12月から3月ぐらいの冬の北海道の朝は、マイナス気温になるのは常識です。
この日も朝に限って言えば、マイナス15℃ぐらいはあったので、エンジン始動するのにも困難な方も多く、
パッソに乗っている私の知人からも、「朝エンジンかからないんだけど」と早速連絡が入りました。
バッテリーの寿命は、約3年から5年ぐらいが目安です。
友人に確認してみてみると、5年は交換していないとのことだったので充電などせずに新品にしました。
でも、バッテリーと言っても安い買い物ではありません。
ディーラーなどを利用すれば1万5000円ぐらいはするのですが、
ネットを利用して購入することで、費用をグッと抑えることができます。
バッテリーを買うならはっきりネット通販が断然お得ですからね。
パッソのバッテリー交換にかかる費用と交換方法
パッソのバッテリー脱着方法
パッソのバッテリーは、エンジンルームに向かって右側(助手席側)に設置されています。
基本的には矢印の4つのボルトとナットを取り外せば問題ありません。
ただ、バッテリーを外すときの注意点は、
「必ずマイナスターミナルから取り外しすること」
なぜなら、国産車のボディは全てマイナスになっているため、マイナスターミナルから先に取り外ししておかないと、
プラスターミナル脱着時にボディと接触して、ショートしてしまう恐れがあるからです。
つまり、バッテリーの交換時の基本は、
「取り外しするときは、マイナスターミナルから最初に外し、
取り付けするときは、マイナスターミナルを最後に取り付けする」
それさえ守っておけば、あと気をつけるべきことはほとんどありません。
パッソのバッテリーサイズについて
パッソのバッテリーサイズは、44B19Lという小型サイズになります。
今回購入したのは、46B19LというACデルコ製のバッテリーになります。
そのなかでも頭文字の「44が容量」、その他の「B19が寸法」
「Lがマイナスターミナルの位置」になります。
つまり、今回のパッソでは標準サイズが44B19Lなので、(28B19L/34B19L/38B19L/40B19L/42B19L/44B19L/46B19L)などが共用可能です。
バッテリーを交換する
あとは新品のバッテリーを取り外ししたと同じように装着させていきます。
基本的にどのような順番でも構いませんが、
「マイナスターミナルを最後に取り付けすること」
これだけ守れば、特別気をつける必要はないでしょう。
もしかして、ラジエータサポート上部に装着されているバッテリーのステーが邪魔になっている場合があります。
もし、装着時干渉するなら、ボルトを外し避けてからバッテリーを装着してください。
あとターミナルの締め付けを忘れると、接触不良になってしまい、
エンジン始動が困難になる可能性があるので忘れずに確認しておきましょう。
また、バッテリーを交換すると、車に記憶されているメモリーが消去されてしまいます。
例えば、
- ラジオ・テレビチャンネル
- エンジンスターター
- パワーウインドウ
など、設定が必要になる場合があるので、確認してください。
設定方法は取扱説明書などに掲載されていますが、
ディーラーなどでも無料でやってくれるので、もし困った場合は「ディーラーへGO!」です。
まとめ
以上でバッテリー交換についての解説でした。
朝セルの廻りが弱く、エンジンが始動しないなら、99%バッテリーが原因です。
3年から5年ぐらい交換していないなら、そろそろバッテリーの寿命と考えていいでしょう。
車のバッテリーも、スマホのバッテリーと基本的には一緒で、
使えば使うほどバッテリー本体の容量が徐々に下がっていきます。
スマホで例えると、購入したときは満充電で24時間以上はバッテリー切れにならなかったはずが、
2年も3年も使っていけば、充電したところで半日ももちません。
つまり、例え時間をかけて充電したところで、容量自体が下がってきており、
スマホに内蔵されているバッテリー本体を交換しなければ復活することはありません。
車のバッテリーも理屈は一緒。
エンジンを始動したり、停止したりを3年から5年も繰り返ししていると、
容量は下がってきており、満充電しても復活はできません。
それなら、思い切ってバッテリーを新品にしたほうがリスクがより少なくなります。
朝の通勤タイミングや、旅先などでエンジンがかからなくなると大きな不安やストレスにもなります。
特に北海道や東北の寒冷地に住んでいるなら、
バッテリーの定期的なメンテナンスは必要です。
これからもバシバシ車を乗っていくなら、バッテリーぐらいは早めにすることをおすすめしまう。
はじめはよくても、1、2年後に同じようにバッテリー上がりになり、最悪地方でトラブルになる恐れもあります。
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