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30系プリウスのバッテリーあがり!交換方法の手順と費用について解説

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30系プリウスのバッテリーあがり!交換方法の手順と費用について解説
30系プリウスのエンジンがかかない。

朝エンジンを始動してみると「READYランプ」が点灯していない。

このような状態なら、バッテリーあがりを起こしている可能性が高いでしょう。

なぜなら、一般的に補機バッテリーの寿命は4〜7年と言われていて、この車は新車からもう5年以上経過しているから。

ハイブリッドカーとはいえ、エンジン始動用バッテリーの寿命は、普通のガソリン車と全く一緒なんですよね。

そこで今回、プリウスの補機バッテリーの交換したのですが、せっかくの機会なので、

・30系プリウスのバッテリーの交換方法
・30系プリウスの補機バッテリーの価格の比較

について解説してみます。

「交換はちょっと難しそう」「自分には無理だろう」と思っている人ほど見てもらいです。

ハイブリッドカーの「バッテリー交換」ってそんな難しい作業ではないですからね。

 

30系プリウスのバッテリー交換費用

ディーラーにて30系プリウスバッテリー交換の見積もりとった。

交換する前に、まずは気になるバッテリー料金のお話です。

トヨタディーラーで見積もりをとってもらったところ、なんと「29,800円」にもなりました。

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見積もりをしたバッテリーは国産バッテリーメーカーでは大手の「ACデルコ

プリウスのようなハイブリッドカーは、乗用車のバッテリーと違い専用バッテリーを採用しているので非常に割高です。

一方で、通販サイトはどうなのか?

大手通販サイトであるAmazonにてバッテリーを調べてみると、約13,000円とディーラーで買うより半額以下で済んでしまいます(ノω`*)

今回は、どうしても緊急性を要して、ディーラーにて購入しましたが、もし時間があって予算重視ならAmazonや楽天、ヤフーショッピングなど通販サイトで購入したほうが99.99%お得に買えるでしょうね。

30系プリウス補機バッテリー交換方法のすべて

30プリウスのバッテリー交換するときに必要な工具

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今回のプリウス30のバッテリーを交換するための必要工具はただひとつ。

10mmのコンビネーションレンチだけこれ1本あれば、他には必要ありません。

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ボックスドライバーもあったほうが作業性がアップして楽ですが、別になくても全然問題がありません。

10mmのレンチは100円ショップなどでも販売しているのでもっていない方は買いにいきましょう。

もっていない方は、事前に購入しておきましょう。

30系プリウス内装部品の取り外し方法

まず、バッテリーの場所を確認しよう。

ほとんどの乗用車のバッテリーは、ボンネットを開けるとエンジンルームの前方に搭載されています。

ですが、プリウスのバッテリー搭載場所は、エンジンルームではなくトランクスペース。

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装着場所を勘違いしないように注意が必要です。

まず手始めに、デッキカバーを取り外していきます。

デッキカバーの取り外し方法は、丸いレバーをクルッと回すと取り外しができます。

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そのままデッキカバーを取り外ししてしまいましょう。

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黒いデッキボードもそのまま取り外して構いません。

持ち上げれば脱着が可能になります。

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すると、クォーターパネル右のサイドカバーだけ残りました。

先にデッキボックスを取り外ししておかない、右サイドカバーが被っているので取り外しできない構造になっています。

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あとはもう少しで、バッテリーが見えますよ。

サイドカバーは矢印に記されてように、内装のトリムボードの穴に刺さっているだけですので横にスライドさせるイメージで引き抜いてください。

これで、いよいよバッテリーの出現です。

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30プリウスのバッテリーの取り外し方法

さて、いよいよバッテリーが見えてきたので、ここから本体を取り外ししていきましょう。

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10mmのコンビネーションレンチを使用して、2か所で止まっている「ボルト」と「ナット」を取り外し、バッテリーステーを緩めていきます。

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ステーのボルトを緩めて取り外しすると、ステーは自由に移動ができます。

ただ、温度センサーのコネクターが付いているので、無理をしてステーと切り離さず下に避けておくだけで問題はありません。

とくに配線にも無理がかからはず。

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まずはバッテリーのマイナスターミナルから取り外していきましょう。

本体にも「-」と記されているので、とくに問題はないと思います。

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バッテリーを取り外しをするときに絶対に必要なルールとして、先にマイナスターミナルから取り外しをすること。

なぜなら、マイナスターミナルはすべての電装品の元となっており、接続されたまま作業をしていると配線がショートしてしまうからです。

要は、自宅のブレーカーのような役割と思っておきましょう。

注意

電装品を取り扱うときには、必ずバッテリーのマイナス側を外す。

 

