新車購入時におけるグレードやオプション選びのときに、緊急自動ブレーキを装着するか否か。
せっかくなら装着したいけど、追加負担が必要になるのでどうしてももったいなく感じてしまい非常に悩むところ。
グレードをワンランクアップしたり、オプションとして装着するだけで5〜10万円ぐらい高くなるので、予算ギリギリだった場合オーバーしてしまう可能性もあります。
しかし、目先の金額ばかりに目を向けていると事故を回避できなかったり、最悪の場合、命の危険性だってあるのです。
したがって、購入予定の車に自動ブレーキが装着できるのなら絶対に必須だと思っています。
そこで今回の記事では、私がなぜ予算オーバーしてでも自動ブレーキを装着する必要になるのか3つの理由で解説したいと思います。
とくに予算の関係で諦めようと考えている方こそ、読んで貰いたいと思っています。
自動ブレーキ装着車を選択する理由
自動ブレーキを装着するだけで、事故の確率が約70%低くなる。
自動ブレーキを装着する必要性は今更説明する必要はないでしょうが、あえてもう一度説明します。
何と言っても、自損事故また追突事故の確率が低くなるからです。
ただ低くなるだけではありません。凄まじい割合で低くなります!
実際に数字でも結果が出ており、スバルやボルボのデータを引用すると、追突事故はマイナス76%減少するという驚くべき減少率となっています。
また、ヤフーニュースにも掲載されていました。
自動ブレーキの素晴らしい事故防止効果を証明するデータが、スバルに続きボルボからも発表された。データを見ると、追突事故はマイナス76,5%という驚くべき減少率となっている。対人事故もマイナス58,6%で、これまた顕著な効果。
自動ブレーキが出たての頃は、おまけ程度の使い道しかありませんでしたが、今では自動車保険の割引になるぐらい影響力が大きくなってきているんです。
自動ブレーキを装着するとASV割引で保険料が9%安くなる
自動ブレーキを装着すると、それに応じて車両価格は高くなります。
しかし、装備を追加することで車両価格が高くなりますが、逆に安くなる部分もあります。
それが自動車保険の保険料です。
たとえば、代理店タイプの保険会社を中心として「ASV割引」という割引制度が存在しており、安全基準を満たした車種には、1年間の保険料が9%も割引されます。
関連 : 自動ブレーキ装着車は保険料が9%安くなる「割引」の仕組みと開始時期
当然ながら新車を購入するからには、自動車保険にプラスして車両保険の加入は95%以上の方が加入しています。
車両保険に加入すると当然、1年間の支払う保険料は高くなりますが、ASV割引を上手に使用することで少しでもマイナス分を相殺させることが可能。
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またASV割引以外にも、年間の保険料を安く工夫することで自動ブレーキ装着分のマイナスは十分に回収できます。
たとえば、自動車保険の一括見積もりという比較サイトを利用して、代理店型と通販型、両方の保険料を比べることで、年間の保険料を安く抑えることができます。
考え方やサービスの使い方によっては、自動ブレーキを装着させるマイナス分をカバーすることは十分に可能なのですよね。
将来的なリセールバリューが高くなる
将来、車を売ることになったとしても、自動ブレーキを装着した方が市場価値としては間違いなく高くなります。
単純計算すると、
・自動ブレーキあり:190万円
と価格表示がされている場合、5年後の売却時の残価率を計算すると、
・自動ブレーキあり:80万円
という図式になる可能性だって十分に考えられます。
新車を上手に買うコツは、あまり目先の安さばかりに目を奪われず、将来の市場価値に目を向けて投資するような気持ちでグレード選びをすることなんですよね。
どのメーカーの車も自動ブレーキを装着すると4〜10万円ぐらいの違いしかありません。
それを「4〜10万円しか」と考えるのか「4〜10万円も」と考えるのかが境界線です。
自動車保険料や将来のリターンなどを考えると、それぐらいしか違わないのなら迷わず自動ブレーキを装着させるべきなんですよね。
まとめ
もし新車購入時、自動ブレーキをつけるかどうかで悩んでいるなら、有無を言わず自動ブレーキは装着しましょう。
悩む必要なんてありません。
・事故率が50%以上回避できる。
・自動車保険料も安くなる。
・将来高く売れる。
これだけの材料があるだけで十分。
とくに事故を回避することがもっとも大事で、大切な人を乗せているからこそシステムや装備に頼りましょう。
もちろん運転中の過信は禁物ですが、自分の過失じゃなくても起きてしまう自動車事故を少しでも回避できるのなら、「自動ブレーキ」は備えおいて損はないって言えるんですよね。
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