50系のプリウスに20周年記念モデルが発売する!
11月15日から、プリウスの生誕20周年アニバーサリーモデル特別仕様車がオーダーの開始されます。
しかも2017年12月下旬までの完全限定生産モデル。
1番高いモデルで、ついに400万円をオーバーしてしまうほどの高級車ぶりですね。
そこでこの記事では、今回発売される特別仕様車の装備や価格の違いなど、ベース車との比較を交えて解説します。
目次
50系プリウス「20周年特別仕様車」の価格や装備の違い。
特別仕様車のボディカラーは「パール」と「レッド」
今回の特別仕様車のボディカラーは「赤」と「パール」の2パターン。
どちらもボデイカラー(赤orパール)と、ルーフカラー(黒)が別々になっています。
手前が、エモーショナルレッド(3TZ)×ルーフカラーのアティチュードブラックマイカ(218)で、メーカーオプション設定カラーとして21,600円でオーダー可能です(ちなみに、ベース車は全塗装で54,000円)
一方で後方にあるのがボディカラーがホワイトパール(070)×ルーフカラー同様にアティチュードブラックマイカ(218)となっています。
ちなみにベース車両は、9つのボデイカラーでラインナップされています。
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純正カーナビはタブレットタイプのT−CONNECT
特別仕様車の純正カーナビは、プリウスPHVで採用された縦置きタイプの11.6インチ。
まるで、タブレットのようですね。
当然T−CONNECTタイプのナビで、トヨタのスマートセンターと常時ネットワークにつながります。
・オペレーターサービス
・マイカーセキュリティー
・エージェントシステム
などなど、多彩な機能が搭載されています。
でも実はこのナビ。
DVDやCDデッキが搭載されておりません(滝汗)
これって私にとっては、大きなマイナス要素です。
確かに音楽はスマホ経由やSDカードから再生できるのでまだ良いけど、DVDは切り離しちゃいけないだろうと。
だって長時間ドライブにいくときなどは、まだ映像ソースとしてDVDは必要ですから。
無駄をどんどん省いていくのはいいですが、さすがにそこまで省かれると「利便性はかえって悪くなるのでは?」と、個人的には感じています。
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プリウス20周年モデルの内装色はホワイトで統一。
内装色、シート表皮はホワイトカラーで統一。
特別仕様車だけあってやっぱり本皮。
でも何度も乗り降りしている間に、「シートが黒色にくすんでしまうのではないか」とちょっと心配になります。
専用のオリジナルキーや車検証ケースがオリジナル。
専用スマートキーが、オリジナルでオシャレな仕様となっています。
でもこれ、中身は一緒なので新しいキーを注文して登録すればベース車にも当然使用可能です。
また右の白いケースは、シート表皮と同じ素材で使用した車検証入れ。
ここまでこだわらなくてもいいよねっていう気持ちが個人的には強く感じています(笑)
あと、ボデイカラーに合わせて専用のフロアマットが同時発売されます。
プリウスの20周年モデル車両本体価格は70〜90万円アップしている。
特別仕様車 Aプレミアム ”ツーリングセレクション” |
ベース車両 ”ツーリングセレクション” |
ベース車両 Aプレミアム |
|
2WD | 385万円 | 292万6,800円 | 310万7,455円 |
2WD 寒冷地仕様 |
386万8,363円 | 294万5,160円 | 312万5,815円 |
4WD | 404万4,400円 | 312万1,200円 | 330万1,855円 |
4WD 寒冷地仕様 |
406万2,760円 | 313万9,560円 | 332万215円 |
価格の比較をしてみました。
今回特別仕様車の発売に合わせて、ベースとなっているグレードが「Aプレミアム」と「ツーリングセレクション」です。
両車と価格を比較してみるとなんと70万円から90万円高くなっています。
通常の特別仕様車では、どんなモデルでも20万円程度しか高くなりませんが、ちょっと引いちゃうぐらい価格差ですよね。
しかもエコカー減税で諸費用がかからないにしても、4WDを選ぶと400万円という大台に乗っかります。
プリウス特別仕様車カタログ上での変更点
ではベース車よりも70万円〜90万円高くなっている特別仕様車ですが、その他の変更点について解説します。
箇条書きしていくと、
- アルミホイール:ブラックスパッタリング塗装
- LEDヘッドランプ:ブラックエクステンション加飾
- LEDドアミラー:ブラック塗装
- ハンドル:ピアノブラック塗装
- スマートキー:専用スマートキー
- シフトパネル:ピアノブラック塗装
- エレクトロシフトマチック:専用レッド加飾
- サイドレジスター:専用レッド加飾
- ヒーターコントロール:静電式
- 車検証入れ:特別仕様車専用車検証入れ
全体的にブラック加飾、ブラック塗装が目立ちますよね。
その一方で、内装に赤いサイドレジスターを使っていたりしているのがポイント。
はっきりいって、あまりカッコイイとは思えませんが。。
まとめ
今回、プリウス生誕20周年、アニバーサリーモデルの特別仕様車を買いかそれても買いじゃないかと言われると、
「買いじゃない」と個人的には思っています。
なぜなら、ベース車に比べて70〜90万円アップするのは高すぎるからで、またCD・DVDなどあって当然なものがないと意外と不便に感じるからです。
そもそもプリウスって一般人がハイブリッドカーを気軽に乗るために発売したものだと思っています。
そのおかげで、現行型プリウスや前モデルの30系プリウスも爆発的に売れたのですから。
でも今回のプリウスは、4WDになると400万円オーバーします。
そのお金を支払うのなら、個人的にはハリアーもしくはC-HRなどを買ったほうがいいのではないでしょうか?
その一方で、初代プリウスを愛して乗り続けているコアなファンなら記念モデルなので購入に踏み切るべきでしょう。
時計でも、アパレルでも限定モデルってマニア受けするのは間違いないですから(笑)
でも純粋にハイブリッドカー新車、そしてプリウスが欲しいならベース車で十分に満足できるはず。
いずれにせよ、プリウスを購入する前に、ベース車の見積もり。
また楽して購入できるように今乗っている愛車の査定をとってから総合的に判断してみるといいかもしれません。
私は新車を購入するため、今まで乗っていたプリウスをディーラーに下取り査定を頼みましたが、予想してたよりもはるかに低い査定額でした。
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