「ディーゼルエンジン」が良いのか、それとも「ガソリンエンジン」にしておくべきなのか?
ハイエースはグレード選びが難しい車ですが、原動機、つまりどちらのエンジンするかでも悩んでしまいますよね。
単純に価格の面で言うと、高額なディーゼル車よりもガソリン車を選んでも十分です。
しかしその一方で、使用目的によっては物足りなく感じてしまうかもしれません。
そこで今回の記事では、ハイエース200系エンジンの種類と特徴について詳しく解説していきましょう!
目次
ハイエース200系「ディーゼル」か「ガソリン」買うなら選択するならどれか。
パワーの「ディーゼルエンジン」バランス型の「ガソリンエンジン」
単純に両者のエンジンを比較してみると、
- トルクがあり、パワーもあるが高額なディーゼルエンジン。
- 走行バランスに優れたガソリンエンジン。
このような特徴があります。
確かにディーゼルエンジンのほうがトルクの太くパワーもあるのですが、やはりネックとなるのが価格です。
たとえば、同グレードにてディーゼルエンジンとガソリンエンジンを比較してみると、「約40万円」ディーゼル車の方が高くなります。※以前は60万円ほど違いました(汗)
マイナーチェンジでパワーアップしたディーゼルエンジン
ディーゼルエンジンは2007年の8月のマイナーチェンジを経て2.5Lエンジンから3.0Lエンジンへと変わったことはご存知でしょう。
- 初期型:2.5L
- Ⅱ、Ⅲ、Ⅳ型:3.0L
3.0Lエンジンの特徴としては、低回転から高回転域まで効率的な可変ノズルターボチャージャーを採用して、コモンレール式で高圧化して噴射させることで、より燃料を細かくすることことで完全燃焼をさせます。
またNOxの発生を抑えるために排出ガスの一部を水冷式クーラーで冷却し、燃焼室に再循環させるクールドEGR装置も搭載。
さらに、高性能な触媒装置でもある「DPR」などを搭載した高い環境性能とパワフルな走りを実現しているのです。
また、今回のマイナーチェンジでさらなる改良を加えることによる「低燃費」「低騒音」「低振動」および動力性能を高次元でバランスよく仕上げることに成功しました。
これらの変更により「平成21年排出ガス基準」を達成して完全に新時代のクリーンディーゼルとなったのです。
実は発売した当時は、「サプライポンプ」「コモンレール」「DPR装置」「インジェクター」など燃料装置に数々の不具合が起きていました。
でも、それも今は昔。
最近ではマイナーチェンジを繰り返していくごとに、改良を重ねて、トラブルが少ないエンジンに変貌を遂げてきたのですね。
1KDエンジン始動後のフィーリングを動画にしています。
燃費は悪いが実用的なガソリンエンジン
一方でガソリンエンジンは2.0L、2.7Lともに、VVT-iという連続可変バルブタイミング機構をもち、平成17年基準排出ガス50%レベルをクリアしています。
主軸である2.0Lガソリンエンジン
最高出力は133馬力、実用的にはまったく問題が無いレベルでしょう。
ハイエースのほとんどのグレードにこのエンジンが搭載されていることからも、もっともポピュラーなタイプになります。
確かに2000CCとちょっと物足りなく感じてしまうかもしれませんが、実用性のあるトルクと伸びを感じることができます。
ただ、急な坂道などでは、パワー不足を若干感じられました。
通勤や日常生活にはなんら問題はないですけどね。
ワイドボディに搭載されている2.7Lガソリンエンジン
最高出力151馬力とトルクは2リッターエンジンよりも32%アップしているのが特徴でありますが、
2.7Lガソリンエンジンはワイドボディにしか搭載されていないということ。
なので、4ナンバー標準車のスーパーGLを購入しても、2.7Lエンジンを選択することはできません。
なので、ガソリンエンジンを選ぶ選択肢の中では、「2.0Lと2.7L」というのは好みというよりも、選ぶボディ形状やグレードによって変化していくと覚えておいたほうがいいでしょう。
ディーゼルエンジンとガソリンエンジンどちらが「お得」か?
高性能でパワフルなディーゼルエンジン。
「2.0Lと2.7L」のガソリンエンジン両者とも実用性にはなんら問題はありません。
結局ボディサイズを選択することでどちらかが決まってくるのですから。
それでは「ガソリンエンジンとディーゼルエンジンどちらを選べば良いのか」という問題について。
正直、日常生活レベルではどちらを選んでもなんら問題がないのです。
燃費 | 市街地 | 高速道 |
---|---|---|
2.0Lガソリン (1TR-FE) |
6〜7km/L | 9〜11km/L |
2.7Lガソリン (2TR-FE) |
7〜8km/L | 10〜12km/L |
3.0Lディーゼル (1KD-FTV) |
10〜11km/L | 14〜15km/L |
ハイエースは70以上のグレードが存在しているため、参考程度にしかなりませんが、ディーゼルエンジンのほうが、若干燃費が良いという計算になります。
なので、燃費シュミレーションしていくと、走る距離が多ければ多いほど、「ディーゼル車」を購入したほうが元を取れる計算になるのです。
具体的には「10年、10万km」を通過点程度として走行するつもりなら、ディーゼル車を選んだほうがいいでしょう。
また、あまり乗らず走りにこだわりがないなど、基本的な走行バランスを満たしていればなんの問題もないというユーザーには、価格差のことを考え、最終的にはガソリンエンジンを選ぶ方が多いのです。
やはり最終的には、価格と性能のバランス。
基本的にはどちらも高性能ですので、一長一短があるのは事実。
だから最終的には、仕事と遊びで使用するヘビーユーザーまた、予算にも余裕があり、より高い走行を求めるのなら「ディーゼルエンジン」
支払いがちょっと厳しいが、それでも「ハイエースが欲しい!」
また、走りにこだわりが特にないが、より静かなほうが良いというなら「ガソリンエンジン」で決まりでしょう。
実際にガソリン車のほうが販売台数も多いのが現状ですからね。
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