ハイエース200系の初期型に乗っているのですが、
公道を走行中に、突然ガッキンガッキンと下廻りから異音が出始めてきました。
なにかが当たっているような異音で、とてもうるさく危険を感じたので、
まずは、最寄りもディーラーに駆け込んでみました。
ディーラーの工場にて、試運転またリフトアップして診断した結果、
故障の原因は、車を支えるリーフスプリングが折れてしまったとのことなんです。
ハイエースのリーフスプリングとは一体どの部分なのか?
また、交換費用はどれぐらいかかるのかをディーラーの見積もりをもとに説明します。
まあ、ハイエースの200系と言っても、
初期型で、距離数や年数も相当経っていることから、
故障が増えてきているのは、事実なんですけどね。
ハイエース200系のリーフスプリング交換費用
リーフスプリングってなに?
まず、ちょっと寄り道をして「ハイエースのリーフスプリング」とは何かについて説明しておきましょう。
出典:flexdream
ハイエースのオーナーならご存知だと思いますが、
ハイエースはリーフスプリングという「板バネ」を利用しています。
なぜ、リーフスプリングを採用しているのかというと、
ハイエースはあくまで商用車(バン)なので、本来の目的は荷物を運ぶことです。
ですから、ある程度高負荷に耐えられるシャシ構造じゃなきゃだめなんです。
で、ここに登場するのがリーフスプリング。
リーフは高荷重に耐えられるだけではなく、コイルスプリングに比べて圧倒的に耐久性が高いことから、
リーフスプリングを採用しているのです。
耐久性のことを考えていなければ、ハイエースだって、
ヴェルファイアやアルファードのようにコイルスプリングに変更するはず。
それだけ、リーフスプリングは頑丈な部品だと言えるんですね。
ただ、そんな頑丈なリーフスプリングでも、ある程度の走行距離が伸びると、
バックリと折れます。
具体的にどれぐらい耐久性があるのかは、
積載する荷物や乗車定員で変わるので一概には言えませんが、
このハイエースに関しては、150,000km超えた当たりで折れてしまいました。
※リーフが折れている状態です。
リーフスプリング交換費用
ディーラーにてリーフスプリングの交換の見積もりをとってもらいました。
ハイエースは3枚のリーフで構成されています。
もちろん1枚単位でも交換することができますが、
他のリーフも錆でボロボロだったで、両方をアッセンブリー(まるごと)交換で見積もりをとりました。
すると予想以上にびっくり。
部品代が片側約50,000円。左右交換なので約100,000円。
交換する工賃を含めるとトータルで150,000円もかかってしまうのです。
リーフスプリングの新品
こちらが新品の部品になります。
まとめ
今回はとりあえず修理しましたが、色々な部分にガタが来ているのも事実。
リーフだけではなく、その他足回りのブッシュ関係もガタがあるので、
「車検でも追加部品が数多くでるかも」ってディーラーで言われてしまった。
それもそのはず、初代の200系ハイエースから10年以上経過しています。
ただ、ハイエース200系は10年10万km走行しても、
リセールバリュー、つまり市場価値が高いので、買い手がいくらでもあります。
今後のメンテナンスなどのことを含め、まずは一括査定などに出して、
買取価格などを調べておいてもいいかもしれませんね。
私は新車を購入するため、今まで乗っていたプリウスをディーラーに下取り査定を頼みましたが、予想してたよりもはるかに低い査定額でした。
そこで、下取りを一旦辞めてネットから「車一括査定」を申し込み、複数の業者から同時に査定してもらったところ、最大で234,000円の価格差がついたのです。
しかも、はじめに「概算金額」から教えてくれるので、自分の車の「相場価格」もかんたんに知ることができる。
無料一括査定なら最大の「10社」買い取り業者を使って同時に比較ができることができますし、 申込みも1分程度で終わるのでおすすめ。