2年に1回やってくる車の整備「車検」
あなたはどのような”目的”で車検をおこなっているでしょうか?
「2年に1回はしっかり整備する」
「なんでもいいから安く済ませる」
車に対する考えや、経済的な理由から様々な考えがあると思います。
今日は「車検はディーラーが安心だよね」って意見を
全く別の視点でお話したいと思います。
ちなみに前に働いていた会社での話です。
営業マンが車について無知すぎる
僕が前職で修理の受付をしていて思っていたこと。それは、
「営業マンが車に対して無知すぎなぁ」って思っていました。
「足回り系のブッシュ関係にガタつきがある」とか、
「エンジンから音がする」とかってメカニックに言われても、
営業マンがその故障について全く理解していません。
理解してくれませんって言葉はちがって、
「理解しようとも思っていません」
当たり前の話ですが、知らないことをお客さんに説明できるわけもなく、
結局のところその部分は修理せず、放置。
結局の後々になって、修理が必要になり、
高額修理をするハメに。
担当の営業マンが「コイツ車のこと知っているのかなー?」
ってもし感じたのならば、車検の見積りは「モレがなく、ダブリがなく」
とってもらうように心がけましょう。
「わざと修理をしない」で車検を通す
逆に車の構造を理解している、
整備士あがりの営業マンにも注意が必要です。
なぜなら「営業の仕事は車を売ること」
あなたが車を購入するときってどんなキッカケでしょうか?
乗り換えする明確な年数がなければ、
たぶん「車が壊れたとき」ではないでしょうか?
または「車検のときに高額な見積りがきた」ときではないでしょうか?
今の車って本当に壊れません。
しっかり車検や点検をしていると、10年、10万キロ走行の車だって
ピンピンとしています。
そうなると困るのは誰か?
いつまでも車が壊れなくて困っている「営業マン」です。
経験豊富な整備士あがりな営業マンは、
「放置して良い部分」「放置してはいけない部分」がわかってきます。
車検に関係ない放置して良い部分、
例えば、エアコンの不良などはその代表例です。
エアコンは壊れると1回の修理で10万円ぐらいかかるのなんて
珍しくなんてありません。
そこに車検の「わざと高額な見積り」を作り、
新しい車の購入を検討させるのです。
試しに担当営業マンに、
「実は今回の車検で入れ替え考えているんだけど、見積もりとってくれない?」
って頼んでみてください。
もう「あれや、これや」部品をいれて高額な見積もりを持ってくるはず。
だってそうですよね。
営業マンはもう「1台の入れ替えユーザー」がいるも同然です。
そのタイミングを逃すわけにはいきません。
「過剰な見積もりを計上して、新しい車の入れ替えを進める」
車業界にいる営業マンの共通する手法です。
逆に言うと、ここでしっかり線引して、
自社ユーザーのために適切なアドバイスが送れる人が
「優秀な営業マン」だと思います。
彼らは決して売り込みをしませんからね。
ユーザーも安い金額を求めている
ユーザーだって実際は車検代を抑えたと思うのが本音です。
「2年間の安心がほしいから」とか「ディーラーでしっかり直してほしい」
とか言っても、やはり車検費用は抑えたい。
だからそんな空気を察して、担当の営業マンは
現場スタッフに「できるだけ車検費用を抑えてください」って
お願いするのです。
なんか矛盾していると思いません?
結局のところ、ユーザーも
「ディーラーで車検をおこなった」っていう「証明」だけが欲しいだけで、
実際には費用などかけたくはないのです。自己満足です。
重要な事は「車検に入庫するだけではなくて、適切な修理およびメンテナンスをおこなう」
たったこれだけです。
これだけをずっと続けているユーザーの車は、
いつまでたっても元気よく走行していることでしょう。
まとめ
なぜ、こんな記事を書こうかなって思った理由は、
あまりに自社ユーザーを大事にしない、
営業マンが多かったからです。
心から信頼してくれているのに、
あまりに思いやりがなく、一見「騙しているようにも」
思えたからです。
ディーラーだって所詮「数字主義」です。
いかに回転率あげて、台数をこなしていくか?
そんなことしか考えていません。
「1台1台を丁寧に」なんて本当の意味で
掲げているディーラーなんてもう数は少ないと思います。
ですが、たかが車検、されど車検ではないかと思いません?
高額な修理見積もりがでた場合、修理するか入れ替えするかで悩むことも多いことでしょう。
修理せずに入れ替えを検討した場合、車検代の見積りが高額なために下取りゼロなんて十分に考えられます。
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