新車で購入してから、1年ぐらい経過した「エスクァイア」に乗っている、
お客さんから軽く苦情が。
その内容は「ヒーターを作動させると『キーン』と高い音がする」とのこと。
まだ、買ってから1年しか経っていないのに「ヒーター」から異音がするのか。
故障している可能性があるので、改めて点検をしてみました。
エスクァイアのヒーター動作時に音がする
車を預かり、現象を確認してみました。
- ヒーターのスイッチを作動させると「キーン」と高い音が鳴る。
- ヒーターを止めると異音も同時に止まる。
- 冷暖房の性能に全く影響はない。
今わかっているのは、これだけです。
冷暖房に影響がなく、ヒーターを作動させた時だけ、
異音がするということは、
「ヒーターブロアモーター」の故障の可能性があります。
なので、このブロアモーターを脱着して点検してみました。
ヒーターブロアモーターの点検
ヒーターモーターの点検を自分でしてみました。
まず、ブロアモーターの場所を特定するために、
助手席側のグローブボックスを取り外してみました。
エアコンフィルターが入っているケースがみえたのですが、
どうやら、この白いケースの中に、
モーターが入っているようなんです。
そして、足元のグレーのカバーを取り外してみると、
黒い円状のカバーがこれがブロアモーター本体になります。
ブロアモーター本体は、
コネクターにて接続されていて、しかも8ミリのビス3本で止まっているだけですので、
あっさり外すことができます。
これが「ヒーターブロアモーター」本体になります。
コネクターに接続されていて、12Vの電源で駆動する、
ただの「扇風機のような形状のファン」になっています。
そして、この取り外ししたブロアモーターを
手でクルクルと回してみると「キーキー」という音が。
現象を再現できました。
手でクルクル回して、「異音がする」ということは
当然、スイッチで駆動させるともっと高い音が鳴ると推測されます。
また、ブロアモーターの中に、
「枯れ葉」や「ゴミ」などの異物が噛みこんでないかも
確認してみたのですが、全く問題がありませんでした。
結果的には「ヒーターブロアモーター本体の不良」という結論になりました。
「保証修理」という形で新品にて交換
ヒーターブロアモーターは、トヨタの保証修理という形で交換になります。
後日ディーラーにて点検してもらい、
「ブロアモーター」本体の交換作業をしてもらいました。
トヨタの一般的な保証修理は
登録から「3年60,000km」が対象です。
もちろん新車から1年程度で、しかも
距離も1万kmちょっとして乗っていないので、
無料で修理する分には、全く問題がありませんでした。
まとめ
最初は「こんなものかな」ぐらいにしか思っていませんでしたが、
原因が早期発見できてよかったです。
さすがは、毎日乗っていると気がつくようなんですね。
中古車よりも、新車を購入したほうが確かに故障するリスクは少なくなります。
だからと言って「新車だから故障しない」ということにはなりません。
気になったことは、疑問に思うことが大切です。
「こんなものか」とそのまま、放置して保証期間が過ぎてしまうと、
肝心な保証修理を受け付けてもらえません。
保証が残っているというだけではなく、
毎日乗っているあなたが気になったことがあれば、
なにか故障している可能性があります。
なにも、保証が「あるなし」だけではありません。
「車に乗る以上、自己管理をする」ことがとっても大切になります。
もし疑問に感じている部分があれば、どんどん修理工場にぶつけていこう。
車の以上を放置しておくことは、まるで自分の病気を放置しておくことと
一緒ですよね。故障のケースによれば、大きな費用を伴う場合だってあるでしょう。
でも、車ってやっぱり時間と共に、故障やトラブルはつきものですからね。
私は新車を購入するため、今まで乗っていたプリウスをディーラーに下取り査定を頼みましたが、予想してたよりもはるかに低い査定額でした。
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