私の知人が乗っている、ワゴンRスティングレー(MH23S)のエンジンが故障しました。
以前から、オイルが減りやすくなっていたのですが、メンテナンスを怠ったせいでオイルが切れて、ついにエンジンから異常音が発生するようになりました。
そこで、いつも仕事でお付き合いしている整備工場に診断してもらったのですが、やはりエンジン本体から異音しており、修理にはエンジン本体自体の交換が必要と診断されました。
軽自動車とはいえ、エンジン本体の交換は高額な修理見積もりが予想されます。
そこでこの記事では、ワゴンRスティングレーのエンジン本体交換に必要な「修理費用」について詳しく解説します。
大きな金額が必要になるからこそ、慎重に判断しなければならないのです。
目次
スティングレーのエンジン故障!修理にかかる概算見積もりと修理方法
スティングレーのエンジン交換の修理見積もり額は?
まずは、エンジン本体の交換方法について先に解説しておきます。
修理方法は主に2つ。
『リビルトエンジン』を使うか『中古エンジン』を使うかの違いです。
リビルトとは中古パーツを分解・再生したもので、新品よりも安く、さらに新品同様のクオリティを再現するパーツです。
もちろん、中古とは違い1年間の保証も付いているので価格と安心を両方を得ることができるので利用している方も多いです。
一方で中古品とはそのままの略で、中古パーツを取り扱っている問屋からエンジン本体のみを仕入れしてそのまま取り付けるような形です。
つまり、
- 価格の安さ:リビルトエンジン<<<中古エンジン
- 品質:リビルトエンジン>>>中古エンジン
- リスク:リビルトエンジン<<<中古エンジン
といった図式になります。
リビルトエンジンを使ったケースでのスティングレーの修理費用
先に結論からいってしまうと、リビルトエンジンでの修理費用総額は約30万2,000円になりました。
これがその見積もり。
ざっくりと解説すると、リビルトエンジンの部品代で約20万円、その他の補機部品で1万円、作業工賃が約10万円近く必要になります。
やはり、エンジン本体を交換する過程においてエンジン脱着が不可欠になるため、このぐらいの見積もりになるのは致し方ないのかもしれません。
中古エンジンを使ったケースでのスティングレーの修理費用
一方、中古エンジンでの交換した場合の見積もりです。
先ほどよりも8万円安い約21万円の修理見積もりです。
もちろん作業内容は変わっておらず、変わったのはエンジン本体の価格だけ。
リビルトエンジンに比べて、8万円安くなったところがそのまま見積もり総額に反映しています。
もちろん、送料なども含んでいる金額になりますが、高額なリビルトエンジンよりかは大幅に金額の圧縮が可能になります。
しかし冒頭でも説明したように、中古エンジンには保証というものは一切ないため、例えば、交換して半年後に同じ症状があったとしても無償交換などは不可能です。
「安く買う=リスクを負う」という覚悟を背負うことができるのか、これは実際に修理するオーナーがどれぐらいの予算を組んでいるのかで結論を出してみるべきなんですよね。
最終的には「中古エンジン」を使って交換した
リビルトと中古、最終的には約20万円をかけて中古エンジンを使って交換することにしました。
その理由は、10年前の車にそんな予算を掛けられなかったからです。
もちろん故障するリスクや安全面を考えればリビルトエンジンのほうが良かったのかもしれません。
しかし、知人はとにかく安く治して欲しいというスタンスだったため、今回このような結論になったようなんです。
ちなみに、作業中の写真を撮らせてもらったのですが、エンジンルームの中もうすっからかん。
これが脱着した本体で、軽自動車なので難易度も低く、2日程度でエンジン交換も可能になりました。
予算オーバーしているなら「廃車買取」する方法もある。
修理方法として、リビルトエンジンを使うか中古エンジンを使うかは解説しました。
しかし、年式もかなり経過している中で修理すること自体をためらっている方もいると思います(当然です)。
なぜなら、いつまでワゴンRが乗れるかわからないからです。
今回はエンジン本体でしたが、もちろん年数が経過している以上、ブレーキやミッションなど故障のリスクは存在します。
そこで、修理しない選択であれば廃車手続きすることも可能性として検討しましょう。
もちろん、ただ闇雲に廃車にするわけじゃありません。
そもそも、ディーラーや整備工場で廃車手続きを委託すると手数料が必要になります。
そこで廃車を修理工場に委託するのではなく、廃車買取サービスを依頼する方法があります。
たとえば、カーネクストに依頼すれば故障して動かなくなった車を無料で査定して買取が可能になります。
査定料はもちろん、全国どこへでも無料でレッカーサービスしてもらえるので、整備工場やディーラーで手数料を支払ってスクラップにするよりも圧倒的に安く済みます。
もちろん、今回のような不動車以外にも、事故車や水没車、車検切れした車など訳あり車でも買取可能。
カーネクストでは、パーツ単位で使える部品はないか、また海外へ需要がないかなど、販路が他の業者よりも広いため、エンジンが故障したとして査定した上で引き取りが可能になるので是非利用してみましょう。
まとめ
スティングレーのエンジンが故障した場合、「修理する」か「修理しない」かの二択に迫られます。
もちろんその中には予算の問題もあり、リビルトエンジンにて交換するか、中古エンジンで交換するかいくつか選択肢はありますが基本的にはこの2つです。
ただ最終的にはどちらかを判断する必要、決断する必要があります。
そのための考え方として、オーナーであるあなたが「スティングレーにあとどれぐらい乗ろうと考えているのか?」で決めるべきでしょう。
たとえば、今後も10年乗るつもりであれば長い目で見て修理費用をかけてリビルトエンジンを使って治す。
また、せめてあと3年程度乗られればいいと思っているなら修理費用を抑えて中古エンジンを使って治す。
一方、大きな故障が起きれば乗り換えるつもりが少しでもあったのなら、無理をしてまで修理をする必要はありません。
昔のように「故障=廃車」というわけじゃなく、廃車する車ですら買取してもらえるいい時代になったと言えるのかもしれませんよね。
処分に困っている車。 例えば、事故車・不動車・多走行車だけではなく、車検切れや水没車なども買い取りが可能です。
通常このような訳アリ車を廃車業者に委託すると、当然手数料が必要になります。 業者によっては30,000円〜50,000円のような場所もあります。 なので、車の処分にお金をかけたくない方にオススメ。
もちろん、どんな遠方の距離でも、手数料が完全無料です。
►►廃車買取カーネクストで無料査定を申し込んでみる。
私は新車を購入するため、今まで乗っていたプリウスをディーラーに下取り査定を頼みましたが、予想してたよりもはるかに低い査定額でした。
そこで、下取りを一旦辞めてネットから「車一括査定」を申し込み、複数の業者から同時に査定してもらったところ、最大で234,000円の価格差がついたのです。
しかも、はじめに「概算金額」から教えてくれるので、自分の車の「相場価格」もかんたんに知ることができる。
無料一括査定なら最大の「10社」買い取り業者を使って同時に比較ができることができますし、 申込みも1分程度で終わるのでおすすめ。