貯金を増やすには、どのぐらい生活を切り詰めればいいのでしょう。
毎月の支払いが大変でなかなか貯蓄に回すことが難しい。
また、給料が少なくてお金が貯まっていかない。
でもね、そのように方に限って、不要な物やアイテム。
また立派な車に乗っていたりするのです。
まずは、車を1台所持することでどのぐらいの固定費がかかっているのか。
また、車を売却すると節約するよりも圧倒的に早くお金が貯まる理由について
お話しましょう。
貯金をしたければ車を売却したほうが良い理由
お金を貯めるには支出をできるだけ減らし、収入を増やすという、
凄まじくシンプルなルールがあります。
ただ、いくら節約しても限度があります。
また、生活費を切り詰めすぎても精神的な苦痛になってしまうだけだと思うのです。
ですが、不要なものを「売る」ということは、
誰でもできることだと思います。
そこで、今現在乗っている「愛車」は本当に必要なのでしょうか。
また、クルマ一台を保有することによってどのぐらいの経費がかかっているのでしょうか?
数字化してみるとかなりびっくりするのですが、
貯金を増やすということを目標に定めた場合には、
知っていなければならないのです。
車検代やメンテンス費用
20年車のヴォクシーでシュミレーションをしてみよう。
車検は2年に1度で行われていますが、
ディーラーなどで車検をおこなうとヴォクシークラスで
約15万円から18万円前後かかっています。
やはりある程度の年数や走行距離などが増えてくると、
消耗品などが損傷していきます。
- ブレーキパッド
- バッテリー
- エアクリーナーエレメント
- ファンベルト
これら消耗品を交換することで
車検費用も同時に上がってくるのです。
自動車保険で支払う1年間の保険料
年間の保険料についても同様です。
私は保険の代理店業務も行っているので、
保険料のシュミレーションをしてみたのですが、
- 40歳以上 本人配偶者限定特約
- 車両保険あり 代車特約などはなし
- 10等級(割引45%)
年齢が安くなる40代以上の設定しても
結果は「87,000円」の見積もりがでました。
もちろん車によって保険料は変わりますが、
年間数万円の出費をしているのは事実なのです。
駐車場やガソリン代
駐車場だって大きな出費のひとつになります。
こちらの記事で47都道府県の駐車場代を調べてみたのですが、
東京や大阪などは別格に高く「30,000円」前後します。
また地方都市でも10,000円はかかっているので、
年間にすると「120,000円」という大きな出費をしているのです。
また、ガソリン代にしても1ヶ月で一度しか満タンにしなくても、
1ヶ月7,000円前後に。
1年で計算すると84,000円ガソリン代を支払っているのです。
そうやって全て計算してみると、
1年間の維持費 |
|
車検費用 |
90,000円 |
年間の自動車保険料 |
87,000円 |
駐車場代 |
120,000円 |
ガソリン代 |
84,000円 |
トータルで「38万1,000円」車に費やしている
ということがわかるのです。
さらにはオイル交換やタイヤを交換するコストを考えてみると、
もっとかかる可能性もあります。
単純計算で車を手放すことによって、
3年間で「100万円」の貯金ができる計算になるのです。
あくまでヴォクシーを例に出したので、
乗っている愛車によって、年間維持費は全く変わってくるのですが、
まず一度は計算してみることをおすすめします。
2台持ちの家庭は1台車を減らすことで貯金額が増える
私も過去には、どうしても貯蓄を増やしたいという理由から、
車を売却した経験があります。
当時は田舎暮らしをしていたので、
「車は2台持ちが当たり前」と思い込んでいたのです。
[nlink url="http://kuruma-hack.net/nayami-1238/" title="2台持ちを1台に減車する? 車を手放すときに考える大切なルール。"]
参考:2台持ちを1台に減車する? 車を手放すときに考える大切なルール。
でも、車を2台同時に所有することで家計にとって重荷になっていたことに気が付きました。
妻の年間の走行距離が3000kmぐらいだったことに気がついて、
「固定費を抑えよう!」「節約しよう!」という思いが強くなっていったのです。
私はホンダのフィットに乗っていたのですが、買い取り店にて売却しました。
また当時妻が乗っていたヴィッツも売却して、中古車のアルファードを購入したのです。
結果的に車を減らして良かったと思っています。
車のダウンサイジング化を検討する
「環境的にどうしても車がないと無理」というなら、
減車以外にも「車のダウンサイジング」を検討してもいいでしょう。
例えば、排気量の大きな車に乗っているなら、
中古車のコンパクトカーにしてみる。
また2000CCクラスの乗用車に乗っているなら、
思い切って軽自動車に乗り換えしてみる。
所持する車をダウングレード化させることで、
数年単位で考えた場合には、トータルでプラスになります。
2000CCクラスの乗用車から軽自動車に乗り換えするだけでも、
経費は約半分で済みます。
まとめ:貯金を増やすには「車を売却するのが効果的」
最終的な結論としては、
貯金を増やすことが目的であれば車を売却するのがもっとも効果的です。
貯金を増やすには、買い物などの出費を減らすよりも、
車の年間維持費などの固定費を減らしたほうが「早く」「確実」なのです。
実際に「車のない暮らし」に慣れてしまえば、
「あーこんなものか」ぐらいで落ち着くことがほとんど。
車をもっていないと不便ということはなければならないというのは、
「こーあるべき」というメンタル的な部分が原因ですからね。
もちろん、乗っていた車をただ処分するだけじゃもったいない!
廃車にしないで、専門の買い取り店にて査定をしてみよう。
私は新車を購入するため、今まで乗っていたプリウスをディーラーに下取り査定を頼みましたが、
予想してたよりもはるかに低い査定額でした。
そこで、下取りを一旦辞めてネットから「車一括査定」を申し込み、複数の業者から同時に査定してもらったところ、
最大で234,000円の価格差がついたのです。
しかも、はじめに
「概算金額」から教えてくれるので、自分の車の
「相場価格」もかんたんに知ることができる。
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