を買わないようにするなら、はじめから「修復歴(事故歴)」のある車を売らない」と宣言している場所で購入するのがベストです。
例えば、中古車を販売しているガリバーでは「修復歴の販売しない」という部分を明確に打ち出しています。
ガリバーでは修復歴車の販売を行っておりません。
ガリバーでは、お客さまが安心できる車両を販売するため、販売しているすべての車両には修復歴(事故歴)がないのはもちろんのこと、最大2,000項目にもおよぶ徹底的な検査を行い、車両の内外装・骨格部のダメージを詳細にお伝えしています。
修復歴の表示がしっかりと明記されていても、見落としてしまい間違って購入するかもしれません。
そんな危険性が1%でもあるのなら、「はじめから修復歴(事故歴)のある車を販売しない」と決めてあると安心です。
しかもガリバーの場合は、ディーラー系販売店のように全国に拠点を持っているのでアフターサービスで劣るわけではありません。
また、ディーラーよりも価格の面で安く抑えてあり、購入しやすい価格で販売されています。
そして何より「最大で10年保証」という圧倒的なサービスを展開しているのです。
ペットだって健康診断をしっかりとして、「異常がない」とわかれば飼うように、中古車だって修復歴があるかどうか、また走行には問題がないかなど厳密にチェックをしてから販売するお店で購入するのがベストなんです。
修復歴がある中古車を誤って購入したらどうする?
それでも、やはり修復歴があるかどうか不安な方もいるでしょう。
ただ、修復歴の「ある」車を「なし」として販売した場合、たとえきちんと修理され、性能に問題がなかったとしてもキャンセル要求を受けて返金にも応じなければなりません。
自動車公正取引協議の会員になっている、ディーラーや大手販売店などが違反した場合には、「警告」「厳重警告」「違約金」などの制裁を受けることになります。
一方で、どのように経営しているかもわからないような非会員の業者が事故車を理由にしたキャンセルに応じないときは、残念ながら裁判を起こして解決するしかありません。
ですから、何度もしつこいですが、中古車購入するにはやはりある程度「知名度のある」販売店を選ぶことが重要です。
まとめ
修復歴のある車をひと目で見抜くことができれば誰も苦労はしません。
それでも、修復歴のある車を誤って購入しないためには、
- 修復歴の「あり」「なし」をしっかりと明記している場所で買う。
- ディーラー系の中古車販売店で買う。
- 明らかに怪しい業者や、価格表示されていない業者では購入しない。
- はじめから修復歴を販売しない「ネット販売店」ガリバーを利用して買う。
以上の4点に気をつければ、失敗を回避することができます。
あまり価格の安さばかりに目を向けずにある程度、ブランド力も考えながら車を見つける方法が1番です。
だからといって、絶対ディーラーで買ったほうが良いと言っているわけではなく、保証なども含めて購入先を検討するようにしましょう。
ガリバーは購入する中古車の年式が7年未満ならで最大「10年の長期保証」があります。
なので、他のディーラー系中古車販売店よりも長い圧倒的にアフターサービスが充実しています。
しかも、中古車販売にしては異例の返品制度もあるので、リスクが少なくある程度安心して購入できます。
「事故車を間違って購入してしまわないか」と不安に感じているなら、はじめから「修復歴のある車を売らない」と宣言しているところで購入しよう。
これから、あなたが長く乗る愛車を豊富なネットワークを利用して探してもらいましょう。
►►中古車のガリバーを利用して未公開車両を探してみる。
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