ガソリンが高騰して何年になるでしょうか?
私が免許を取得したときなんてリッター100円って時代でした(年齢がバレるw)
それでも今の時代、ハイブリッドカーのような低燃費な車がとても増えてきましたよね。
今回はトヨタのプリウスやアクアに代表される「ハイブリッド車」が
なぜ、これだけ低燃費なのかをじっくり解説をしていきます。
目次
ハイブリッドカーの基本的な構造について
ハイブリッドカーが公道を走るための基本的な原則として2つ。
- エンジン
- モーター
この2つが主役になります。
ただ、エンジンはガソリンが燃料タンクに入ってはじめて走行することができますし、
モーターは電気が蓄えられてから動きます。
なので、ガソリンも電気もなくなってしまうとハイブリッドカーは
走行不能に陥ります。
このように、エンジンしか存在しない従来のガソリン車と、
決定的に違う部分がエンジンの構成パーツの違いなんですよね。
で、本題のハイブリッドカーの燃費が良いと言われている理由をお話します。
1.アイドリングストップ
信号待ちなどのアイドリング中は、
モーターやエンジン停止させるのでガソリンが消費しません。
最近ではミライースやアルトなど軽自動車でも常識になってきていますね。
当然アイドリング中にエンジンは停止しているので、
全くの無音状態が続きます。
2.発進時に余計なガソリンが消費しない!
普通のガソリン車は、発進時にアクセル開度に応じてガソリンを消費します(当たり前ですが)
ですが、ハイブリッド車はアクセルを踏むとモーターだけで発進します。
なぜ、モーターのみで発進できるようになるのか、
それは、バッテリーに溜まったエネルギーが電気モーターを動かすことによって、
実現できているのです。
一方で、バッテリーに電気エネルギーが溜まっていないと
ガソリンを使用するしかありません。
なので、ハイブリッド車に乗る方は、
できるだけエコドライブを心がける必要があるのです。
3.走行時にモーターとエンジンの最適化
ハイブリッド車は、通常走行時に「より低燃費に走行ができるよう」に、
モーターとエンジンを最適な状態で配分することができます。
ここで重要なことは、負荷をできるだけ排除するということです。
車に無理がかかっている状態ですとガソリンは消費します。
エアコンを使用していると、ガソリンに切り替わるのは良い例で、
燃料を減らしたくなければ、極力無駄な負荷はかけないほうがいいのです。
「急加速」「急発進」「急停止」はもちろんのこと、
アクセルベタ踏みなどの激しい運転をしていると、
みるみるうちにガソリンはなくなってきます。
4.ブレーキで燃費が良くなる
減速時には回生ブレーキという機能が働きます。
回生ブレーキとは、車両が走行時に保有している運動エネルギーを、減速時に他のエネルギー体として一時的に蓄え、加速時または走行時に運動エネルギーとして再利用することである。
引用元- ブレーキ制御
トヨタの回生ブレーキは、ブレーキを踏み込んだときにエネルギー(電池)を
効率よく回収することができるシステムです。
また、車輪がモーターを駆動することで、
バッテリーを充電することができるのです。
なので、普通のガソリン車と違い高速走行時よりも、
ブレーキをよく使用する市街地やほうが燃費が良くなるのです。
どれだけ、ブレーキで充電できるかこれが燃費を上げるポイントでもあるのです。
5.EVドライブモード、エコドライブモードなどを使用することができる
トヨタのハイブリッドカー全車に標準装備されている、
EVドライブモードとエコドライブモードも燃費向上に役だっています。
EVドライブモードとは?
EVドライブモードは、強制的にモーターのみで走行することができる
システムで、エンジンが駆動しないので全く音がしないのが特徴です。
さらには、排出ガスも一切マフラーから出ないので、
環境にもやさしく、燃費をあげるポイントにもなっています。
もちろん充電されればされるほど、
EVモードに入れる時間も長くなります。
エコドライブモードとは?
エコドライブモードっていうのが、
「エコ=経済的、節約」って意味からきているので、
燃費向上モードのことです。
エンジン回転数を低めに設定されているので、
ガソリンの消費も少なく、経済的効果があるってことです。
当然ですがトヨタのハイブリッドカーにも搭載されています。
まとめ
ハイブリッドカーの燃費向上には、
ドライバーの運転も重要になっていきます。
日頃から急発進、急加速、急停止などが運転の癖になっていると、
効率よくエネルギーが貯まらないので、ガソリンばかりが消費してしまうのです。
家庭での節約を意識している方はたくさんいますが、
これからは運転技術、運転方法で節約をしていきたいですよね。
そして、ハイブリッド車の燃費を最大限まで上げた、
リッター40km/Lの新型プリウス。
最近では4〜6ヶ月待ちとも言われています。
[nlink url="http://kuruma-hack.net/40kml-prius/" title="世界初リッター40km/L突破!新型プリウス「燃費」が向上した5つの理由"]
参考:世界初リッター40km/L突破!新型プリウス「燃費」が向上した5つの理由
電気自動車やPHVなどが今後の主流になるなどと言われていましたが、
まだまだ、ハイブリッド車がエコカーを牽引していくことは間違いないですよね。
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