ハイエースは国内だけではなく、海外でも人気があるモデルです。
とくに「200系」になってからはその傾向がますます強くなってきているのです。
「ロシア」「アメリカ」「中国」「アフリカ」など、需要がある国を挙げれば、キリがありませんからね。
そうなると、必然的に多くなるのが、「ハイエースの盗難」について。
言い方を変えれば、購入する方だけではなく、盗難グループにも愛される一台それが「ハイエース」という車なのです。
盗難されやすいということは、市場価値があるということ。
だからこそ、「ハイエース200系」は高く売れるのです。
事故車でも旧型でも高値売却できるハイエース
日本ではあまり価値がないと思われている、旧型の100系ハイエースですら、「中東やアフリカ」などの地域に売却すれば50万円から100万円ぐらいの高値で売買されています。
事故があり、廃車にする必要がでてくるハイエースですら30万円ほどで買い取ってもらうことができるのです。
なぜならそのような国に売却する場合には「車検制度」などの細かな規制はなく、いつでも、自分たちで修理をして使用することができるからです。
実際に、200系ハイエースは事故車であったとしても高価買取してもらうことは可能です。
どんな状態でも高く売れるということは、それだけ国内ユーザーだけではなく、海外からも「必要とされている」証明でもあるのです。
車両保険の支払い額も盗難の発生件数もトップ!
日本損害保証協会が2012年に発表になった、
「車上荒らしの件数」で5年連続最多という、「不名誉」な記録を樹立してしまいました。
LINK【自動車盗難】ハイエースが5年連続でワースト1位!
もちろん車上荒らしがトップということは
車両保険で支払った額もトップなので、全体被害の「16.2%」を占めているのです。
最近ではようやくスマートキー搭載のモデルが発売さて
車上荒らしが減少傾向にはあったのですが、
ここ数年間でトップだったのは間違いのない事実なのである。
当時は新聞や雑誌、テレビでも話題になっていたのを私もよく覚えているのです。
と同時に「ハイエースに乗る」ということの怖さも同時に覚えました。
当時は新聞でも掲載されていました。
ちなみに2007年の「読売新聞」によると、千葉県の、暴力団組員が外国人ブローカーグループにハイエースを転売するために窃盗グループを組織しているという記事を見ました。
「ハイエース15台で200万円で買い取る」といって窃盗をさせ、元締めは身バレを防ぐために、色々な拠点を分割させて組織しているとのことなのです。
言わば、ハイエースは「お宝商品」でもあるということなのですね。
買い物に行ったときの駐車場や、なにげに駐車している自宅の前や職場の前でも常に狙われている可能性があるのです。
また、ハイエースユーザーは常々、
- 外国人の盗難グループ
- あっち系の方々
- 単純にハイエースを転売する転売屋
などから色々な角度で、狙われているということを意識しておきましょう。
まとめ
ハイエースが多くの人に愛されているのは、よくわかるのですが「愛されているが故に、狙われている」ということを意識しておく必要があるでしょう。
はっきり言って、勘弁してほしいのは重々承知しているが、自分たちでより強いセキュリティー対策をしていくしか方法はないでしょう。
・新車をこれから購入する人は、常に狙われているという意識。
・売却する人は「どんなに状態が悪くても高く売れる」という意識。
購入する側と、買い取りしてもらう側両方の意識をしておけば、今よりもハイエースを賢く運用できるはずです。
最後にひとつだけ。ハイエースを購入するときには、絶対に「車両保険」の加入は必須ですからね。
無保険車にて、新車に乗るほど「無謀な行為」はないのですから。
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