「新型ジムニーの購入を検討中なんだけど、どのグレードがおすすめなの!?」
ジムニーには「XC」「XL」「XG」と3つのグレードが存在しますが、どれを選んでいいか悩んでしまいますよね。
確かに人それぞれ予算があるので、買えるグレードに限界はあるかもしれません。
また、似たような装備ばかりで、どれを選んだって一緒に思えてしまうこともあるでしょう。
しかし、グレード選びを間違ってしまうと、将来後悔するかもしれないのでここは慎重に考えていきましょう。
コツは「どの装備をするか決めること」で、決して難しいことはありません。
この記事では、新型ジムニー「XG」「XL」「XC」の中身を詳しく解説して、その中で最終的にどのグレードがおすすめなのかを紹介しましょう!
目次
新型JB64Wジムニーのおすすめはどのグレード?
ジムニーのグレードによる価格差
まずグレード選びの前に、気になる価格のお話です。
一番安いグレードは「XG」の5速マニュアル車で、一番高いグレードは「XC」の4速オートマチック車になります。
✔ジムニーの価格
5速MT | 4速AT | ||
XG | 660CCターボ | 145万8,000円 | 155万5,200円 |
XL | 158万2,200円 | 167万9,400円 | |
XC | 174万4,200円 | 184万1,400円 |
先ほどジムニーには「XG」「XL」「XC」と3つのグレードが存在するといいましたが、3つのグレードそれぞれの価格差を説明すると、
・XL→XCは16万2,000円高くなる。
・XG→XCは28万6,200円高くなる。
これは5速マニュアルも、4速オートマチックも変わりません。
最終的には、この価格差を考えながらグレード選びをしていきましょう。
ジムニーのグレードによる装備の違い
あまりおすすめしない最安値グレード「XG」
先に結論から言ってしまうと、一番安いグレードである「XG」は避けるべきです。
なぜなら、
・アルミホイールではなくスチールホイール
・フルオートエアコンではなくマニュアルエアコン(今どき?)
などなど、装備が簡略化されまくっているからです。
要は、車両本体価格を安くしている代わりに、結構重要なパーツを省いちゃっているんですよね。
もちろん今回のジムニーの目玉となる。「スズキセーフティーサポート」も当然標準装備されていません。※42,120円で別途メーカーオプション設定可。
また、ボディカラー選びにも制限があり、ツートンカラーはもちろん、「キネティックイエロー」や「シフォンアイボリーメタリック」「ブルーメタリック」「ミディアムグレー」など、一般受けしそうなカラーも選択さえできません。
その他、ラゲッジボックスが搭載されてなかったり、内装のメッキなども省いちゃっているんで、ジムニーの持っているポテンシャルの6割ぐらいしか活かされていません。
もう一度言いますが、どんなに低価格であろうと「XG」を選ぶべきではありません。
前モデルにはなかった中間グレード「XL」
前モデルのJB23にはなかった中間の「XL」グレード。
・フルオートエアコン
・電動格納式ドアミラー
・運転席・助手席シートヒーター
・シフトノブのメッキ化
・ラゲッジボックスの追加
など、「XG」グレードよりかは一気に装備内容が追加されています。
しかし「XG」同様、自動ブレーキ「スズキセーフティーサポート」が搭載されていないことは変わらずです。※42,120円で別途メーカーオプション設定可。
あと、セーフティーサポートを装着しないとトンネルなど自動でヘッドランプを点灯させる「オートライト」も省かれるので結構不便かもしれません。
また、「XG」とよりボディカラー選びの選択肢は広がるけど、ツートンカラーは選べません。
最後に、ジムニーを街乗りだけではなく、ロングドライブも想定している方にとって、クルーズコントロールが装備されないことのほうが問題かもしれません。
ポイント:クルーズコントロールとは?
アクセルペダルを踏み続けることなくセットした一定速度を維持する機能であり、運転者の疲労軽減並びに同乗者の快適性向上に寄与する。
ジムニーならこのグレードを選ぼう!最上級「XC」
最後に紹介するのが、最上級「XC」グレード。
「XC」グレードの主な装備
- LEDヘッドランプ&ヘッドランプウォッシャー
- クルーズコントロール
- LEDウインカー
- 16インチアルミホイール
- スズキセーフティーサポート標準装備
が挙げられます。
その他にも、
- 本皮巻きステアリングホイール
- 運転席&助手席バニティミラー
- ブロンズメタリックエアコンサイドルーバーリング
- メッキインサイドハンドル
- メッキパーキングブレーキボタン
- サテンメッキ調エアコンセンタールーバー
など、様々なドレスアップが施されています。
その他「XC」はツートンカラーを含めた全てのボディカラーが選べます。※ホワイトカラーは除く。
つまり、逆説的にいうと、ツートンカラーにしたければ「XC」グレードを選ぶしかないんですね。
結局ジムニーのおすすめはどのグレードなのか?
結局ジムニーを購入するなら、最終的にどのグレードを選ぶべきかの答えとして私なら「XCの一択」です。
装備の充実度はもちろんですが、その理由は「XC」と「XL」に大した価格差がないから。
「XC」と「XL」の価格差は16万2,000円。
自動ブレーキシステムが搭載される『セーフティーサポート』は必須なので、中間グレードである「XL」に42,120円追加すると、その価格差は「162,000−42,120」となり、最終的には11万9,880円となります。
しかも、車両本体価格には関係してこないけど、自動安全ブレーキを装着すると自動車保険料が9%安くなるので、その価格差はさらに縮まっていくでしょう。
関連 : 自動ブレーキ装着車は保険料が9%安くなる「割引」の仕組みと開始時期
さらにそこから「LEDヘッドランプ」や「クルーズコントロール」「アルミホイール」などが装着されるのなら、価格差を考えても一番上のグレードである「XC」を選ぶのは当然の結論です。
予算の問題でどうしても「XL」グレードにするというのなら最低でも「スズキセーフティーサポート」だけはメーカーオプションで装着させるべきですが、長い目で見ると、多少無理をしてでも「XC」を選ぶべきです。
また、予算で悩んでいるのなら下取りではなく、一括査定を利用して、先に概算の買い取り額を出してみてからでも結論は遅くはありません。
とくに、JB23Wのジムニーなら、高価査定が期待されます。
-
10年落ち以上の古いジムニーでも高く売ることができる理由
ジムニーは10年乗っても高く売却できる特別な軽自動車です。 なぜなら、ジムニーは1度購入してしまえば、3年や5年で入れ替えすることがほとんどない高いリセールバリューを誇っている車種だからです。 ※リセ ...
つまり、予算が10万円足りないのなら、グレードを下げるのではなく、『10万円高く買い取ってもらう方法』を考えましょう。
いずれにせよ、せっかく新車を買うのですから、本当に自分の納得できるグレードを買うことが一番後悔のない方法なんですから。
私は新車を購入するため、今まで乗っていたプリウスをディーラーに下取り査定を頼みましたが、予想してたよりもはるかに低い査定額でした。
そこで、下取りを一旦辞めてネットから「車一括査定」を申し込み、複数の業者から同時に査定してもらったところ、最大で234,000円の価格差がついたのです。
しかも、はじめに「概算金額」から教えてくれるので、自分の車の「相場価格」もかんたんに知ることができる。
無料一括査定なら最大の「10社」買い取り業者を使って同時に比較ができることができますし、 申込みも1分程度で終わるのでおすすめ。