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履きつぶしスタッドレスタイヤで次の冬を乗り切るのが危険すぎる理由

   

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冬タイヤを「夏タイヤとして使用」し、そのまま次の年に冬タイヤとして使用する。

つまり履きつぶしタイヤをそのまま使用しているドライバーが多いことが、
周りに結構いることに気がつきました。
ただ、履きつぶしタイヤを冬タイヤとしては絶対に使ってはいけません。

なぜ使ってはいけないのか、その理由を説明していきましょう。
決して北海道や東北の冬道を舐めちゃいけません。道路には危険がいっぱい潜んでいますよ!

履きつぶしスタッドレスタイヤで冬を乗り切ることができるのか。

スタッドレスタイヤを履きつぶしている人の割合

まず、北海道や東北など降雪地域では、
ご存知の通り「タイヤの履き替え作業」というのが存在します。

夏タイヤから冬タイヤに交換するのが10月から11月ぐらい。
冬タイヤから夏タイヤに交換するのが4月から5月ぐらいに皆さん実施しますね。

まあ、夏タイヤで雪道を走るイカれたドライバーはほぼいないと思います。
滑ったら、即事故につながる可能性が高いのからですね。

一方で冬タイヤを履いたまま、交換せずに夏タイヤとして使うドライバーは一定数いるのです。

 
事実10人に1人は、冬タイヤのままで夏に突入しているようなんですね。
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では、夏タイヤとして使い続けた冬タイヤを、次の冬まで越年することは可能なのでしょうか?

履きつぶし冬タイヤを翌シーズン使い続けることができるのか?

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履きつぶし冬タイヤを翌シーズン使い続けることは、危険行為なので絶対にしてはいけません。
なぜなら、どんなに良い状態の冬タイヤだったとしても、
ひと夏を、その冬タイヤで過ごしてしまった場合、タイヤとしての性能、機能はもうなくなっているからです。

例えば、冬タイヤはゴムの柔らかさでしっかりと止まるのかどうかが変わります。
ゴムの柔らかさが接着剤のような役割を果たしていて、
ゴムが柔らかければ路面にしっかりと止まり、硬ければ逆に滑りやすくなります。

ただ、どんなに柔らかいゴムでも、夏の熱い路面に接触し続けると、
やがて硬化して、カチカチになっていきます。

またそれだけではありません。
夏よりも冬タイヤのほうがゴムが圧倒的に柔らかいので、残量がなくなるのも早くなります。

プラットホームと呼ばれている限度摩耗にも早く到達してしまいます。
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履きつぶしたタイヤを履くと結果としてはどうなる

最終的に履きつぶしたタイヤを使うとどうなるか?

そうです。結局は滑って事故に遭遇する可能性は高くなります。
こちらのコンパクトカーであるプラッツも、スタッドレスタイヤを履きつぶしていたばかりに、
ブラックアイスバーンで滑ってハンドル操作が不可能になり、ガードレールに思いっきりぶつかってしまったのです。

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本人は「スタッドレスタイヤだから大丈夫だと思った」と言っていましたが、
正直、見込みが甘いと言わざる得ません。

事実タイヤを触ってみると、ゴムの硬化は激しくとても冬タイヤとして使えそうな感じではありませんでした。
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まさしく「大丈夫だろう」と勘違いからきた事故であり、
しっかりと対策をしておけば、防げた事故でもあるんですけどね。

しかも車両保険にも加入していないせいで、保険を使って修理することもできません。

結局は廃車になってしまったのですが、
冬タイヤの準備が悪かったせいで、起きてしまった典型的な事故だと言えるでしょう。

冬タイヤを履きつぶししてはいけないの?

最後に誤解のないように言っておきたいことがひとつだけありますが、
じゃあ「冬タイヤは夏タイヤとして使ってはいけないの?」という答えです。

冬タイヤとして使うつもりがないなら、全然OKです。
よくタイヤメーカーで冬タイヤを「夏として使うのはダメ」なんてことも書いていますが、
それは夏にタイヤが売れなくなるからの当然の主張です。

例えば、冬タイヤとしての寿命はせいぜい3年から4年なんですが、次の年に冬タイヤを確実に購入する予定があるなら、
最後の夏は、夏タイヤとしてそのまま使い続けて構いません。

「夏タイヤよりもうるさい」「走行抵抗があるので燃費が悪くなる」というデメリットはありますが、
そのあたりを気にしなければ、夏タイヤの節約にもつながりますしね。

ただ、何度も口酸っぱくいいますが、夏タイヤとして一度使ったスタッドレスタイヤは、
次の年、絶対に新品に交換しましょう。

そうしなければ、先ほどのプラッツのように、
あなたの車もクラッシュしてしまう可能性がありますからね。

まとめ

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履きつぶしスタッドレスタイヤの疑問については、

  • 一度夏タイヤとして履きつぶした冬タイヤを使ってはいけない。
  • 次の年に冬タイヤを購入するなら、夏として履きつぶしても構わない
  • もし履きつぶしてしまった場合には必ず新品に交換する

この3つのルールを必ず守るようにしましょう。

冬タイヤを装着する目的は、事故を起こさず自分をまた家族を安全に守ることです。
一度夏タイヤとして履きつぶしたスタッドレスタイヤを、
そのまま冬タイヤとして使うのは、賞味期限の切れた食品を食べるようなもの。

もはや、美味しさは感じず具合が悪くなる可能性が高くなるのと同じで、
自分の車の故障にもつながりますからね。

それでもどうしても冬タイヤを購入する予算がないなら、
ブリジストンやダンロップなど国産のタイヤメーカーに拘る必要はありません。

オートウェイタイヤ通販なら国産スタッドレスタイヤの約半額で購入できます。

また、日本市場向けのスタッドレスタイヤに仕上がっているので、
性能も大きく落ちるわけではありません。

どんなに良いスタッドレスタイヤを履いていたとしても、
履きつぶししまえば機能性はなくなって大きな事故につながるかもしれません。
それなら、なるべく安い冬タイヤを購入して、安全で安心できる運転をしましょうね。



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