 

次はプラスターミナル。赤いカバーにて保護されていますが、上部に引くだけで取り外しが可能です。

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マイナスターミナル同様に、10mmのコンビネーションレンチを使用して取り外していきましょう。

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すべてのターミナルを切り離すと、何やらホースのようなものが接続されています。

これ、プリウスのバッテリーの特徴で、室内用のガスホースになります。

このホースは引き抜いて構いません。

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バッテリーサイズは補機バッテリー専用「34B20R」

肝心のバッテリーサイズは「34B20R」

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ここで、1点だけ注意してほしいところがあって、それは「30系プリウスのバッテリサイズには2種類存在する」ところ。

Gグレード、ツーリングセレクション・レザーパッケージHDDオーディオナビシステムのみ容量の大きい「S46B24R」です。

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プリウスのバッテリーの移植作業

バッテリー本体から、先ほどの取り外ししたホースのオスの部分である、パイプを取り外しします。

刺さっている方向から、力を入れて引きぬけばかんたんに取り外しができるので、気にせずに引っ張りましょう。

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取り外ししたパイプをそのまま新品のバッテリーに装着します。

取り付け位置は溝が切ってあるので、かんたんに取り付けが可能です。

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同じようにバッテリーを取り付け位置にセットしてホースを忘れずに取り付けてしまおう。

最後にしてしまうと忘れる可能性が高いので注意ですよ!

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プラスターミナルをしっかりと奥まで取り付けします。

取り付け状態が浅かったりすると、接触が悪くなってエンジンがかからなくなる可能性があるので細心の注意を払って取り付けしましょう。

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後は先ほどの取り外しした4箇所のボルトとナットを取り付けします。

先ほども説明はしましたが、バッテリーはマイナスターミナルから取り外すというルールがあるので、今度は逆に「プラスターミナル」から取り付けします。

取り付ける順番としては、

・①プラスターミナル
・②マイナスターミナル
・③と④はどちらの順でも構いません。

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あとは復元作業になります。

同じようにサイドカバーを取り付けをします。工具の積み忘れがないかなど最終チェックです。

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バッテリー交換後におこなうべき設定など。

もちろん交換後には「READYランプ」が点灯するのかどうかを確認です。

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バッテリーを交換したあとには、初期設定が必要になる部分があります。

プリウスの場合には、

  • ナビゲーションのテレビやラジオを設定
  • パワーウィンドウのAUTOの設定
  • 時計が狂うので設定
  • 社外のエンジンスターターが装着されていたら初期設定

などがあります。

時計はボタン操作でかんたんに設定できます。

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また、ナビゲーションのテレビのチャンネル設定も取扱説明書に掲載されているので確認しておきましょう。

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最後に:バッテリー交換は自分でできる!

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室内にバッテリーがあるので、難易度が高めに感じてしまいますが、実はそんなことは全くありません。

手順に沿って、ひとつひとつしっかりとこなしていけば、誰だってかんたんに交換することが可能です。

でも一方で、バッテリー交換は誰でもできるかんたんな作業なのですが取り扱いを間違うと非常に危険です。

引火性もあるので、最悪車自体に損傷が起きてしまう場合だってあるのです。

だからこそ、丁寧に解説しました。

プリウスのバッテリー交換が必要な方がいた場合、なにかの役に立てれば幸いです。

しかし、今回は時間がなかったので仕方なくディーラーでバッテリーを購入しましたが、はっきりいうとディーラーでのバッテリーの価格設定は高めです。

同じ本体の価格を比較すると、半額以下で購入できるのですから。

バッテリーの性能は国産メーカーであれば、原価はほぼ一緒なので大きな差はなく、あとは利益の問題です。

そう考えると、やはり価格面でネットのほうが明らかに安い。

とくに、パナソニックのカオスバッテリーや、GSユアサバッテリーなど、大手メーカーでの同サイズでのバッテリーでも約13,000円程度で購入できるのですから。

バッテリー交換が必要で、注文する時間のある方はネットのほうが断然お得に購入できますからね。

 

しかも輸入品バッテリーに至っては10,000円以下で購入できるからびっくりですよね。


私は新車を購入するため、今まで乗っていたプリウスをディーラーに下取り査定を頼みましたが、予想してたよりもはるかに低い査定額でした。

そこで、下取りを一旦辞めてネットから「車一括査定」を申し込み、複数の業者から同時に査定してもらったところ、最大で234,000円の価格差がついたのです。

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