1年を通してもっとも「車を高く買い取ってもらえる時期」はいつなのでしょうか。
本来、車の査定額は年々減少していく傾向にあります。
なので、本来は売りたい時に査定してもらうほうがいいのですが、
時期という観点で言えば、3月がもっとも車を売れる時期でもあるのです。
なぜなら、とてもかんたんな理由で、
3月は車業界がもっとも忙しい1ヶ月になるからなのです。
もし、今現在車を売却しようか悩んでいるなら、
また、その時期が3月に近いのであれば、
市場が活発化している年度末を選択しよう。
目次
日本中でもっとも車業界が動く3月
車業界に務めたことがある方なら、
また車に興味がある方ならご存知かと思いますが、
3月は車業界がもっとも活気がある月になります。
新車を販売するディーラーでは「新車販売数」
中古車を販売する販売店では「中古車販売数」
車の修理を主としている整備工場では「車検台数」
また、板金塗装などの町工場では「事故による保険の修理の目標数」
さらには、保険会社にとっても「自動車保険の契約更新」のシーズンでもあるのです。
実際に2012年から2015年までの、
車販売台数を資料を参考にまとめてみました。
LINK自販連:累計車販売台数
もちろんそれだけではありません。その他にも
- JAFロードサービスの加入件数
- 車検証を発行する陸運支局の激務
- 休日のカー用品店の混雑
など、3月になるとすべての車業界がいわゆる
「繁忙期」に突入するので、
車に関わるもの全てが通常の月よりも活発になるのです。
では、なぜ3月に自動車業界の繁忙期は集中するのでしょうか。
環境は4月で激変する
もちろんそれは、年度末という日本の制度に他なりません。
学生は学校を3月卒業して内定を受けている会社に4月に入社。
なので、地域によっては車は必要になります。
また、社会人は3月に転勤の辞令を受け、4月に新たな場所へ異動するから、
車が必要になったり、また状況によっては不必要になって売却する人も
増えてくるのです。
3月や4月という季節自体が「新しい環境に飛び込む」時期でもありますよね。
そうなると、車を購入するだけではなく、売却する人、
車検を受ける人も、それにより自動車保険に加入する人も、
大幅に増えてくるのです。
3月での売却先はできれば全国ネットワークを使う
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By: See-ming Lee
売却する先に幾つか候補はあると思うのですが、
できれば全国ネットワークのお店に依頼するのが
ベストな方法なのは間違いないでしょう。
あまりおすすめができない「地元の個人販売店」
候補としてはいくつかあると思うのですが、
まずは、地元の個人経営している中古車販売店はあまりおすすめしません。
なぜなら、買い取ったあとの販売ルートが確保されていないために、
買取価格自体が低くなってしまう可能性が高いからです。
また、販売先が地域に限定されているため、
市場価値が高い車でも、適切な価格で買い取ってもらえない可能性が
高くなります。
では次にディーラーはどうでしょうか。
新車or中古車を購入予定なら査定額アップになるかも?
もし新しい車をそのディーラーにて購入予定なら
下取りとして、査定してもらってもいいでしょう。
もし購入予定の車があるなら、
「値引き+査定価格」ということで、
さらに新車を賢く購入できる可能性が高まります。
先ほどの説明のとおり、
3月は、もっとも新車中古車の販売目標も高いので、
営業マン自体の腕にもよるのですが、
条件によって「高い査定価格」可能性は高くなります。
ただ、それでも即決だけはしてはいけません。
なぜなら、それ以上に高く買い取ってもらえる場所があるからなのです。
それが複数の車買取店による一括査定になります。
一括査定で複数の業者にみてもらう
実は、一括査定をしてみると、
ディーラーの下取りよりも高く買い取ってもらえる可能性がでてきます。
メーカーの販売店は新車を販売するスキルについては高いのですが、
査定額や下取りなど、「古い車」について実はあまり興味がありません。
とにかくユーザーに新しい車を売ることにしか、
目を向けていないので、下取り車の査定は本気で行っていないのでしす。
ですが、大手買取店でもある、
- ガリバー
- ビッグモーター
- アップル
- カーチス
- TAX