「新しい車に買い替えしたい」
買い替えするためのきっかけって、実はそんな多くなく「ある共通点」があります。
その共通点とは、
- 車両トラブル
- 環境
- 気持ち
- お金
の4つで分けられます。そしてさらに10の項目に細分化されることができるのです。
今回の記事では、もし今買い替えようか悩んでいるが今ひとつ気持ちが前進できない方に向けて記事を書いていきます。
私の経験上、この項目に該当するのであればもう買い替えタイミングなのかもしれませんよ。
目次
車の買い替えするタイミングである10項目
車両によるトラブルによる買い替え
大きな事故を起こして車が大破した。
事故を起こし車の修理費用が困難になり「買い替え」を余儀なくされるケースがあります。
例えば、自動車保険には加入していたが車両保険に入っていなかったケースや、車両保険に入っていたが車が古いため保険金で修理代を補えないケースもあります。
保険金で修理代が賄えるのなら修理も検討できますが、自己負担になるぐらいなら思い切って購入するべきでしょう。
また、事故が原因で車を買い替えを余儀なくされたユーザーは、
- 自動車保険一括査定見積もりで保険料を比較して「車両保険」に加入する
- アイサイトやSafetysensePなど「自動安全ブレーキ」装着車を購入する。
- マルチビューモニターなど、周辺カメラ機能を装着する。
など、同じ轍を踏まないように、安全機能はもちろん、自動車保険の充実に力を入れたほうがいいのかもしれません。
車検代が高額になってしまった
2年に1度に必ず受けなければならない法律で定められた「車検」
最近では、格安で受けられる「楽天車検」「ホリデー車検」など、ネットを利用したサービスも充実しはじめていますが、まだまだ「ディーラーで車検を受ける」というパターンがほとんどです。
1回目や2回目の車検なら、まだ車検費用に大きな負担はありませんが、3回目から徐々に料金が比例して高くなっていき10年10万kmを差し掛かった頃には、消耗部品の交換も増えていきます。
また、初めて登録してから13年、18年経過すると自動車重量税の負担も増税されます。
走行距離が増えて交換部品が増えることと、年数が経過して税金が増えるダブルパンチで買い替えするユーザーも多いのです。
車検代の負担で苦しんでいるのなら、楽天車検を利用したり、持ち込み車検にチャレンジするのもひとつの作戦ですが、あまりに交換部品が多いようなら思い切って買い替えするタイミングなのかもしれません。
大きな故障してしまった。
事故や車検のタイミングではなく、故障が起きた場合でも買い替えのきっかけになる場合があります。
例えば、「エンジン」や「ミッション」「ブレーキ」「ステアリング」など、車が走行するための大原則である「走る・曲がる・止まる」部分に大きな故障があると修理費用も高額になります。
具体的に言うと、
- エンジンの焼き付きやオイル漏れによる故障=10万円〜30万円
- ミッションの滑りやオイル漏れによる故障=10万円〜30万円
- ブレーキの固着による機能不良=5万円〜10万円
- ステアリングギアからの異音やオイル漏れ=5万円〜10万円
車が走行上に支障が出る部位が故障した場合、車を引き取ってもらいたくても下取りに出せない場合が多く廃車になるケースあります。
ただ、手数料を支払って廃車にするよりも廃車買取店を上手に利用することで、手数料の負担がすくなくなるので必要であれば活用しましょう。
また、「走る・曲がる・止まる」以外にも「エアコン本体の故障」や「ハイブリッド系の故障」などでも高額修理になる可能性があるので年式を照らし合わせながら、買い替えを検討してみよう。
環境による変化
結婚や離婚をすることになった
車のトラブルに続いて、今度は環境の変化により車を買い替えするパターンを説明していきましょう。
例えば、
この3つのタイミングのときに買い替えしているユーザーが非常に多いです。
例えば結婚するタイミングでは、夫婦になり2台もいらないので新しい車1台に減車するケースや、1台しかなかったので2台に増車するケースどちらも考えられます。
また、結婚することで、経済的にちょっと厳しくなるから軽自動車に乗り換えをするパターンもあります。
次に、奥さんがお子供さんを出産した場合考えられるのは「ミニバン」に乗り換えたり、奥さんが軽自動車の「スーパーハイトワゴン」をセカンドカーとして買い替えするケースも多いですよね。
特に小さなお子様が産まれたら、子供中心の生活に変わるのは間違いありません。
やはり「電動スライドドア」や「背の高い」車に買い替えしている方は非常に多いです。
一方で、なるべく避けるべき問題なのかもしれませんが、離婚がきっかけで車を買い替えする場合もあります。
私も営業マンの時代、離婚後の車の買い替えする案件が非常に多くありました。
例えば、自動車購入時のローンは旦那さんが引き継ぎ、奥様は車がなくなったので足として軽自動車が欲しいというパターンが非常に多かったです。
また、旦那さんの方も、立場上ローンをそのまま背負うのですが、毎月の支払いが厳しいければ、車の売却もできるレアケースもあるので売却も視野に入れておくべきでしょう。
関連 : 離婚をしたので車を手放す。ローンを返済するためにやるべき大切なこと。
転勤や移住などで買い替えをする
転勤や移住など、環境が大きく変わったことにより車を買い替えするケースがあります。
例えば、東京や大阪など都会から北海道に来た方などは、車の買い替えするケースがあるでしょう。
また、同じようにFF車に乗っていたけど降雪地域に来たら雪が原因で全く車が走らないというケースも存在します。
