新しい車を購入するために、購入先のディーラーで古めのSUVやピックアップトラックなど四駆系の車種を下取りに出すと「0円査定」になるケースが非常に多くなっています。
なぜ0円査定になるのかといと、SUVやピックアップトラックなどこだわりのある車は一般受けしないからで、買い取って再販しても故障が非常に多くなってしまうからです。
「買取価格<<アフター修理費用」という図式が成り立つので、ディーラー側にとっても、再販するメリットが非常に少ないのです。
その結果、自分で廃車にしたり、ディーラーで処分をしてもらう方が非常に多いのですが、実は、正しく売る方法を知れば廃車にする必要がないことがわかります。
ここでは、どのような方法を使ってSUVやピックアップトラックなど四駆系の自動車を高く売ることができるのかを見ていきましょう。
下取りや廃車にするより、もっと高く売れる方法がありますからね。
目次
四駆系自動車は「下取り0円」でも諦める必要がない。
SUVやピックアップトラックは海外に輸出するから価値が下がらない
四駆系のSUV車やピックアップトラックは多少年式が落ちたとしても、ガタが来ていても大きく価値が下がることがありません。
なぜなら、「国内で売れないなら海外へ売ってしまえ!」買取業者の中には、海外に独自のルートを保有しているところもあるからです。
大手販売業者では、ある程度大きな販売業者は中古車の流通を国内だけに限定させていません。
例えば、ガリバーならアジア・アメリカ・中国など数多くの国に売却経路を持っています。
また、廃車買取業者のカーネクストでは、タイやインドネシア、マレーシアなど海外マーケットが豊富にあります。
またピックアップトラックも人気があり、メーカー別の輸出実績でもやはりトヨタ車が圧倒的な人気を誇っています。
いずれにしても、海外の需要とマッチすれば高価買取も期待できます。
一方で、下取りがメインのディーラーは国内にしか販売ルートがありません。
なので、買い取っても高く売却するツテのようなものがないので、リスクを犯して高く買取ることができないのです。
例えば、あなたの保有している住宅を自分個人の力で売るのか、それとも専門の不動産会社で委託して売るのかどちらが高く・早く売れるのか考えれば自ずと答えは見つかりますよね。
中古SUV・クロカン四駆系はミドルサイズでも高く売れる!
特にミドルサイズクラスの中古SUVは年式や走行距離に対しての相場よりも高く売れます。
なぜなら、中古SUVは海外に輸出するとその性能が大きく開花するからです。
SUV車はその特性上、走行性能が高く「悪路・山道」にも強いので、海外の荒れた道路で使うドライバーにとっては非常に価値のある車になります。
例えば、旧型モデルのエクストレイルやトヨタのラッシュ、またマツダのCX−3やCX-5などディーゼル搭載車は市場価値が高くなっているのです。
もちろん、トヨタのハリアーやマツダのMPVなどもまだまだ海外にとって人気の高い車種になります。
またSUVよりもワンランク大きな車、ランドクルーザーはもちろん、ランクルプラドやハイラックスサーフなどはタフな設計をしています。
年式が古くても、走行距離がある程度走っていても、壊れにくいという事実は間違いがないので買い手には困らないでしょう。
ピックアップトラックも人気!
何も人気はSUVやクロカン四駆系だけではありません。 今新車で買えないピックアップトラックも中古車市場で抜群の価値があります。
例えば、トヨタのハイラックスピックアップや日産のダットサントラック、三菱のトライトンなどもう絶版車になっていると価値は高騰します。
特にダットサンは2.4Lガソリンエンジンが人気で、荷物を積みながら快適に走行したいユーザーには絶大な人気を誇っています。
また6人乗りのWキャブについてはファミリー層にも人気があるので買取も高くなっています。
もちろんハイラックスピックアップも販売台数が多かったので、高く売れないのでは?と思われがちですが「2WD」「4WD」共に状態が良ければ高価買取が期待できる1台です。
いずれにしても、ピックアップトラックは現行車ではないので、今ある中古車から選ばなければならないのが実情です。
中古車市場で人気があるということは、買取相場も安定して高くなっていくんですね。
まとめ
古いというだけで、下取り査定が「0円」だとしても諦めてはいけません。
四駆系自動車はボディの状態が悪く、見た目も悪くなってきているのかもしれませんが、それに余りある走行性能が備わっておりそれだけで高く売却できる可能性があります。
海外では、まだまだ道路整備がされておらず悪路でも山道でも走れる車が必要です。
また、日本と違って車検整備がないのでランニングコストが日本よりもかかりません。
日本に住んでいると目に入らないかもしれませんが、海外なら未だにガンガン走っていますし必要とされている。
四駆系自動車を廃車にするなんてもったいない。 自宅で眠ってあるプラチナを専門店に買取してもらうようなつもりで、一括査定でも利用して高値で売却しましょう。
私は新車を購入するため、今まで乗っていたプリウスをディーラーに下取り査定を頼みましたが、予想してたよりもはるかに低い査定額でした。
そこで、下取りを一旦辞めてネットから「車一括査定」を申し込み、複数の業者から同時に査定してもらったところ、最大で234,000円の価格差がついたのです。
しかも、はじめに「概算金額」から教えてくれるので、自分の車の「相場価格」もかんたんに知ることができる。
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