「朝ムーヴのエンジンをかけようとしたのですが、セルが回りません」
最近私に来る電話といえば、こんな話ばかりです滝汗。
だからと言って、困っているお客さんを無視するわけにもいきません。
早速レスキューに行ってきました。
新車から購入して8年ぐらい経過いるようですが、
遂にバッテリー本体が限界にきたので新品に交換しました。
そこで、今回の記事テーマとしては、
L175ムーブのバッテリーの脱着方法と交換費用について解説していきます。
ムーヴのバッテリーサイズとかかった費用
今回交換したバッテリーはこちら。
ダイハツのムーヴは、全ての年式で「B19L」というサイズを使っています。
もし、心配ならバッテリー上部にサイズが書いてあるので確認してみてください。
エンジンが始動しない状況
まず、どんな風にエンジンがかからないのか動画で撮影しました。
全く始動できる気配がありません。
お客さんの話では、ちょっと前からセルの回りが悪かったこともあり、
予兆のようなものはあったようです。
また、ヘッドライトやルームランプの消し忘れなどがないことから、
単純なバッテリートラブルということで、バッテリー本体を故障と判断しました。
バッテリーの取り外し方法
それでは、ムーヴのバッテリーを脱着していきます。
いつも口酸っぱく言っていますが、
バッテリー交換するときに絶対守らなければならないルールとして、
①のマイナスターミナルを先に取り外すこと。
これだけは守ってください。
なぜ、マイナスターミナルを先に取り外すのかというと、
マイナスから取り外すことにより、プラスターミナルとの干渉、
つまりショートするのを防ぐことができるからです。
脱着方法としては、
- ①のマイナスターミナルを取り外す
- ②のプラスターミナルを取り外す
- バッテリーステーなど脱着に邪魔なパーツを取り外す
という順番でやってみるといいでしょう。
国産車のバッテリーターミナルのサイズは、
10ミリのメガネコンビネーションレンチで取り外しできます。
プラスターミナルも同じように10ミリです。
作業効率アップの為に、ボックスドライバーを使用してターミナルを取り外してみました。
見ればわかると思いますが、左ストラットタワーに10ミリのボルトが止まっています。
こちらを外して、バッテリーのステーを取り外しましょう。
逆側も10ミリのナットで止まっています。
あとはもう車両から取り外すだけ。
軽自動車のバッテリーと言っても、重量があるので横転などさせないように注意して脱着しましょう。
バッテリーの取り付け
最近のバッテリーには、取っ手がついているので、
かんたんに持ち上がります。
脱着に順番があるように、取り付けにももちろん順番があります。
先程とは逆に、
- バッテリーのステーを取り付ける
- プラスターミナルを取り付ける
- マイナスターミナルを最後に取り付ける
という順番で取り付けていきましょう。
これで取り付けもOKですよね。
あと、バッテリーを取り外しすると、ラジオのメモリーや時計表示。
また、パワーウインドウなど初期設定が必要になるので忘れずにおこなってくださいね。
ラジオのメモリーなど、いちいち消去されるのが嫌なら、
以下のように、バッテリー交換時にターミナルに接続するタイプの、
メモリーバックアップというカーグッズも存在しています。
まとめ
バッテリーは消耗品です。早いもので3年から4年。
長期で使ったとしても、7年ぐらいが限界を迎えます。
夏の外気温度が高いときには、気が付かないかもしれませんが、
外が寒くなってくると、始動不良などのバッテリートラブルが増えていきます。
そうは言ってもディーラーやカーショップなどでバッテリーを購入すると、
このサイズ約8,000円から10,000円はかかってしまいます。
その点、ネットをAmazonや楽天などネットを利用すると5,000円ぐらいで購入できるので、
交換さえ自分でできれば、無理をしてまでディーラーやカーショップに頼る必要はないでしょう。
全て他人任せにしないで、
「自分でできそうな作業は、まず自分でやってみる」
この精神でいると、無駄なお金を使わずに済みますからね。
まずは何事も、チャレンジしてみることが大事ですから。
はじめはよくても、1、2年後に同じようにバッテリー上がりになり、最悪地方でトラブルになる恐れもあります。
そこでバッテリーの専門店から販売している「カーエイド」のバッテリーならノーマルタイプはもちろん、充電制御車、寒冷地仕様にも対応。
全バッテリーが送料無料で、不要なバッテリーも無料回収します。
もちろん、2年間、さらに40,000kmの補償付きです。
プロが選んだ最高クラスのカーエイド バッテリーなら安心して購入できます。
さらに、万が一を備え「JAF会員」になれば、突然のバッテリー上がりにも迅速に対応します。
また、タイヤのバーストやキー閉じ込みなど、外出先で起こりがちなトラブルも対応するフルカバータイプのロードサービスです。