この記事では、30系セルシオの車検費用について解説しています。
トヨタの高級セダンである30系のセルシオ、車検費用は一体どれぐらいかかるのか気になりませんか?
最終モデルから10年以上経過しているので、費用も高くつきそうなのが不安もあります。
そこで、「ディーラー」とネットの車検サービスである「楽天車検」で車検費用を比較してみました。
- ディーラーと楽天車検の車検費用の比較
- セルシオの車検について注意するポイント
- 高額車検になった場合に対処法
の3つのポイントに絞って解説していきます。
目次
セルシオの車検費用の比較と見積もり
まずは、トヨタディーラーにて見積もりをとる
まずは、ディーラーにて実際に分解したうえで、車検見積もりをとってみました。
高級セダンといっても、あくまで平成13年車。故障部位が気になります。
分解してたところ、やはり悪い予感は当たるようで、案の定めちゃめちゃ高額な見積もりになってしまったのです。
結論からいうと、合計で447,000円
法定費用も74,540円と高額ですが、それよりも恐ろしいのは整備代の373,289円です。
ではなぜ、そんなに整備代が高額になってしまったのかというと、
- タイミングベルトの交換時期=約12万円
- エアサスペンションの異音と故障=約8万円
- ブレーキ全般の錆による腐食=約5万円
と、修理必要な部位のオンパレード。
しかも、セルシオだけあって修理しなければならない部品代と工賃がとっても割高です。
とくに、ブレーキのディスクローターのサビの状態はひどく、ブレーキパッドが全く当たっていない状態である(まさに古代からある化石のよう)
しかも、エアサスペンションの下のブッシュが抜けてしまって異音も発生しています。
見積もりの印象としては、確かに不具合部位たくさん出ましたがディーラーで修理をすると、やはり高額だというのが正直な感想です。
次に、車検費用が安いと評判の楽天車検で見積もりを確認してみました。
楽天車検でセルシオの車検見積もりを調べてみる。
一方ディーラーではなく、提携している車検店舗が豊富な、
楽天車検のサイトから車検見積もりを確認してみました。
こちらも結論からいうと、95,610円となります。
※楽天車検の内訳は13年経過した重量税が反映されていないため若干高くなります。
ディーラーと楽天車検でセルシオの車検費用を比較する。
ここでは、ディーラーと楽天車検での車検にかかる基本料金を比較してみました。
注目するポイントは整備費用。
ディーラーにおける車検基本料金は60,372円、楽天車検の整備代金は21,070円とディーラーと比べて、40,000円ほど安くなっています。
法定費用はどの場所で実施しても変わることはないので、それが、そのままトータルの車検費用の差にもなってくるんです。
整備代金 (検査料含み) |
法定費用 | 車検費用 | |
某ディーラー | 60,372円 | 74,540円 | 134,912円 |
楽天車検(平均) | 21,070円 | 74,540円 | 95,610円 |
このように比較してみると、スタート時点の見積もり金額の違いがはっきりとわかりますよね。
もちろんこれからもずっと乗り続けるつもりなら、高額になりますがディーラーでお金を掛けて修理してもいいでしょう。
でも、車検にかかる予算をなるべく抑るつもりなら楽天車検を使い最低限の修理をして車検を通してもらうという選択もあります。
ただ、勘違いして欲しくないのは、楽天車検も安いだけではなく整備品質は高く、車検に通らない部分はしっかりと修理します。
楽天車検は「オートバックス車検」や「Dr.ドライブ」「アップル車検」など、大手車検センターと提携しているので、ディーラーにだって負けない技術があるんです。
「どうしても車検はディーラーじゃなきゃやだ!」と強いこだわりがなければ、経験豊富な整備士が多く、さらに車検整備代金も安い楽天車検で問題はないでしょうね。
車検見積もりが高額になってしまったのなら査定もあり
車検見積もりが高額になってしまったのなら、査定をして売却も視野に入れてみてはいかがですか。
たとえば、インターネットで複数社同時に査定がおこなえる、ナビクル車査定という比較サイトを利用すれば、最高値をつけた業者に売却することができます。
実際にセルシオの買取実績もあるので、外観の状態に問題なければ、高価査定だって十分に期待することができます。
そもそも、1番やってはいけない行為が、車検見積もりが高いからといってそのままスクラップ(廃車)にすることです。
どんなに見積もり費用がかかっても、この車はあくまでセルシオ。
トヨタの最高級のセダンだったのは紛れもない事実です。
車検費用の予算がオーバーしたなら、次の車も検討する必要があります。
セルシオ乗っていたユーザーなら、
- ランドクルーザーなどの大型SUV
- 燃費向上に切り替え、プリウスなどハイブリッドカー
- 家族がいるならアルファードなどの大型ミニバン
- 現在のセルシオであるレクサス「LS」
など、次に乗る車の頭金にしてもいいでしょう。
車検で高額修理をしてもいいですが、数年後の「買い替え」のことを考慮すると、「一括査定にて売却する」という方法も選択肢に含めておきましょう。
まとめ
30系のセルシオの車検をこれから受けようと考えているなら、
- ディーラーと楽天車検の両方で見積もりを比較する
- 10万km、20万km走行ならタイミングベルト交換があるので要注意
- 車検費用があまりに高額なら査定もあり
この3つをポイントを軸に検討してください。
今回の見積もりをしたセルシオと、あなたのセルシオが全く同じ不具合になることはありません。
もしかして車の状態に全く問題がなく、不具合箇所がない可能性だって十分に考えられます。
そこで、もしあなたのセルシオの年式が経過してきて、車検代の費用に不安を感じているのなら、まず楽天車検のサイトからもっとも最適な店舗を検索してみましょう。
これからはネットで調べて、賢く車検費用を抑える時代です。
まずは、事前見積もり予約して見積り費用に満足ができれば、あとは受けるだけですからね。
私は新車を購入するため、今まで乗っていたプリウスをディーラーに下取り査定を頼みましたが、予想してたよりもはるかに低い査定額でした。
そこで、下取りを一旦辞めてネットから「車一括査定」を申し込み、複数の業者から同時に査定してもらったところ、最大で234,000円の価格差がついたのです。
しかも、はじめに「概算金額」から教えてくれるので、自分の車の「相場価格」もかんたんに知ることができる。
無料一括査定なら最大の「10社」買い取り業者を使って同時に比較ができることができますし、 申込みも1分程度で終わるのでおすすめ。