新品タイヤを買ったばかりなのに、車を売る必要に迫られてきた。
たとえば、タイヤを購入したあとで、
- 愛車が、故障してしまった。
- 突然、新しい車が欲しくなってきた。
- 車検費用が高額になってしまった。
など、理由がそれぞれあるでしょう。
もちろん、タイヤサイズによって価格の違いはあれど、高いお金を支払って購入したのですから「勿体ない!」という気持ちはわかります。
でも、勿体ないという理由だけで「査定すること」を止めてしまうと、かえって損をしてしまう可能性もあります。
そこでこの記事では、新しいタイヤを購入しちゃったけど、車を売る必要に迫られたという方に向けて記事を書きます。
タイヤ(ホイールもですが)は単体で売却も出来ますし、状態によってはプラス査定にもなるのでネガティブな要素ばかりじゃないんですよね。
新品タイヤを買ったあと車を売却することになってしまった場合の対処方法
余っているタイヤとホイールを装着させて査定する。
せっかく新品タイヤを購入したのなら、査定する前に違うタイヤを装着させましょう。
たとえば、北海道や東北の方などは夏タイヤと冬タイヤ2セット所持しているはずなので、使い古されたタイヤを装着させます。
もちろん査定する前に装着させることが大事です。
なぜなら、タイヤの状態で査定額が変わってしまうからです。
そして残ったタイヤ&アルミホイール、もしくはタイヤだけを単品で売ることも可能。
売却場所としてはネットがベスト。
タイヤの買取サイトのタイヤ買取ナンバーワンなど、全国対応できる買取サイトを利用して売却するのがいいでしょう。
でもその一方で、余っているタイヤがあるなら装着させてもいいのですが、わざわざタイヤとホイールをセットで購入してまで違うタイヤを履かせる必要はありません。
もちろんタダで手に入ればそれに越したことはありませんが、なかなか同一サイズのタイヤとアルミホイールをセットで手に入れることは難しいです。
当然ヤフオクなどを利用して中古で購入することも可能ですが、それなりの金額を支払う可能性もあるので、タイヤとアルミを用意できないのであればそこは我慢してそのまま査定してもらいましょう。
その理由は、タイヤとホイールの状態が良ければ、査定時に加点される仕組みになっているからなんですよね。
タイヤとアルミホイールは加点対象になる
新品タイヤやアルミホイールは加点対象になります。
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タイヤの残り溝やホイールの傷や損傷で査定金額が変化する?
あなたの愛車を正確な金額で売るためには、必ず査定をすることが鉄則です。 査定といえば、ボディの傷やエンジンの状態ばかりに目を奪われがちですが、実はタイヤとホイールにも明確な査定基準が存在しているのです ...
たとえば、17インチ乗用系タイヤでタイヤの残量が5ミリ以上あった場合、1本6点の加点。
つまり、6000円のプラス査定なり、4本合計2万4,000円上乗せされます。
また標準的なタイヤサイズである15インチなのでも1本4点の加点で、4,000円となり合計で16,000円の加点となるので、購入してしまったタイヤのマイナス分を何割かは回収することができます。
一方、いらない古いタイヤを履かせてしまった場合にはマイナス査定を食らってしまう可能性があります。
たとえば、タイヤの残量が車検の基準となる1.6ミリ以下だった場合、17インチでマイナス25点 つまり4本で10万円のマイナスです。
まあこれは、再販時にタイヤを新品にする必要があるので当然といえば当然です。
このように、タイヤは加点減点がはっきりしているので、あまりにも古いタイヤを装着させて売却すると損をする可能性があることを忘れないようにしましょう。
時間の価値を忘れないようにしよう!
タイヤを新品にしたからといって「勿体ない」という気持ちになり、さらに売れる車を乗り続けていると、あなたの車の市場価値は時間とともに下がってきます。
車を売却において、この時間の価値は重要です。
本来、適正価格で売却できる車が、1年間タイミングを逃すこと言って市場価値がガクッと下がる可能性があります。
査定するときの基準となるホワイトブックにも、使用月数早見表というものがあり、時間とともに価値が消滅していきます。
もちろん時間と共に価値が上がる「レア物・プレミア物」のような車種も中には存在していますが、一般大衆車でそれを期待するのはあまりにも都合が良すぎです。
いずれにしても、一度でも履かせてしまったタイヤは返品することはできないので、もし仮に車を売却する気になったのなら、「新品タイヤ」ということをポジティブに捉えて、少しでもプラス査定になるよう早めの決断をしましょう。
まとめ
新品タイヤを買ってしまったからといって、あまりネガティブに考える必要はありません。
それよりも、どこで売却するかのほうが重要です。
たとえば、近くの中古車買取店で単独査定するよりかは、複数の業者で同時に行う一括査定を利用した方が、ライバルが増えるので査定額は黙っていても高くなる可能性はあります。
当然です。
なぜなら、ライバルが増えるほど価格競争が働くのですから。
ですから、新しいタイヤを購入したと言う小さなマイナス要素ばかりに目を向けず、大きな視野をもって査定額の最大化を図りましょう。
新しいタイヤを購入してもったいないという気持ちはよくわかりますが、
・もし余っているタイヤでそれなりに状態の良いタイヤがあるならそれは履かせて売却する。
・もし余っているタイヤもなく、あまりにも古いタイヤしかないのであればあえて履かせずに査定をする。
余計なことをしてマイナス査定されてしまったりすると、逆に損をする可能性のほうが高くなってきますからね。
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