軽自動車を買いたいけど、どんなタイプを選んでよいかわからない!
昔の軽自動車はベースとしてのある程度形が決まっていましたが、今ではバリエーションが豊富すぎて何を選んでよいか難しくなってきていますよね。
同じ軽でも用途や目的によってさまざまなタイプが存在しています。
たとえば、
- 軽量でコンパクトな「セダン」
- 実用性と軽快さを兼ね備えた「ハイトワゴン」
- 軽自動車最大の高さと室内空間を誇る「スーパーハイトワゴン」
- スポーツカー、クロカン・SUVなど趣味性が強い「SUV・スペシャルティ」
- 仕事にも遊びにも使える「ワンボックス」
など、多種多様になってきているのです。
でも、それぞれの特徴をしっかりと把握すれば、軽自動車選びで迷うことはありません。
そこで今回の記事では、先ほど挙げた5つのタイプについて詳しく紹介します。
自分がどのタイプを選んでよいか迷うことがあれば参考にしてくださいね。
目次
軽自動車を買うなら5つのボディタイプからの選ぶ。
燃費は最強!小回りもきくので女性にも人気「セダン」
軽自動車の中で、もっとも経済的なクラスに分類されるのが「セダン」
軽セダンの魅力は、
・装備を絞っているのでとにかく車両本体が安い。
・シンプルで使いやすい。
・通勤・通学がメインのパーソナルユースに最適。
・小回りが効き運転しやすいので小柄の女性にも人気。
とメリットは盛りだくさん。
代表車種は、「アルト」「ミライース」「ラパン」「プレオ」
このクラスに共通して言えるのが、リッター30km/Lの燃費を記録している車が珍しくないこと。
ちなみに。2017年現在の軽自動車燃費ランキングを見てみよう。
こうやってみると圧巻。トップ3が「アルト」「アルトラパン」「ミライース」とセダンタイプで支配されています。
しかもハイブリッドシステムを搭載せずにこの燃費なのですからもはや驚きです。
ちなみに、新車販売価格はアルトのLで89万4,240円、アルトラパンで120万2,040円、ミライースで76万6,286、とくにアルトとミライースが際立って安く購入できます。
アルトとミライースについては70万〜80万円ぐらいから選べる、とてもリーズナブルなモデルです。
もちろん、エアコンやパワーウィンドウなど標準装備しているので走行にはまったく問題ありません。
このクラスでもっとも売れている車:スズキアルト
2016年軽自動車新車販売ランキング5位 9万6,043台売れているスズキのアルト
現在、軽自動車の中で610kgと最軽量になる。
おかげで、燃費が37.0km/Lとすこぶる良く動力性能も高い。
シンプルで誰からも愛されるデザインですよね。
私的!このクラスでおすすめする1台:ダイハツ ミライース
ミライースの魅力はなんといってもその価格で、2WDのCVTで84万2,400円と軽自動車の中では最安値です。
しかも、同モデルは5年近く続いているので、中古車を選択した場合もっとお得に購入できるので財布に優しすぎる軽自動車なんです。
安定的な人気を誇る「ハイト・ワゴンクラス」
新車販売台数こそ、スーパーハイトクラスに負けていますが定番のスタイルで根強い人気を誇っています。
ハイトワゴンクラスの特徴は、
・装備と燃費のバランスがいい。
・荷物をそこそこ積んでも大丈夫。
代表車種は「ワゴンR」に「ムーヴ」の二強。そしてこの両車に割って入ってきたのがホンダの「N−WGN」です。
「セダンは安いけどちょっと地味だよなぁ」と、もし感じたのならハイトワゴンがオススメ。
ちょっと割高になりますが、安っぽさはまったくありません。
定番ならではの安心感と、飽きがないデザインも魅力のひとつですね。
「燃費性能」「安全性能」「走行性能」と、このオールマイティーさはまるで野球のイチローのような存在で弱点がないのが強みでもあります。
このクラスでもっとも売れている車:ムーヴ
2016年新車販売ランキング第3位 ダイハツのムーヴ。
いまさら説明するまでもなく、20年続くロングセラーモデルです。
地味な印象はあるが、年式を重ねていくごとに進化を遂げている印象です。
誰にとっても乗りやすく、扱いやすい車。
外観にこだわりのある方は、ムーヴカスタムを選ぶという選択もあります。
私的!このクラスでおすすめする1台:ムーヴキャンバス
全高が1700mm以下の、ハイトワゴンの中で唯一の両側スライドドアを採用している点。
スライドドア=背の高い軽自動車というイメージがありましたが、それを払拭しました。
女性向けのユニークなコンセプトがすごくオシャレだと思います。
キャンプなどファミリー向け「スーパーハイトワゴン」
今、軽自動車の中でもっとも売れているのが「スーパーハイトワゴン」クラスです。
その人気に火をつけたのが、ダイハツのタントとスズキのパレット(スペーシアの前身に当たる)
そして、その後に発売されたN-BOXです。
スーパーハイトという名前からして最大のセールスポイントは全高。
ボディサイズが制限される軽自動車の中で、1665mm以上の身長で頭上のスペースはミニバンに匹敵します。
その他スーパーハイトワゴンの魅力は、
・1家に1台のファーストカーとしても十分使える。
・電動スライドドア装着なので乗降がすごくラク。
他の軽自動車よりも、圧倒的なアドバンテージがあります。
軽自動車って元々は、セカンドカーとしてのイメージがありました。
でも、スーパーハイトクラスのような利便性が高い軽自動車が出てきたおかげで「ファーストカー」として十分に使えることが認識されはじめています。
軽自動車の今までの概念というか、常識を超えたのがスーパーハイトワゴンというカテゴリーなんです。
このクラスでもっとも売れている車:N-BOX
2016年度 軽自動車の新車販売台数堂々の第1位N-BOX。
実に19万2,368台も売れました。
生活を根本から変えていく画期的な広さや、使いかた自由自在の助手席スーパースライドシート。
人を中心に考えた、広さと使いやすさがたくさんつまった「ミニミニバン」と言えるでしょう。
特にスーパースライドシート誕生のおかげで家族の会話も4人で楽しめます。
私的!このクラスでおすすめする1台:ダイハツ ウェイク
全高180cm超える唯一無二の1台がウェイクです。
後席シートに自転車があっさり乗るほど余裕があり、キャンプなどアウトドアも1台で十分!
