中古車を購入するために必要なポイントは、「信頼できる場所で購入する」ことと中古という特性上「保証が充実している」だと思っています。
保証は中古車販売店によってそれぞれ違いがありますが、信頼できる場所で購入する『信頼』とはどういったものなのでしょうか。
営業マン?メーカなどブランド力?それももちろん大切なのですが、それよりも過去どれだけメンテナンスに力を入れてきたのか。
そのほうが重要ですよね。だってどんなに丈夫な車でも、メンテナンスを怠ると故障しやすい車になるから。
そこで大切なキーワードがその車の過去に行った「メンテナンス履歴」ではないでしょうか
その上で今回、こんな質問を受けました。
②『点検整備をした整備記録についてディーラーやメーカーは保存する義務があるのでしょうか。』
過去の記録がわかれば、どんな故障があって、どんな修理をしてきたのかわかります。
これから、中古車の購入を考えている方は知っておいたほうがいいですからね。
定期点検記録簿は『2年間』の保管義務がある
過去の整備点検内容を知るには「前使用者の点検整備記録簿」を調べる方法があります。
道路運送車両法では整備工場に対し、自動車のエンジン本体・足回り・ハンドル・ブレーキなどの『分解整備』及び、
12ヶ月定期点検整備を実施した場合は、定期点検記録簿を作成し、依頼者に1部を渡し、控えを2年間保管することを義務付けています。
つまり、車検や12ヶ月点検はもちろんのこと、「走る・曲がる・止まる」に起因して分解整備については整備工場に必ず存在しているはずなんです。
したがって、もしその中古車に定期点検記録簿が積載されていなければ、販売店に相談して点検記録を取り寄せてもらうことができます。
点検記録簿があるだけで中古車としての信頼がアップする。
道路運送車両法は車の使用者にも定期点検記録簿を保管しておくことを義務付けています。
それなのにもかかわらず、展示されている中古車に記録簿がない場合があります。
そうしたケースでは、販売店や前使用者にとって何らかの不都合なことが書かれていた可能性があったり、定期点検自体を実施していない可能性があるので、その車は中古車として「外れ」の可能性が高いです。
たとえば、ペットを飼おうと考えているときに、診断書があるワンちゃんと、ないワンちゃん。どちらが病気のリスクがあるのか?と、仕組みは一緒。
育てる立場としては、診断書があったほうが少なからず安心ですよね。
ただし、調べてわかるのは車検や12ヶ月定期点検、また分解整備の内容だけなので、細かい「オイル交換」を含む消耗品のメンテナンスなどについては、記録簿の発行が義務付けられていないのでありません。
いずれにしても、中古車の購入にあたっては定期点検記録簿のある車両を選んだほうが安心といえるでしょう。
中古車の品質表示に点検整備記録簿の有無がある。
なお自動車公正取引協議会の定める「自動車公正競争規約」では、その車の状態を示す「品質表示」について次の項目の表示が義務付けられています。
①走行距離数
②前使用者の点検整備記録簿の有無
③修復歴の有無・・・・「有」の場合は特定の車両状態を表示した書面の表示・交付
④保証の有無
⑤定期点検整備実施状況
このように、中古車を購入するときには点検記録簿が積んでいるかどうか明記しておく必要があります。
つまり、記録簿の表示や定期点検整備の実施状況が書いてない車については品質表示、価格表示として「NG」である可能性が高いでしょう。
まとめ
今回の質問である『中古車を購入時に、その車が過去に受けてきた点検整備内容を知ることができるのか?』また、『点検整備をした内容は保存する義務があるのでしょうか。』についてのアンサーは。
12ヶ月定期点検・車検、また「走る・曲がる・止まる」に起因する分解整備については整備内容を知ることができる。そしてその記録について、ディーラーや整備工場は「2年保管する義務」があります。
なので、整備記録が積んでいるかどうかで中古車としての信頼性が高くなるのは間違いではないでしょう。
もちろん信頼できる中古車を購入するのは大切です。
しかし、一度でも公道を走行している以上、新車より故障のリスクがあります。これはもう確率的な問題でどうしようもありません。
そのためにも保証が充実した中古車販売店。
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