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ムーヴ(LA160S)のアイドリング専用バッテリーを新品に交換する。

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「最近エコアイドルスランプが点灯して、アイドルストップが利かないだよなぁ」

そんな相談を受けたのも束の間、次の日もうすでにエンジンは始動しませんでした。

以前にも記事にしましたが、アイドルストップが作動しない原因は、バッテリー容量が低下していたようで、専用のテスターで容量を測定してみると、もう限界値でした。

もちろんクイックチャージャー充電器を使って何度か充電を試みてみましたが、一向に回復する予感はなく、仕方がないので新品に交換することにしました。

ただ、通常の軽自動車のバッテリーとは違って、アイドリング専用バッテリーは高額になるので注意が必要です。

そこでこの記事では、

  1. ムーヴのアイドリング専用バッテリーを交換するための脱着方法
  2. リアル店舗でアイドルストップ専用バッテリーの見積もり金額
  3. ネットではどれぐらいの価格でアイドルストップ専用バッテリー購入できるのか?

この3つのポイントを重点に解説していきます。

ムーヴ(LA160S)のアイドリング専用バッテリーのすべて

LA160Sムーヴのバッテリー脱着方法

ムーヴのバッテリーは助手席側奥に入っています。

取り外さなければいけない箇所は、バッテリーのプラスマイナスターミナル、ステーのボルトとナットの合計4箇所と、ステーのクリップになります。

 

まず、バッテリーのマイナスターミナルから外していきましょう※超重要!

マイナスから外す理由は、ボディと接続されているマイナス側が車の電源を遮断する役目があり、住宅でいうブレーカーの役割を担っています。

バッテリーだけに関わらず、オーディオやヘッドライトバルブ交換など、電装品を交換する際には『マイナスターミナルを先に外す』という前提だけは忘れないようにしましょう。

 

次にプラスターミナルを外します。

プラス側は赤いカバーに覆われていますが、上に持ちあげるだけでカバーの取り外しができます。

同じように10ミリのレンチで緩めていきましょう。

 

今度はステーのボルトを取り外します。

作業スペースが狭いのでこのようにラチェットハンドルを使えば簡単に取り外しができます。

 

ステーのボルトとナットを外したあとは、ステーに接続されているクリップを取り外しましょう。

ツメを抜くタイプになっているので、小さいマイナスドライバーなどを利用して押しながら引き抜くと簡単かもしれません。

 

ここまで取れればあとは簡単。

軽自動車サイズですが、バッテリー本体は非常に重たいので腰を入れてしっかり引き出しましょう。

アイドルストップ専用バッテリーのサイズと金額は?

リアル店舗でアイドルストップ専用バッテリーの金額を調べてみました。

バッテリーの金額は1万5300円で、技術料を含めるとなんと約1万8,000円もします。

 

ちなみに、バッテリーサイズは「M-42」という特殊サイズになっており、見積もってもらったメーカーは有名のACデルコバッテリー。

 

バッテリーの上部には、しっかりとアイドリングストップ車用と書いています。

基本的にはアイドリングストップ専用バッテリーと、非搭載車のバッテリーの相互性がないのでここだけは気をつけてください。

ネットを使えばアイドルストップ専用バッテリーはもっと安い!

バッテリーの金額が1万5,300円もするので、「ネットではどうなんだい?」と思ったので調べてみました。

すると、同じ国産バッテリーメーカーで有名な「GSユアサ」では、7800円と約半額程度で購入が可能です。

 

その他、同じ国産車のバッテリーメーカーであるパナソニックシリーズの「カオスバッテリー」に至っては、標準サイズの「M−42」ではなく、グレードがワンランクアップした「M-55」 というバッテリーが、8,000円という低価格を実現しています。

いずれにせよ、GSユアサ、パナソニックの両方、安くても品質が高いので自分の好みにあったバッテリーを選べばいいのではないでしょうか。

まとめ

新車でムーヴを購入してから3年が経過しましたが、頻繁にアイドルストップを利用したせいか、バッテリーが早期消耗しました。

とくにこのユーザーは、距離もあまり乗らず、さらには1回に乗る距離が極端に短いのもバッテリーを交換させる要因になりました。

もちろん、リアル店舗での購入はやめてインターネットを利用してバッテリーを購入することに。

バッテリーの交換は、マイナスターミナルだけを先に外すルールさえ守れば誰でも簡単に作業することが可能です。

そのため、リアル店舗でわざわざ高いバッテリーを交換しなくても、Amazonや楽天などネットの力を利用すれば、トータルコストを抑えることができるので財布にも優しい。

いずれにしてもそのまま放置しておくわけにもいかないので、もし同じような状態で困っているなら、早めにバッテリーを取り寄せて交換してくださいね。


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