重量が1トン超えと少々重たいですが、ターボ装着車を選択すれば問題は解決。
横ではなく、縦に荷物を積むという概念をはじめて軽自動車で実現したのがウェイクなんです。
まさに、ドデカクつかうために誕生した軽自動車ですよね。
オープンカーや四駆など「SUV・スペシャルティ」
軽自動車の中でも、もっとも個性的な車が揃う「SUV・スペシャルティ」クラスです。
「SUV・スペシャルティ」というカテゴリーながらボディ形状はもうバラバラ。
たとえば、
- クロスオーバーSUVなら「ハスラー」や「キャスト」
- オープンカーなら「S660」や「コペン」
- クロカンなら「ジムニー」
と、このクラスはとにかく目的ありきで購入するのがほとんどです。
ハスラー以外、決して多くの台数が売れるわけではないけど、目的に特化しているのでコアなファンからの支持は多いでしょう。
このクラスでもっとも売れている車:ハスラー
軽自動車にSUVの機能をプラスしたクロスオーバーモデルとして登場したのがハスラー。
軽自動車新車販売ランキング8位の8万4,624売れました。
遊べる軽として、アクティブユースを満足させる実用性を実現しています。
こだわりのあるユーザーが求める形と、機能性を両立させた唯一無二の1台です。
私的!このクラスでおすすめする1台:ホンダ S660
軽自動車でありながら本格的なオープンスポーツカートしてのパフォーマンスを追求したモデル。
MRレイアウトを採用して、走る楽しさと充実感をとことん味あわせてもらえる貴重な軽自動車です。
ホンダが誇るミッドシップエンジン搭載で、どこかあてもなく走りにいきたくなるでしょう。
車中泊やアウトドアなら「ワンボックス」
最後に、スーパーハイトクラスよりもさらに硬派な「ワンボックス軽自動車」
このクラスのセールスポイントは、室内の広さに尽きます。
とくに後席シートはスライド機構を設けたり、リアシートを倒すことができるので自由があります。
・アウトドアやスポーツを楽しむ。
・趣味のため車中泊をする
など、仕事と遊びを両面でサポートしているのがウリ。
どちらかというと、女性よりも男性をターゲットとしています。
私の友人にも「釣り好き」や「カメラバカ」がいます。
この友人たちも趣味を楽しむため、前日に目的地に行って車中泊するなどワンボックス軽自動車をアクティブに使いこなしています。
また、セカンドカーとして仕事用として使えるのもな大きな魅力のひとつになります。
このクラスでもっとも売れている車:エブリィ
2016年新車販売ランキング第15位のエブリイ。
ハイゼットカーゴやアクティバンと対抗して値引きを狙おう。
私的!このクラスでおすすめする1台:ホンダ バモス
こだわりの個性派ワンボックスのバモス。大きなグリルが特徴です。
発売されたのが1999年だから17年以上経過したロングセラーモデルです
なので、中古車としての在庫も非常に豊富で、価格が上がりやすいワンボックスカーの中でも求めやすい車かもしれません。
まとめ
自分に合った軽自動車を選ぶためには、まず購入する車種の使用目的を考える必要があります。
意思決定のプロセス、つまり用途や目的がどこにあるのかで買う軽自動車は決まってくるからです。
たとえば、
- 購入費や維持費を含めたランニングコストを抑えたいなら「セダン」
- ランニングコストと走りを両立させたいのなら「ハイトワゴン」
- 目的が家族みんなで出かけたり小さな子供を乗せたりする機会が多いのなら「スーパーハイトワゴン」
- 趣味と実用性を兼ね備えた軽自動車が欲しいなら「SUV・スペシャルティ」
- 趣味だけではなく、仕事としても使ったりすることがあるなら「ワンボックス」
このように、どんな軽自動車を購入してよいのかまだ決まっていないなら、まずタイプから先に選ぶべきです。
そして、自分の目的に合ったタイプを見つけたあとで、好きな車種を選ぶ。
それが、あなたにとってベストバイな軽自動車に違いありません。
もし、決まっていないなら「どんな使い方をしたいか」を決めてから車種を選ぶ。
シンプルに考えて、結局はこの2通りの方法しかないのですから。
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