生産終了する「モデル末期の新車を購入するのは正しい選択か?」
新車を買うときに意外と難しいのが「いつ買うのか」というタイミングです。
事実、早かろうが遅かろうがいずれ型落ちすることは決まっているのですから。
でも、新型モデルが出ることや、生産が打ち切りになることが確定しているケースはどうすればいいのでしょう?
この記事では、最終モデルの新車を購入するメリットとデメリット、また私自身の考えを一緒に解説します。
目次
モデル末期の新車を買うメリット
在庫になっているので値引き額が多い。
何といってもまずこれ。在庫車なので値引き額が多くしてもらえること。
在庫車は次のモデルが出る予定が決まっていたり、生産が打ち切りになっている状態です。
販売店としても「早く売りたい」と考えているのは当然です。
早く売りたいと考えていれば、発売された新型モデルよりも値引率が高いのは当然です。
たとえば、1ヶ月後に新型車が展示されるのにショールームには置いておけません。
また、生産してもいない車種も同じです(カタログなども撤去されますしね)
つまり、購入予定のユーザーにしてみれば、こんな美味しい状態で買えることはありません。
スマホやテレビゲームなどでもそうですが、新しくナンバリングされたモデルが出る予定なら、旧型モデルは叩き売りになるのは一緒ですよね。
最終モデルの車は完成度が高い。
モデル末期の車は、デビューしたモデルよりも圧倒的に完成度が高いのが特徴です。
車の通常サイクルは約4年から6年。
通常は「前期」と「後期」で分けられますが、ロングセラーモデルだと「前期」「中期」「後期」型で分けられます。
当然発売されたばかりの前期モデルよりも、販売が終了する後期モデルのほうが完成度は高いです。
なぜなら、車は年式が経過するにつれて細かなアップデートを重ね改良されていくからです。
たとえば、どんなにテストを重ねて発売しても、実際に販売してユーザーが乗ってみなければ本当にそのモデルの性能はわかりません。
強みもあれば、決定的な弱点があったりするものです。
その弱点を一つ一つ改良を重ねることにより、「完成形モデル」としてどんどん進化していくのです。
1台のモデルが細かいアップデートを重ねて最終進化系になるって、なんかドラゴンボールのフリーザのようなもの。
最終進化系が完成度が高いのは当然です。
モデルによっては人と被らず、希少性がでる。
たとえば、モデル末期でも「新型」として再デビューするのではなく「生産打ち切り」になってしまうケースがあります。
生産打ち切りになってしまうということは、かんたんにいうと「売れなかった」なによりの証拠です。
売れないということはある意味、はじめから差別化が出来ていることにもなります。
たとえば、トヨタが出した「IQ」という車、発売してから2台目が出ることなく生産打ち切りになってしまったけど、オリジナリティはめちゃくちゃ出ています。
生産打ち切りだから人気がないを逆手にさえ取れれば、誰とも被らない自分だけのモデルにもなるのです。
では次にモデル末期の新車を購入することで起きるデメリットについて書いていきましょう。
モデル末期の新車を購入するデメリット
新型にすれば良かったという後悔が出る。
冒頭でモデル末期の車の値引率は高いと書きましたが、裏を返せば次のモデルが発売されるということを意味します。
たとえば、前モデルにあたる20系アルファードの末期モデルを購入したあと、新型を目にしてしまうと「これにすればよかった・・・」と後悔することになるのかもしれません。
もし仮に「いやいや新型を写真で見たけどあんまりカッコいいと思わないんだよね」と思っていても、いざショールームで新型を目にしてしまうと「やっぱりこっちにすれば良かった・・」と思うかもしれません。
モデル末期の車を安く購入できるメリットがある反面、新型を購入できないデメリットがあることも忘れないようにしましょう。
さすがに末期モデルと新型モデルは同じ値引き額で購入するのは不可能に近いのですから。
リセールバリューが下がる可能性がある。
モデル末期の車を購入するということは、当然「車の価値=リセールバリュー」が下がる可能性があります。
たとえば、先ほどアルファードを例にすると年式が近いのに「旧型」と「新型」のアルファードでは、新型モデルのほうが高く買い取りしてもらえる可能性があります。
またヒットモデルになってしまったケースでは年式・モデル以上に買い取り額に差がある場合があります(まあその逆も然りですが・・)
もちろん安く購入できるのだから、安く買い取られるのは当然なんですが、3年から5年の短いスパンで乗るつもりなら、モデル末期の車よりも新型モデルを選んだほうがお得にかもしれません。
自分がもし「最終モデル」を購入するとしたら。
ここからは、私の主観的な考えです。
もし最終モデルの車を安く購入できるとしても、あえてそこは避けて中古車に目を向けると思います。
なぜなら、発売されたばかりのモデルとは違い、最終型は中古車としての完成度や在庫が非常に増えてきているから。
つまり、状態の良い中古車が豊富に在庫しているわけです。
新型が出る予定の時点で、売りに走っているユーザーがいるので当然です。
私は新車も好きですが、安く購入できる中古車を購入するほうが予算などを含めても賢い買い方ではないでしょうか。
たとえば、中古車の在庫が豊富で、新車に負けないアフターサービスが充実しているガリバーなどで探すと、新車よりも予算をより抑えて購入できるのかもしれないのですから。
末期モデルの新車を買うメリットとデメリットのまとめ
モデル末期の車は、ある意味熟成された果実なので、実は一番食べごろかもしれません。
しかも完成度が高く、満足度が高く乗れるメリットがあります。
もし10年以上の長いスパンで乗るつもりならモデル末期の新車は本当にオススメです。
無理をして新型を購入しても数年もすれば型落ちになると考えたら、最終モデルを買うのはすごく合理的な選択だと思いますけどね。
ガリバーは中古車の不安要素でもある全車修復歴(事故歴)をチェック済みです。 また、条件次第(有償)で最大「10年の長期保証」があるので、他の中古車販売店よりも圧倒的にアフターサービスが充実しています。
しかも、中古車としては異例ともいえる100日間の返品制度もあるので安心して購入することができます。
これから、あなたと長い時間を共にする「最高の相棒」を探している方にもおすすめ。
►►ガリバーで在庫車・未公開車両を探してみる。
そこで、下取りを一旦辞めてネットから「車一括査定」を申し込み、複数の業者から同時に査定してもらったところ、最大で234,000円の価格差がついたのです。
しかも、はじめに「概算金額」から教えてくれるので、自分の車の「相場価格」もかんたんに知ることができる。
無料一括査定なら最大の「10社」買い取り業者を使って同時に比較ができることができますし、 申込みも1分程度で終わるのでおすすめ。