知人の18系のクラウンマジェスタが、そろそろ10万km走行したのでタイミングベルトを交換時期を迎えました。
タイミングベルトとは10万kmを走行した場合に必ず交換しなければならない「定期交換部品」であり、もし交換せずにそのまま車を使っていた場合、ベルトが切れてエンジンがロックして焼き付きを起こしてしまう危険性があるのです。
知人も「タイミングベルトなんてすぐ交換できるんでしょ?」と甘い考えでいたようなんですが、実はそれが大きな落とし穴。
18系のクラウンマジェスタに搭載されている4.3Lの「3UZエンジン」
タイミングベルト交換するには、多大なる時間を要し、さらに追い打ちをかけるように大きな出費が必要になるんです。
そこで、今回の記事テーマ。
18マジェスタのタイミングベルト交換にかかる費用や、必要なパーツなどにフォーカスを当てて説明していきましょう。
今回交換する18系と言っても、UZS187の4WDマジェスタです。
だからといって、FRである186系との違いは全く無いのでどちらでも一緒と考えてもらってもいいでしょう。
187系マジェスタのタイミングベルトを交換する。
マジェスタのタイミングベルト交換費用
まずはさっさと結論から説明していきます。
3UZエンジン、タイミングベルトの交換費用は、
「71,895円」になります。※部品・技術料込。
知人はこの高額な見積もりをみて腰を抜かしそうになっていました。
なぜなら、タイミングベルトとファンベルトを勘違いしていたらしく、交換だけでそこまで高額な見積もりになると思わなかったらです。
全く予想していなかったらしく、ディオのスタンド「ザ・ワールド」を食らったときのようにまるで時が止まっているような様子でした。。。
もちろん車種によって、見積もりに価格差はあります。
ですが、特にマジェスタは作業難易度が高いので高額な見積もりになるのです。
タイミングベルト交換するときに必要なパーツ
高額見積もりに唖然としていましたが、渋々?交換することに納得をしてもらいました。
だって交換しなければ、それこそエンジン本体が故障するので放置しておくわけにもいきません。
そこで、タイミングベルト交換するときに最低限必要なパーツは、
①タイミングベルト=6,480円
②チェーンテンショナ=6,156円
③タイミングベルトアイドラーNO.1=2,894円
④タイミングベルトアイドラーNO.2=2,905円
以上の4点になります(しめて18,435円也)
しかも高級車ともあって、タイミングベルトも真空パックされています。
今回見積もりには、タイミングベルトの交換時における技術料と部品だけを掲載していますが、できればエンジンのウォーターポンプを同時交換したほうがいいでしょう。
ウォーターポンプを同時交換するメリット
ですが、10万kmも走行しているとポンプから水漏れや異音が発生していることがほとんど。
さらに、ポンプはベルトのすぐ裏側に装着されているので同時交換することで工賃の重複を防ぎます。
つまり「ウォーターポンプ」の部品代だけあれば交換できるのが最大のメリットなんです。
ウォーターポンプは純正品を購入すると10,000円以上しますが、ネットを利用することで安く購入することが可能です。
Amazonなら、タイミングベルトの部品一式とウォーターポンプがセットになって約16,000円にて購入できるのでお得です。
なぜタイミングベルトの技術料は高額なのか?
なぜ、「3UZエンジン」のタイミングベルトの工賃は高額になってしまうのか。
それは、タイミングベルト本体がエンジンの奥の方に潜んでいるからです。
タイミングベルト本体まで辿り着くために取り外ししなければならないパーツ点数が多くあります。
しかも、画像ではエンジンが降りている状態での写真なのですが、実際には車上での交換になります。
それだけで、作業の難易度と作業時間もかかるので、技術料が50,000円近くするのは仕方のないことなんです。
ただ、間違っても専門知識がない方が自分で交換してみようなんて思わないこと。
3UZエンジンは専用のストールがあっても、専用の工具があったとしても交換作業は大変です。
もし交換するなら、ディーラーや整備工場のプロに任せましょう。
最後にもうひとつ。
もし10万km走行したなら、スパークプラグも同時交換したほうがいいでしょう。
もちろんV8エンジンなので8本のプラグを使っています。
こちらもAmazonで購入すると10,000円以下で購入できるのでお得です。
まとめ
10万km走行した、「3UZ」エンジンの18系クラウンマジェスタはタイミングベルトの交換が必要です。
改めて交換時の注意点は、
- 最低70,000円近くの予算が必要になる。
- ウォーターポンプやプラグも同時交換したほうがいい。
- 部品はAmazonなどネットで購入すると安い。
昔はマジェスタやセルシオのような高級セダンは、10万kmも走行したらほぼ新車へ入れ替えになっていました。
ですが、現時点は車が長寿命化しており、ベルト交換する方も増えてきいます。
ただ、少しでも新車や中古車へ入れ替えを検討している方なら、交換作業に70,000円近く予算をかけるのは気がひけるかもしれません。
それなら、10万kmを超えていない車としての価値が残っている今この瞬間に一括査定サービスを利用して買い取り価格を出してもらい、売却を検討してみてもいいかもしれません。
実際の買い取り事例を紹介すると、似たような車種である30系セルシオも高額査定になっています。
20万円、30万円という査定額がついているすぐその横で、「55万円」という高額見積もりを実現しています。
いずれにしても、交換するにしても、査定して入れ替えするにしても、10万kmを超えてしるのは事実なのですから、早めに手を打ったほうがいいですからね。
思い立ったら、すぐに行動ですから。
私は新車を購入するため、今まで乗っていたプリウスをディーラーに下取り査定を頼みましたが、予想してたよりもはるかに低い査定額でした。
そこで、下取りを一旦辞めてネットから「車一括査定」を申し込み、複数の業者から同時に査定してもらったところ、最大で234,000円の価格差がついたのです。
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