友人に車を売ったあと「トラブル」だけは絶対に避けたいですよね。
売ったあとに、車本体に故障などがあるとそのことが原因で友人関係にも影響を及ぼしてしまう場合があります。
ゲームソフトのような安い物とは違って、車は高額なお金が動く取引です。
また、それに伴って各種変更手続きなどもしっかりとおこなわないといけません。
私も、過去いろいろな方の、個人売買をした結果を見てきましたが。。。
「はっきり言って、友人に車を売るのはやめておいたほうがいい」派なのです。
今回の記事では、なぜ友人同士での個人売買をやめたほうが良いのか、また友人関係で売買することによりどんなトラブルになりやすいのか。
その理由をまとめましたので、紹介します。
目次
仲の良い友人に車を売ることが反対な理由
友人に車を売ることが反対な理由、大きく分けて5つあります。
- 名義変更などの各種変更のトラブル
- 金銭に関するトラブル
- アフターフォローに関するトラブル
- 他で売ったほうが精神的に楽
- 友人との今後の付き合いにも影響を与える可能性がある
理由をあげるとざっとこんな感じです。
それではいきます。
名義変更などの各種変更トラブル
まず、友人同士で車を売り買いすると、名義変更によるトラブルが多発します。
所有者があなた本人になっていれば、比較的に名義変更はかんたんにできます。
ただし、所有者があなたではなくディーラーなどになっていた場合、所有権を解除する必要があるので手続きが少しづつ面倒になっていきます。
お互い、名義変更や所有権解除などある程度、知識があるならともかく、全く詳しくないのであれば、肝心の手続きを忘れて大きなトラブルに発展するかもしれません。
また、友人同士で名義変更などをすると、仕事とは違いどうしても後回しになってしまったり人任せになってしまいがちになったりするものなんです。
名義変更をしなかったことにより、
- 駐車禁止で警察に切符を切られる
- 事故で当て逃げをする
- 納税を支払わない
など、将来的に大きなトラブルに発展するぐらいなら、2人で一緒に陸運支局に出向き、お互いが必要書類を確認した上で名義変更をしてください。
友人からのお金の支払いが不安
あなたの車は、結果的に友人にいくらで売れたのでしょうか。
3万円?10万円?それとも30万円でしょうか?
どちらにせよ、どんなに仲の良い友人とはいえ車を売ったのであれば「一括現金払い」は鉄則です。
「お金がないから」など、下手に分割払いやツケなどにしてしまうと、もし仮に1度でも支払いが遅れた場合など少しづつ支払いが滞ってきます。
「友人だから」「長い付き合いだから」そんなこと言われたら、どう思うのでしょうか? 本来車の売買において友人も知人もないはずなのです。
どんなに仲の良い友人でも、驚くべきことに借金を「返せない」のではなく「返さない」人間も一定数存在しているのです。
1ヶ月から3ヶ月になり、半年経過したらもう相手に支払いの意図はありません。
過去に何度も何度も見てきましたが、借金を長く伸ばせば伸ばすほど、返すのが面倒になりやがて罪の意識もなくなります。
友人関係にあるからこそ、大丈夫といって甘えているだけなんです。
私も友人からの借金が返済されず苦しんでいる知人を散々見てきました。
「お金の切れ目は縁の切れ目」とはよく言ったもので、だからこそそうなる前にそもそも友人と個人売買などしないほうがマシなんですよね。
アフターフォローが面倒である。
「個人売買なので車になにかあっても自己責任でお願いします。」
個人売買で、契約締結するとよくあるのがこんな意味のない口約束です。
もし仮に売却した次の日に、エンジントラブルやその他の致命的な故障があった場合、本当に友人はあなたに対してなにも言ってこないという自信はありますか?
もし自分が友人から30万円で購入した車が次の日に壊れてしまった場合絶対に不満を感じるはずです。
文句のひとつも言いたくなるでしょう。
もし、中古車販売店で購入したのであれば、アフター保証などもあるので文句のひとつも言えますが友人にはなかなかそうもいきません。
クレームを入れたら入れたで、「車がなにかあっても自己責任で」って言ったじゃん」ともなるでしょう。
そうなると、少しづつ友人との関係がギクシャクしてしまう可能性がでてくるので、車の売却&購入はお店から購入したほうがいいんですよね。
車のアフターフォローはほぼ100%修理代という金銭が関わっていきます。
これらの修理代はどちらで持つのかで心身ともにストレスを感じて疲れてしまうかもしれませんよ。
買取専門のプロに買い取ってもらったほうが高く売れる
はっきり言って車を個人売買するよりも、もっと高く売れる方法があります。
それが、個人売買ではなく一括査定を使う方法です。
どうしても、友人に車を売却しようとすると情が湧いてくるものです。
お金のない友人なら「可愛そうだから、少し安くしてあげよう」「高いと思われるの嫌だな」など、無駄に安売りをしてしまい結局は「自分だけが損をする」ことになるでしょう。
そんなことを無駄なことをするぐらいなら、はじめから買い取り業者で売却したほうが早いですし高く売れます。
シンプルに「一番高いところで売る」それだけで良いのですし至極当然の答えですよね。
また、もうひとつのメリットが友人に売るわけじゃないので精神的なストレスが一切ありません。
「なにか故障とかあったら嫌だな」「お金を支払ってくれるかな?」などと一切気にする必要はなくなるのです。
将来的になにか故障があれば全てが気まずくなる。
結局のところ、「名義変更をする」「支払いをする」「売却後の整備のトラブル」についても、これから起こり得る全てのことに対して、その友人が次の車を乗り換えするまで話はエンドレスに続いていきます。
「お金をスムーズに払ってくれなかったから売らなければ良かった」「購入して1ヶ月でエンジントラブルがあった、あいつの車を買わなければ良かった」など、今後の生活においてもその友人との関係は微妙になります。
そうなると、最後に残るのはたった一言「後悔」だけではないでしょうか。
人生の中で、たったひとつの出来事で友人との友情が壊れるなんてよくある話です。
車だけではなく、バイクなどでもそうですが、友人とので売買は契約はできるだけ避けるようにしよう。
金銭トラブルが発生して消耗するのはあなた自身ですからね。
まとめ:車の売買契約はプロを相手にしたほうがいい
今回のケースではあなたが「売る側」の話でしたが「買う側」としても考え方は一緒です。
お金の話はその道のプロとしたほうが絶対にいいと思います。
買い取り業者に車を売ると、「名義変更」「支払い」「所有権解除」など、面倒な手続きは全てやってくれます。
それが友人との場合、どちらがやるかから話し合わなければなりません。
なにか物を売ったり買ったりするときの主なトラブルの原因は、「お金」「人間」どちらかがほとんどです。
その友人のことを大切に想っているのであればあるほど、お金に関する話はしないほうがいいでしょう。
一生の友達と思っているなら、尚更そうですからね。
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