ハイエースを新車で購入を検討中の方が気になるポイントに
「値引きはどのぐらいできるのだろうか」という
気持ちが少なからずあるはずです。
ハイエースは、基本的に商用車ですので、乗用車と比べて、
「価格設定が低く、値引きがされにくい」と勘違いされる場合もあるのですが、
決してそんなことはありません。
できれば価格交渉に入る前に知っておいたほうがいいでしょう。
知らないと、作戦を考えずに戦地に飛び込む特攻隊のようなものです。
戦う前から「作戦」は始まっていますからね。
新車のハイエースの価格を知っていることは最低条件
もちろんハイエースの新車を購入するということは、
自分の狙っているグレード、また価格などは
最低でも知っている必要はあります。
自分の狙っている車の価格を知らなければ、
戦うこともできません。
もしも、そのような準備不足の段階であれば「カタログ」などを取り寄せてから、
事前に、「モデル」「色」「グレード」「装備品」
などは絞り込んでおく必要があります。
それが最低限のスタートラインに立っている状態と言えるのです。
他メーカーの同型車と比較する
値引き交渉をするには、やはり王道である「比較させる・する」ことが
単純ですが、もっとも効果的な方法になるでしょう。
方法としましては、
- ライバル車同士で比較する
- 姉妹車同士で比較する
- 同じ車種同士で比較する
という方法があります。
今回のハイエースの場合には、ライバルとなる車が少ないので、
比較検討する車は残念ながらかなり絞られてしまうのですが、
その中でも「日産のキャラバン」は唯一ライバル車となり得る存在でしょう。
本命はハイエースだとしても、
日産の実店舗まで出向き「キャラバンの見積もり」を取ってもらう
ぐらいの行動力が必要です。
その見積もり書はあくまで「値引き交渉の材料」として、
必ず自分で持っていましょう。
ナビゲーションなど、オプション品を増やして値引きしてもらう
ナビゲーションやバックカメラなどのオーディオ関係。
この辺りも装着予定なら、値引き額を大幅に増やしてもらう可能性があります。
また、装着予定はなくても、
一度見積もりに入れてトータルの値引き額を知っておくという
方法があります。
元々、新車の価格を決めるには大きく分けて3つがあります。
- ①車両本体価格+メーカーオプション価格+付属品(ナビなど)=車両価格
- ②下取り車価格
- ③税金+保険料
この3つを合計して車両販売価格が決まります。
そこで着目していただきたいのが、
①の車両価格と②の下取り車価格について
下取り車については後ほど書きますが、
まずは①の車両価格について。
値引き交渉をしている営業マンとユーザーとの間で、
どうしても価格が合わないときに、
付属品の値引きで調整をすることが良くあります。
購入するつもりがなくても、交渉時に取り付けすることを伝えておいてもいいでしょう。
- ナビゲーション
- バックカメラやスピーカー
- フロアマット
- スタッドレスタイヤやアルミホイール
- サイドバイザー
- エアロパーツ
など。
まずは一通り多くの付属品を装着して、
全体の車両価格を大きくして値引き額を増やしておきます。
そしてトータルの値引きが出たそのあとで、付属品をすべてキャンセルしてみよう。
本来は付属品を元の状態に戻ってしまうのと、
値引きが額も同様に戻ってしまうのですが、
「一旦30万円値引きします」といった営業スタッフも
撤回することができなくなります。
そうする細かな部分で、
値引き交渉を上手に行うことスキルが必要になります。
もちろん、ナビゲーションやバックカメラなどを装着予定なら
なんの問題もありません。
また、フロアマットやサイドバイザーなど定番商品については、
車を決めるときに注文せずに、新車が来るまでの間に、
頼んでおけば、あとからサービスしてくれることもあります。
値引き以外でもできることは自分でやる
車両本体価格を値引きする以外でもやれることはまだまだあります。
手続きのための、代行費用などが見積もりに計上されたのなら、
自分でやれないか確認してみる。
また、納車費用がかかるなら来店して引き取りにいく。
また、値引きではないが、見積もりに書いてある項目をしっかりと
読み込むことで疑問点はすぐに問い合わせる。
このように、細かな積み重ねをひとつひとつ
解消していくと、最初の見積もりよりもトータルの
車両販売価格が大きく変わってくるのです。
よくよく読んでみると、
まあまあ、つまらないことで費用が計上されていますからね。
下取り車を査定額をあげてもらう
最後に「下取り車」について説明していこう。
あなたが乗っている下取り車も値引き交渉するうえで、
とても大切な武器になります。
値引きが限界の状態で、さらにその一歩先に踏み込むには
下取り車の査定価格を上げるしか方法はありません。
ただ、ディーラーでの下取り査定にも限界まで引き上げるために、
「他社との査定額の比較」をさせる必要があります。
他社との比較でもっとも結果が表れやすいのは、買取業者での一括査定というサービスがあります。
複数の「車買取業者」があなたの車の「査定額」を教えてくれるので、
ディーラーとの下取り価格との違いがかんたんにわかりますので、
比較が容易にできます。
最終的な値引き交渉のときには、一度利用してみて、
査定額を知っておいたほうが価格交渉のときに役に立ちます。
このように、できることをひとつひとつ解消していけば、
なにもない状態よりも、ハイエースをできるだけ安く購入することができるでしょう。
まとめ:見積もり書はしっかりと見せよう。
最後に私が知る限りでは
「新型ハイエースⅣ型の値引き最大額は20万円から30万円」
になります。
これ以上の値引きを狙うのなら、
日産で実施したキャラバンの見積書を見せる。
また、一括査定にて複数の車買取店の査定価格を見せる。
など実際に「見積もり書を見せる」ことで、
前進することができる可能性はあります。
最終目的はあくまで「ハイエースの新車を購入する」ことであって、
愛車を下取りすることではありません。
もしも、一括査定の査定額が下取り価格よりも
高ければ、一括査定を利用して売却したほうが効果的です。
他社との比較をして、新車のハイエースを値引きしてもらう。
そして「下取り」か「買い取り」より高いほうへ売却する。
考え方として、案外単純なのですから。
私は新車を購入するため、今まで乗っていたプリウスをディーラーに下取り査定を頼みましたが、
予想してたよりもはるかに低い査定額でした。
そこで、下取りを一旦辞めてネットから「車一括査定」を申し込み、複数の業者から同時に査定してもらったところ、
最大で234,000円の価格差がついたのです。
しかも、はじめに
「概算金額」から教えてくれるので、自分の車の
「相場価格」もかんたんに知ることができる。
無料一括査定なら
最大の「10社」買い取り業者を使って同時に比較ができることができますし、
申込みも
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