信号待ちをしている途中で、突然メーターにバッテリーの赤いランプが点灯してしまった!!
車種はマークXの120系で、あまり気にせずそのまま走り続けていると突然失速してエンジンが止まり、再始動できなくなってしまったのです。。
とりあえず修理工場が近くにあったので事なきを得ましたが、そもそもメーターに点灯する赤い警告灯は故障のサインであり、バッテリーのランプはとくに注意しなければなりません。
なぜならバッテリーランプは充電警告灯であり、車の充電状態に何かしらの異常があったときだけ点灯する仕組みなのです。
そこでここでは、マークXのバッテリーランプが点灯した故障原因と修理内容・金額について詳しく解説していきます。
同じような症状で悩んでいるなら、是非参考にしてみてくださいね。
目次
マークX120系のバッテリーランプの点灯と修理
メーターにバッテリーランプが点灯する理由
写真を見てみるとわかると思いますが、エンジンがアイドリング状態でバッテリーランプが点灯しています。
YouTube動画で見たい方はこちらからどうぞ。
通常、バッテリーランプは
↓
エンジンキーをSTARTに回し、始動して数秒後に消灯
が正常な状態です。
しかし、
↓
エンジンキーをSTARTに回し、始動しても赤いランプが点灯したまま消えない。
この状態では、充電系統に何かしら異常があると分かります。
詳しくは下記の記事でも解説してるので時間があればご覧ください。
-
バッテリーランプ(警告灯)が点灯したときの原因と解決方法
エンジンが始動している状態でメーターに赤いバッテリーマークのランプが点灯している。 ランプの色が赤いので、明らかに嫌な予感がしますが、その正体は、「チャージランプ、またの名を充電警告灯」という異常表示 ...
バッテリーランプ点灯の原因はダイナモ(オルタネーター)の故障
結論から言いますが、バッテリーランプ点灯の原因はダイナモ、 つまり発電機と言われるオルタネーターの故障でした。
オルタネーターは、エンジン始動直後からバッテリーを充放電する役目を果たします。
たとえば、ヘッドランプを点灯させたり、エアコンを作動させていくと少しづつバッテリーが放電されてしまうのですが、オルタネーターが駆動することで適切に充電をします。
しかし、このオルタネーターが故障してしまうと、バッテリーは、
↓
容量が下がる。
↓
バッテリー上がりによる始動不良
と、なってしまうのです。
整備工場にてオルタネーター交換の見積もりを取ると予想以上に高額だった。
点検してもらった整備工場で、オルタネーター交換の見積もりを取ってもらいました。
マークXなので、トヨタ純正品のオルタネーターで見積もりを取ってもらったところ、部品代で12万4,200円と高額見積もりになってしまった。
さらに追い打ちをかけるように、バッテリー限界だったようで、全ての合計金額を含めると17万6,000円にもなってしまったのです。
部品名 | 部品代 | 技術料 | 合計 |
オルタネーター | 124,200 | 17,280 | 141,480 |
バッテリー | 31,050 | 3,672 | 34,722 |
合計 | 155,250 | 20,952 | 176,202 |
さすがに修理代に10万円以上掛けるのは抵抗がありすぎるので、次から少しでも安く抑える方法を解説します。
オルタネーターとバッテリーの修理代を安く抑える方法
リビルトのダイナモ見つける
見積もりを見てもらったとおり、トヨタ純正のオルタネーターに交換すると異常なほど高くつくので、純正品に交換するのをやめて、あえて他メーカー品を使ってみましょう。
たとえば、リンク品と呼ばれている、オルタネーターをインターネットを使って購入しましょう。
リンク品とは、中古品を一から組み立て再生したパーツで、1年間の保証も付きます。
しかも、新たに手作業で組み付けてあるので一度も走行していない未使用の状態です。
さらに肝心の価格は、純正品の1/4程度に抑えることができるので、かなりリーズナブルと言えるでしょう。
もちろんネット通販サイトであるAmazonや楽天でも販売しています。
バッテリーもネット経由なら安く購入できる。
もちろんバッテリー本体も、インターネットを使った方が安く購入が可能。
たとえば、今回故障したマークXのバッテリーサイズは、標準で55D23L。
今回のマークXは、容量の大きな「80D23L」というサイズのバッテリーが搭載されていましたが、こちらも整備工場での見積もりは3万1,050円とびっくりするほどの価格
そこで、ネットで同じサイズのバッテリーを調べてみると、パナソニックのカオスバッテリーが非常にリーズナブルになっています。
ちなみに金額は約1万2,400円と1/3。
もちろん、Amazonのホームページ上で適合サイズを調べても問題はありません。
[ 適合バッテリー ] 55D23L/65D23L/70D23L/75D23L/80D23L/85D23L/95D23L/100D23L当然、リンク品のオルタネーターやバッテリーはディーラーや整備工場で注文することも可能ですか、必ず原価から手数料が上乗せされ、販売価格として売られるので、本気で修理費用を安く抑えたいのなら、自分で必要な部品を手配したほうが安く抑えることができます。
まとめ
マークXのバッテリーランプが点灯した場合、オルタネーターを駆動しているファンベルトが切れていなければ、ほぼオルタネーター本来不良で間違いないでしょう。
オルタネーターが故障すると、 バッテリーにも悪影響を与えるので修理代も高額になります。
そこで、そのまま修理工場の部品を頼むのではなく、ネットなどを駆使して安い部品を仕入れることができれば、修理費を抑えることが可能。
いずれにしても、すべて整備工場に任せっきりにしてしまうと、部品代だけで大きな負担になりますから。
もちろん高額見積もりが出た場合は、修理するだけではなく、そろそろ入れ替え時期に来ている可能性もあります。
今回のような、大きな故障のタイミングで買い替えも検討してはどうでしょう?
そんなときも、インターネットが大きく役に立ちます。
たとえば、ネットから申し込みできる一括査定を使えば、あなたの車が高価買取の可能性があるので、ひとつの選択肢として「売却」も検討してみてくださいね。
私は新車を購入するため、今まで乗っていたプリウスをディーラーに下取り査定を頼みましたが、予想してたよりもはるかに低い査定額でした。
そこで、下取りを一旦辞めてネットから「車一括査定」を申し込み、複数の業者から同時に査定してもらったところ、最大で234,000円の価格差がついたのです。
しかも、はじめに「概算金額」から教えてくれるので、自分の車の「相場価格」もかんたんに知ることができる。
無料一括査定なら最大の「10社」買い取り業者を使って同時に比較ができることができますし、 申込みも1分程度で終わるのでおすすめ。