日に日に気温と湿度が高くなってくると怖いのが『熱中症』です。
とくに、夏のドライブは熱中症になってしまうリスクが増えてくる季節でもあります。
運転中での突然の体調不良や集中力の低下など、深刻な事態を引き起こす前にきちんと準備をしておきたいところ。
今では、市販の熱中症対策カーグッズもかなり充実しているので、それらを活用してしっかりと対策をしていきたい。
そこでこの記事では、車の熱中症への予防と対策として10のチェックポイントと、そのために必要な市販されている神アイテムを合わせて紹介します。
ロングドライブの前には、必ずチェックしておきましょう!
目次
車の熱中症による予防と対策
エアコンガスの量をチェックする。
日頃のメンテナンスとして絶対必要なのが「エアコンの対策」
とくに現在では、エアコンのない車に乗るのは自殺行為とも言えます。
そこで、車内が冷えなくなったと焦らないように普段から注意しておきましょう。
基本、冷媒性能の点検は専門店に頼まないと難しいです。
しかし、カーエアコンの冷媒となるガスの量については簡易的ですが自分で確認が可能。
どの車のエンジンルームにもガスの量を簡易的に確認するサイトグラスがあります。
サイトグラスに気泡が多いと、冷媒ガスが減っているサイン。
もし気泡が入っているなら、エアコンガスを補充する必要があるでしょう。
ただ、ガス補充作業は自分でも可能ですが、専門知識が必要で素人が扱うと危険を伴います。
やはり、専門店にお願いするのが無難かもしれません。
クリーンエアフィルターを新品に交換する。
クリーンエアフィルター交換は簡単にできるメンテナンスの一つ。
エアコン作動した瞬間に起こる悪臭の原因もフィルター交換で改善されるため定期的にチェックです。
また、エアコン吹き出し口に汚れが溜まっていると、冷却性能に悪影響を及ぼすため、日頃から吹出口はきれいに拭き取っておきましょう。
常日頃からバッテリーは点検しておく。
エアコンだけに限らず、車にとってバッテリーは電源となるため、定期的なチェックが必要です。
バッテリーは経年劣化するため、とくに夏場はエアコンの使いすぎでダメージを受けやすい。
急なバッテリー上がりを防ぐためにも定期的な状態のチェックを欠かさないようにしておきたい。
Amazonや楽天では簡易的なバッテリーチェッカーが格安で販売されているので手軽にチェックが可能。
劣化したバッテリーは早めに交換が必要なので、バッテリーチェッカーはぜひ1つ用意しておきたい。
エンジンスターターを用意しておくと便利!
暑い夏は車に乗り込んだ瞬間、サウナにいるような感覚に陥ります。
それならエンジンスターターを利用して、先に車内を快適にしておくことが必要です。
エンジンスターターでエンジンを始動させ、エアコンを効かせて、乗り込むときには快適な温度に保たれます。
設定次第でアイドリング時間も変更できるので、ぜひ取り付けておきたい便利グッズです。
お休み前はサンシェードを取り付けておく!
車内温度を上げてしまう最大の要因は、ダッシュボードに熱が溜まるからです。
また、ダッシュボードと同じ材質である高温になったハンドルから手に伝わる熱の影響も侮ってはいけません。
そこで、駐停車時にサンシェードを設置しておくだけで過度な温度上昇を防ぎます。
また、合わせ技としてハンドルシェードを一緒に使用すれば、隙間から入ってきた日差しもカットできるため弱点がなくなります。
誤って子供が触ることもないため、価格以上に価値のあるカーグッズでしょう。
ウインドウフィルムを貼る
運転中じりじりとした暑さの原因となるのは太陽の日差し。
とくに、窓ガラス越しにくる紫外線や赤外線は熱中症の元になります。
そこで、紫外線や赤外線をカットするドアフィルムを貼りましょう。
夏は外からの熱を遮断し、窓外の熱を室内に侵入させにくくします。
一方で、寒い冬には暖気を保持し熱損失を抑えます。
車内のエアコンの効率をもう1ランクアップさせる役に立ちます。
やり方さえ間違わなければ素人でもきれいに貼れるが、もし自信がないならガラス屋さんなどにお願いするのがいいでしょう。
ダッシュボードの水拭きをする
サンシェードのときでも話しましたが、室内が暑くなる原因はダッシュボード。
そのため、暑くなったダッシュボードを水拭きするだけで気化熱の力により車内温度が少し下がります。
サンシールドで防ぎ切れなかった部分の温度を下げよう。
水拭きは車内温度の低下だけじゃなく、乾燥対策にもなる手軽な方法です。
扇風機を設置して車内空気を循環させる!
エアコン吹き出し口の向きや位置、または冷媒性能によって後部座席を十分に冷やせない車種もあります。
そこで、扇風機を設置してエアコンの冷やす空気を循環させよう。
シガーソケットタイプやUSBタイプの扇風機も人気で、ヘッドレストに引っ掛けるタイプもあるので汎用性は高いです。
室内空気を効率よく循環させると、涼しくきれいな空気を吸い込むことができるため、車内が快適になり、あなたの大事な家族を守ります。
冷却スプレーを使用する
冷却スプレーを侮るなかれ。
消臭抗菌効果がもあり使い勝手の良いカーグッズ。
1回のスプレーで約9℃も車内温度が下げられる実験結果もあるので積極的に使おう。
冷感ジェルの座布団を用意する
夏は、車の座面もシートヒーターを使ったような暑さになります。
とくに直接お尻を置く座面に熱がこもりやすいため、熱を発散させるカーグッズを活用しましょう。
触れた部分がひんやり冷たく感じられる冷感グッズも多数用意されています。
運転中の腰痛が気になる人は座り姿勢が楽になるサポートタイプの冷感クッションを選びましょう。
まとめ
どうでしょう?
今回紹介した9つのカーグッズは、あればあるほど熱中症対策には有効なアイテムです。
もちろん、それ以外にも
・冷やした飲み物を用意する
・熱さまシート
・首に巻く冷感マフラー
など用意しておけば、ほぼ熱中症対策はコンプリートです。
暑さに弱い方はもちろん、小さなお子様を乗せるときはとくに注意したいもの。
いずれにせよ、車にある標準装備だけでは網羅できていないため、自分自身自己防衛は必要ですからね。
また、エアコンのない車、エアコンが故障している車は乗っているだけ危険なので、乗り換えの検討も必要です。
一括査定を利用して、たくさんの業者から査定してもらい、もっとも高い評価をしてくれた場所で車の売却も視野にいれておくとよりいいでしょう。
私は新車を購入するため、今まで乗っていたプリウスをディーラーに下取り査定を頼みましたが、予想してたよりもはるかに低い査定額でした。
そこで、下取りを一旦辞めてネットから「車一括査定」を申し込み、複数の業者から同時に査定してもらったところ、最大で234,000円の価格差がついたのです。
しかも、はじめに「概算金額」から教えてくれるので、自分の車の「相場価格」もかんたんに知ることができる。
無料一括査定なら最大の「10社」買い取り業者を使って同時に比較ができることができますし、 申込みも1分程度で終わるのでおすすめ。