『子供がこの春就職するんだけど、どうしても仕事で車が必要になる。』
年が明けて、春が近づいてくると、卒業して働きに出る子供の親御さんからこのような質問をよく受けます。
とくに、子供が初めて免許をとり、車に乗るときって親として心配になるのは当然ですよね。。
しかし、こういった質問をよくされる中で、私が常々言っていることなんですが、
確かに車は必要かもしれないけど、
・買う以外に譲るといった方法がないのか。
・買うにしても、どんな車にすべきなのか。
・買うにしても、どれぐらいの価格帯の車にすべきなのか。
をしっかりと、考える必要があります。
そこで今回の記事では、就職する子供に対して親としてどうするべきか、いくつかのパターンに分けて解説していこう。
とくに子供の運転技術が未熟だからこそ、判断を誤らないようしたいものですよね。
目次
就職する子供に車を買わせるべきか?それとも親の車を譲るべきか?
親の車が古くなってきているのなら子供に車を譲ってしまおう。
もし、親であるあなたの車が古くなってきているのなら、思い切って子供に譲ってしまいましょう。
譲る目的は唯一つ。
なぜなら、若いドライバーは運転技術が未熟で、大小かかわらず必ずといっていいほど事故を起こすからです。
たとえば、子供に新しい車を購入させた場合、車の購入費用の他に、自損事故を補償する『車両保険』が必須になります。
車両保険に加入していなければ、自損事故を起こすとすべて自腹を切る必要があるからです。
ただ、若年層の車両保険は「詐欺かよ」というぐらい保険料が高いのが特徴です。
車によって変わりますが、保険料だけで年間30万円を超えるなんてザラです。
車の購入費用ですら支払いが大変なのに、さらに保険料まで払ってしまうと、せっかく就職するのにお金が貯まるわけありません。
そこでもし、親から譲り受けることができると、たとえ事故を起こしたとしても、修理をせずに廃車にするという選択ができます。
つまり、車両保険を外し、最低限必要になる『対人・対物無制限』だけを掛けておけば、保険料も割安となって子供の負担も減るはずです。
もちろん、子供に譲るべき車の定義はそれぞれの家庭で違うと思いますが、
個人的には、
- 距離数が7万km以上走行している。
- 年式が10年以上経過している。
- 親が新しいクルマの購入を検討している。
- ローンの支払いが終了している。
- 整備工場から、もう長く持たないことを言われている。
などあれば譲っても構いません。
そして子供に車を譲ったあと、親であるあなたが予算に合った車を購入するべきなんです。
いずれにせよ、子供が初心者マークがついている間は、無理して車を購入させずに親の車を譲るのがベストかもしれません。
親の等級が高いのなら、自動車保険も名義変更する。
親であるあなたの保険の等級が高いままなら、子供に等級を継承することも考えましょう。
なぜなら、先ほど言ったように子供が新規で自動車保険に加入するとびっくりするほど高くつくからです。
たとえば、あなたが20等級の場合、子供に等級継承することで子供が20等級となり保険料が驚くほど安くできます。
等級を引き継ぐ条件として同居が絶対条件になりますが、該当するなら子供の負担を減らせるチャンス。
関連:親から子へ「自動車保険」を引き継ぐ方法
もちろん、子供に等級を渡してしまうと、親であるあなたは「無保険状態」になってしまうので、セカンドカー割引など割引制度を利用して、できるだけ保険料の負担を減らしましょう。
また、このタイミングを利用して自動車保険一括見積もりを利用し、通販型の自動車保険などに見直して保険料の節約を検討してみてもいいでしょう。
親の車を譲れないなら、できるだけ『安い軽自動車の中古車』を購入する。
もしあなたが車のローンを支払っている最中だったり、年式が新しく走行距離が少なかったりして、車が譲れない状態なら無理をする必要はありません。
なぜなら、子供に譲るべき車は、市場価値がないのが前提だから。
たとえば、新しい車を譲ったとしても先ほど言ったように、子供が事故を起こしたら元も子もありません。
それなら、譲ることを諦め、通勤用として割り切って安い軽自動車の中古車でも購入するべきでしょう。
関連 : 通勤用として格安中古車を購入する3つのポイント!
たとえば、中古車のガリバーなら、格安の中古車を30万円以下で購入することができます。
それなら一括で購入も可能になるし、自動車保険も「対人・対物無制限」だけで「車両保険」に加入しなくても構いません。
いずれにしても重要なのは、通勤用として割り切ってしまうことなんです。
車は、こだわりだすとキリがなく、限度がありません。
自分の身の丈にあわない車を買うと、保険やランニングコストで押しつぶされるかもしれません。
しかし、若いうちは安い車を買ったほうが、気を使うことがないのが精神的にも金銭的にもストレスフリーなんですよね。
まとめ
子供が働くようになる場合、住んでいる地域によってはどうしても車が必要になります。
そこで親としてどうするか結論からいうと、
- 子供に車を譲って、親が購入する。
- 親の車を譲れないのなら、安い軽自動車の中古車を購入する。
現実的な方法としては、いずれかの方法がベストではないでしょうか。
なるべく避けたいのは、子供がフルローンを組んで新車、または100万円以上する中古車を購入する行為。
何度もいうように、初心者マークがついている間は、事故のリスクが非常に高いのと、自動車保険の保険料が非常に高いからです。
ただ、親が車を買うにしても、子供が車を買うにしても、中古車のガリバーのように『保証が充実している販売店で購入』が前提なんですけどね。
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