いずれにしても、住む地域や環境によって車が必要になったり不要になったりする場合や、4WD車が必要になったり、また燃費の良いハイブリッド車が必要になるケースもあるので、買い替えを恐れず環境に見合った車を購入することにしましょう。
心理的な問題による買い替えタイミング
新しいモデルの発売やマイナーチェンジの実施。
乗っている車種に新しいモデルが出たり、マイナーチェンジしてグレードアップしたおかげて買い替えするユーザーもいます。
例えば、私も某トヨタディーラー営業マン時代には、
- モデルチェンジ
- マイナーチェンジ
- 特別仕様車の発売
- Gsモデルの発売
のような、新型が発売された場合ユーザーが一目惚れしてしまうと、購入を我慢せずにはいられなくもなり商談も随分としました。
もちろん、同じ場所で新車を連続で購入するなら「下取り額」も相当期待できるのでその差額を支払うと考えれば買い替えしたっていいでしょう。
もし、下取り額に不満があるなら事前に概算金額がわかるナビクル車査定を利用すれば、はじめに相場もわかるので便利なんですけどね。
どうしても営業スタッフが気に入らない
どちらかと言うと、次は不満による買い替えの理由です。
例えば、担当する営業マンが気に入らない場合。
私は以前、某ト◯タ自動車で営業経験があるのですが、前に担当した営業スタッフ辞めてしまったため、そのスタッフが担当していたユーザーを引き継いだことがありました。
ただ、そのユーザーをから話を聞いてみると
- 売りっぱなしで挨拶もない
- 点検や車検の誘致もない
- 調子伺いの連絡もない
とのことで、まったくユーザーとタッチしていない営業マンも実際にいるのです。
担当を変わった頃には、もう信頼感はなくなっており努力をしていましたが数カ月後に買い替えしたようです。
営業スタッフの対応ひとつで、車の買い替え理由にもなるんだなと思った出来事でした。
当たりが悪く、他メーカーにしたい
メーカーにいるときには絶対に口には出せなかったのですが、新車でも同じ車で「当たりの良い・悪い車」というのは存在します。
メーカーの保証が5年間あったとしても、毎月故障していてはそのメーカーの車に対して不信感が芽生えてしまいます。
保証で修理してもらっても「なぜこんなにも壊れてしまうのか?」と疑問を持たれたら最後。
メーカーから違うメーカーに買い替えしてしまいます。
例えば、ヴィッツに故障が多すぎて、フィットに乗り替えされたことがありましたし、またその逆も然り。
故障が多いと車の買い替えするきっかけになります。
一度刷り込まれたメーカーのイメージダウンはつきまとうもので、「トヨタ」「日産」「ホンダ」などひとつのメーカーの車を乗り続けるユーザーは結構いるんですよね。
経済的な理由で買い替えをする
車のローンによる支払いが終わる
車の借金、つまりローンが終わったタイミングで車の買い替えするパターンもあります。
「やっと車のローンが支払い終わった!」という達成感のあとで、また借金を背負うのもいかがなものかと思われますが、車はあくまで趣味捉える方もいるので、一概には否定できません。
「好きなものにお金をかける」誰だって、好きなものひとつやふたつあるでしょう。
車好きのバカヤロー(愛を込めて)達は、たまたま車という高価なものが好きになっただけで、それがブランド物であろうがフィギュアだろうが考え方は一緒です。
借金の支払い終わったので、次に欲しい車が見つかったので新しい車に買い替えをする。
車離れが叫ばれているこの時代に、こんな買い方だってある意味正解なんですよね。
経済的に大変でダウンサイジングする
経済的に苦しくなってきて、車のグレードを少し下げることで買い替えを検討するケースがあります。
先ほどの離婚の話と少し被ってしまいますが、ミニバンを乗っていたけど元妻に親権をとられ大きな車が必要なくなってしまった。
このようなケースではミニバンから軽自動車に買い替えすると経済的に一気に楽になります。
また、3000CCクラスの大型セダンから、1500〜2000CCクラスのハイブリッドカーに乗り換えするユーザーも増えてきています。
現在の車はボディーサイズの割に低排気量のダウンサイジング化が当たり前になってきているので、車の維持費にお金をかけたくない方は、車を廃車や売却するのではなく、よりコンパクト化にシフトしてきているんですよね。
まとめ
私の営業時代、買い替えする理由は、以上の10項目にほぼ該当していました。
その中でも、やはり圧倒的に多いパターンが「車のトラブルによる理由」でした。
やはり「事故」「車検」「故障」の3点セットはもはや鉄板であり、この3つの修理費用が高ければいよいよ買い替えタイミングなのかもしれません。
新車にするか、中古車にするのかの判断はそれぞれに分かれますが、不必要に車を延命させ維持費の負担が大きくなり経済的に苦しくなると、損をする一方なのかもしれませんからね。
私は新しい車の購入費用のため、自分の乗っていた「プリウス」をディーラーに下取りしたところ予想を下回る査定額でした。
だから、下取りは一旦やめて一括査定を申し込み複数の業者から同時に査定してもらったところ、最大で234,000円の価格差がつきました。
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現在、新車の値引きが渋くなってきています。 そのため、今では買い取り額は新車の値引きの調整弁として欠かせない存在です。
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