「プリウスのエアコンを使っていると、なんかうるさくなってきたんだよね」
1つ前のモデルである30系プリウスに乗っている知人からそんな相談を受けました。
私も実際、車上で異音を確認してみると、「ウィーン、ウィーン」と、モーターが唸るような音を確認できました。
たしかに異常音でうるさい。
もちろん、エアコンのスイッチを切るとピタッと止まるので、エアコンのコンプレッサー本体の故障で間違いなさそうです。
さらに、エアコンの作動状況を確認してみると、冷たい風もあまり効いておらず、風量も弱い気がします。
いずれにしても、何かしら故障がありそうなので、ディーラーにてしっかりと点検してもらうことにしました。
プリウスのエアコン本体から異常音がする。
エアコン本体から異常音がする原因は?
とりあえず、「異常音ってどんな音なのよ?」って思う方もいると思いますので、先に動画をみてもらいましょう。
ね?確かにうるさいでしょう?
ちなみに、エアコン本体の場所は、向かって左エンジンルームを開けたら運転席側の真下にあります(赤い矢印)
プリウスはハイブリッドカーなので、他のガソリン車とは違い、エアコンベルトで駆動しておらず電気モーターで動いています。
エアコン作動時に鳴っていた「ウィーン、ウィーン」という異常な音はモーター音で間違いなさそうです。
そんなわけで、この嫌な異音を解消するなら、コンプレッサー本体を交換するしか解消されません。
そこでディーラーに頼んで、 エアコンのコンプレッサー本体を交換した場合の見積もりをとってもらいました。
エアコンのコンプレッサーを交換すると高額になる
見積もりを取ってみると、さすがエアコン修理。
見積もり総額が、14万4,000円とめちゃめちゃ高額です。
高額になった大きな理由は部品代。
内訳を見てみるとコンプレッサー本体の部品代が11万2,000円、技術料が3万2,400円とほとんどが部品代となり、工賃なんて部品代に比べて高くありません。
そこで、もし費用を少しでも抑えたいならヤフオクなどで中古品コンプレッサーを探してみてもいいかもしれません。
部品代を抑えることができれば、費用の圧縮は可能になるのですから。
しかし、中古品はリスクがつきもの。
安く取り寄せて交換してみたものはいいものの同じような異常音がしたり、エアコン自体が全く動作しなかったりする可能性もあります。
つまり初期不良のリスクが高く、交換後の故障するリスクも同時に抱えているのです。
そのリスクを承知の上なら、中古品を付けてみてもいいでしょう。
でも、ディーラーからしてみても中古部品の持ち込み修理については、あまりいい顔はされないんですけどね。
修理以外の選択肢を持つことが必要
修理代14万円もかかるぐらいなら、「修理をしない」という選択肢も持っておきたいものです。
プリウスは販売台数が多いこと、さらには基本性能が高く、なんといっても現在のハイブリッドカーブームを作った屈指の名車でもあるので、中古車市場でも人気銘柄で市場価値の高く、査定金額があがる可能性があります。
ちなみに、私も以前プリウスを売却した経験があります。
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プリウスの下取り額に大きな不満!一括査定を使って高く売却する方法
私は「プリウス」をディーラーに下取りしたとき、想定したより遥かに低い査定額でした。 だから、下取りは一旦やめてネットで一括査定を申し込み、4社の業者から同時に査定してもらったところ、最高値と最安値の差 ...
とくに、ガリバーやビックモーターなど、販売だけではなく買取も専門に行なってるとこで売却すると査定額に期待をもてます。
そこで便利なのが、一括査定を利用した売却方法。
ガリバーやビッグモーターだけではなく、カーチスやアップルなど、名だたる買い取り業者を一括で査定できる、ナビクル車査定という、比較サイトを利用して査定額を比べることも可能。
他社が88万で査定しても、その他の業者で100万円以上の大台も超えている状況があるのが驚きです。
とくにエアコンの故障は、外観上の問題と違って、査定士のレベルによって気がつかずマイナス査定にならない可能性もあります。
いずれにしても、車の状態により価格は変動しますが、修理だけではなく売却という選択を持っておくことが必要なんですよね。
まとめ
結局、修理費用14万円もかかるということで、修理することは諦め、新しい車への入れ替えになりそうです。
仕事でガシガシ使っているなら修理したかもしれませんが、通勤や週末の休日に使っているぐらいの車に修理代に15万円もかけるのがもったいないとのこと。
しかも、エアコン本体の故障以外は外観や内装の状態も綺麗で、マイナス要因になる場所も特別見当たりません。
高額修理の見積もりというのは、新しい車への入れ替えタイミングでもあります。
もちろん、修理しても問題ないのですが、「修理する以外の選択肢も知っている」ということが大切なんです。
故障したら治すしかないという選択肢しか持てないのは非常に危険です。
今では、ネットを使って査定・売却することで、市場価値に沿った金額で引き取ってもらうことって可能なんです。
とくに私も以前プリウスを高値で売却した経験があるからこそ、そんなことが言えるのかもしれないんですけどね。
私は新車を購入するため、今まで乗っていたプリウスをディーラーに下取り査定を頼みましたが、予想してたよりもはるかに低い査定額でした。
そこで、下取りを一旦辞めてネットから「車一括査定」を申し込み、複数の業者から同時に査定してもらったところ、最大で234,000円の価格差がついたのです。
しかも、はじめに「概算金額」から教えてくれるので、自分の車の「相場価格」もかんたんに知ることができる。
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