トヨタのシエンタに「特別仕様車」が発売になりました。
その名も“Cuero”(クエロ)。
Cueroとはスペイン語で革という意味で、特徴はなるべく奇抜なボディカラーを廃止、外装、内装共に落ち着いた色で構成されていることです。
「シエンタって良いよなぁ」と考えている方も、候補の1つとして特別仕様車も検討していると思います。
ここでは特別仕様車である「G“Cuero”」とベース車である「Gグレード」の何がどう違うのか5つの項目を比較し解説します。
ベース車と比べてみて、購入するべきかどうかの判断材料にしてください。
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目次
特別仕様車とベース車の大きく分ける5つの変更点
SafetysenseCがメーカーオプションではなく標準装備化
トヨタの安全装備である「SafetysenseC」については、そのまま継続します。
残念ながらSafetysensePにはなりませんでした。
まあ、これはラインナップ的にも近い「アクア」や「ヴィッツ」などと同じなので仕方はないでしょう。
ちなみに、SafetysenseCは、
- プリクラッシュセーフティシステム
- レーンディパーチャーアラート
- オートマチックハイビーム
の3つで構成されている安全装置です。
ベース車の「Gグレード」は54,000円でメーカーオプション設定でしたが、特別仕様車は標準装備になっているのが特徴です。
なので、特別仕様車を選択すると、自動的に「SafetysenseC」も搭載されます。
LEDランプパッケージがメーカーオプションではなく標準装備化
最近トヨタ車の主流であるLEDヘッドライト。
アクアやヴィッツも同じような構成でありましたが、シエンタにも視認性と見た目をアップさせるために、
- Bi−Beam LEDヘッドランプ(オートレベリング機能+LEDクリアランスバルブ)
- フロントフォグランプ(ハロゲン)
- 専用リアコンビネーションランプ
- オートライト
というLEDランプパッケージが標準で装備されています。
ベース車の「Gグレード」にもありましたが、105,840円のメーカーオプション設定でした。
ベース車と特別仕様車の価格の差は136,000円
次に、もっとも気になる車両本体価格の話。
今回、ベース車の「Gグレード」と特別仕様車の価格を比較したところ、ハイブリッド、ガソリン車共に136,000円アップしています。
これは先ほど説明した、
- SafetysenseC:54,000円
- LEDランプパッケージ:105,840円
の標準装備化を受けての影響とみて間違いはないでしょう。
今回ようやく特別仕様車が発売されたので、全グレードの価格を比較することができました。
エンジン | グレード | 乗車人数 | 駆動方式 | 価格 |
HV | 特別仕様車 HYBRID G”Cuero” |
7人 | 2WD | 2,465,855 |
G | 2,329,855 | |||
6人 | 2,329,855 | |||
X | 7人 | 2,226,763 | ||
ガソリン | 特別仕様車 G”Cuero” |
7人 | 2WD | 2,116,327 |
6人 | 4WD | 2,257,709 | ||
G | 7人 | 2WD | 1,980,327 | |
6人 | 2WD | 1,980,327 | ||
4WD | 2,121,709 | |||
X | 7人 | 2WD | 1,816,363 | |
6人 | 4WD | 1,957,745 | ||
X ”V PACKAGE" | 7人 | 2WD | 1,689,709 | |
6人 | 4WD | 1,831,091 |
ハイブリッドは車両本体価格だけでも250万円になりそうですが、SafetysenseCもLEDパッケージも必要な装備だけに、ある意味割安かもしれませんね。
特別設定色クールボルドーが追加される。
特別仕様車のボデーカラーは全5色。
- クールボルドーガラスフレーク※特別設定色
- ホワイトパールクリスタルシャイン
- シルバーメタリック
- ブラックマイカ
- ヴィンテージブラウンパールクリスタルシャイン
です。
どちらかと言うと、シックな色合いが多い印象を受けますよね。
新型シエンタとメインカラーであるイエローも特別仕様車には設定がありません。コンセプトとズレが生じるからでしょう。
内装はオレンジステッチでアクセント
最後は内装色でちょっとしたアレンジが加わっています。
シート表皮やインストルメントパネルをベースにして、
- オレンジステッチ本革シフトノブ
- オレンジステッチ本革ハンドル
- オレンジステッチシート表皮
- ファブリック巻きドアトリム
と、オレンジをアクセントして加えています。
非常にわかりにくいかもしれませんが、ベース車との見分け方としては、オレンジステッチがあるかどうかで判断できるかもしれません。
まとめ
特別仕様車は、売れている人気のオプション品を商品化しているので、イメージとしては映画化された人気作品がスペシャルエディションとして再販されたようなものです。
なので、データに基づいて形にしているので、選んでおけば「失敗はしない」というメリットがあります。
確かに、モデリスタエアロパッケージやG’s(今はGR)と比べて派手さはありませんが、細かいニーズに対応しているのでモデルとも言いかえることができます。
私がおすすめする購入のポイントは、この限定色である「クールボルドーガラスフレーク」というボディーカラーが好みなら特別仕様車一択で決まり。
でも一方で、ホワイトパールやブラックマイカでも良いと言うなら、ベース車と特別仕様車の両方を見積もりをとってもらい価格を比較してみます。
なぜなら、ベース車はオプション装備を最初から決めていかなければなりませんが、その一方で値引き額が大きいというメリットがあるからです。
でも、もう一方で特別仕様車は、ある程度ニーズに合わせた装備はされていますが、値引き額が小さくなるデメリットもあります。
いずれにしても、これからシエンタを購入するなら、ベース間の比較と下取り相場も含めた価格比較をしたいところ。
そう考えると、下取りよりも買い取りをである一括査定を利用すると予想を遥かに超えた査定額になるかもしれませんよ。
話が脇に逸れてしまいましたが、新型シエンタ「特別仕様車」G“Cuero”ベース車との5つの違いの説明でした。
私は新車を購入するため、今まで乗っていたプリウスをディーラーに下取り査定を頼みましたが、予想してたよりもはるかに低い査定額でした。
そこで、下取りを一旦辞めてネットから「車一括査定」を申し込み、複数の業者から同時に査定してもらったところ、最大で234,000円の価格差がついたのです。
しかも、はじめに「概算金額」から教えてくれるので、自分の車の「相場価格」もかんたんに知ることができる。
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