10万kmを走行すると必ず交換しなければならない部品。
それは「タイミングベルト」
最近の車は、ベルト駆動ではなくチェーン駆動になってきているので、
タイミングベルト付きの車自体が少なくなってきているのですが、
今回の車は「20系セルシオ」
当時の最上級のセダンだったとはいえ、今では「旧車」というイメージが否めません(失礼!)
そこで、改めて「20系セルシオ」のベルト交換および、
その他の修理を兼ねて見積もりを作成してもらいました。
ただ。。。
まあなんというか高級車だけに何をするにも「高いよね」という、
結論になるんですね。
20系セルシオのタイミングベルトの交換工賃
それでは、改めて「セルシオのタイミングベルトの交換」に関わる費用を、
見ていきましょう。
「じゃーん」
「175,310円」という驚愕の交換費用が計上されました。
確かに「高額」だとは聞いていましたが、
ここまで高いとは、知りませんでした。
タイミングベルトなんてせいぜい高くても「7・8万円」くらいかなと。。。
それを10万円プラスして大幅な修理金額になったのです。
それでは、なぜここまでセルシオのタイミングベルトの交換は高額なのでしょうか。
なぜ、ここまで高額なのか?
こちらの赤い矢印の部分がタイミングベルトなのですが、
かんたんにいうと「作業がめちゃくちゃ大変」だということなんです。
確かにどの車もタイミングベルトの難易度は高いのですが、
セルシオに関しては「次元が違う」とメカニックさんや、
サービスのフロントマンの方はいうのです。
先程の見積もりをもう一度見てもらえるのかと思いますが
先ほどの「見積の工賃」をもう一度見てもらえるとわかると思うのですが、
作業工賃が「87,000円」という通常では考えられないぐらい高額なのです。
ちなみに、一般大衆車であるカローラのタイミングベルトの工賃は
2万円~3万円位と言われていますが、
ディーラーに問い合わせしたところ、作業時間は手慣れたメカニックで「約半日」
はじめてチャレンジするメカニックさんならば「丸一日」かかるという話なのですね。
ただ、今回は「タイミングベルト交換」費用を確認しただけではなく、
その他にも、交換しなければならない部品があります。
例えば、
- タイミングベルトのベアリング
- エンジンのウォーターポンプ
- スパークプラグ=8気筒エンジンなので8本
などは定番の同時交換部品なのですが、
今後も数年間乗り続けるつもりであれば、
プラグもウォーターポンプもベルトと同時に交換しておきたいパーツなんですよね。
30系セルシオに入れ替えタイミング
それでは、実際に、
「17万円近くをかけてタイミングベルトを交換することが賢い選択なのか」
と言われれば、私はそうは思いません。
なぜなら「20系セルシオ」がどんなに高級車だからといっても、
もう20年以上前のモデルですよね。
今回タイミングベルト交換したとしても、
果たして車がいつまでもつことができるのか。
1.ブレーキや足回りの状態はどうなのか?
2.エアサスペンションなどのエア漏れや異音などはないのか?
3.ハンドル周りなどにガタはきていないのか?
などこれからは一日一日毎日が少しづつリスクが増えてくるのです。
それならあえて20系のセルシオを乗るよりも、
30系のセルシオやレクサスなどに入れ替えしてみることも、
必要ではないでしょうか。
今後も乗り続けるのなら、特にそう感じています。
セルシオやレクサスではなくたって、その他メーカーの中古車でも構いません。
他の中古車の検討中でも、高級車は購入することができるのです。
自分が乗っている車から「愛車」探すことは難しくありません。
在庫が多い店舗を選んでみるといいのです。
例えば「ガリバーの優良な中古車を選んでみてはどうでしょう?」
そこは、ガリバーの累計販売台数は30万台。
累計買取台数は約300万台。時間にすると、
4分に1台を買い取り、11分に1台を販売している計算になるのです。
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まとめ
もちろん、20万円近くかけてタイミングベルトを交換してもいいでしょう。
ただ、絶対にしてはいけないことが
交換をせずに走行し続けるという行為になります。
ベルトの耐久年数は「100,000km」と決められているので、
100,001kmでも切れてしまう可能性はあるのです。
切れてしまうと、
エンジンのバルブとピストンが干渉して、
エンジン自体がロックしてしまうので、その時点で「エンジン交換」という辛い結末が、
待っています。
- 17万円支払って交換して乗り続けるのか。
- 今の車を下取りや買取りに依頼して新しい「愛車」を見つけるのか
長い目で、将来的なビジョンをしっかりと持って、
正しい「選択」をしてくださいね。
未来を決めるのは、あくまであなた自身の決断なのですから。
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