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アクア

アクアが新型にマイナーチェンジ!前モデルとの違いと追加された機能を解説します。

更新日:

2017年6月19日、トヨタのアクアが3度目のマイナーチェンジを実施しました。

そもそも、ハイブリッドカーとしての完成度が非常に高かったのですが、そこからさらにどのような進化を遂げたのか?

ここでは、新型アクアのマイナーチェンジをする前と後での変更点、新しく追加されたグレード、その一方で変更が加えられなかったところなど解説します。

マイナーチェンジにより追加された機能と変更点について。

車両本体価格は(微妙)に安くなった!

マイナーチェンジすると、車両本体価格ってほとんど高くなるのが常識です。でも今回アクアのマイナーチェンジでは、一部のグレードを除き値下げになりました。

値下げ額は、一律というわけじゃなく500円から37,000円程度と結構バラバラで、Gグレードだけは約54,000円ほど値上げをしています。

いずれにしても、大きな価格変動がなかったことは、アクアを購入する予定だった方にとってはグッドニュースになりました。

 

 

もちろん、マイナーチェンジしてもエコカー減税は引き続き対象になります。

内容は、取得税・重量税が共に100%免税、グリーン税制が75%減税となります。

グレードで車両本体価格が違うので、若干異なりますが大体「90,000円〜100,000円」ぐらいは安く購入ができます。

燃費が(微妙)にアップした!

カタログスペックになりますが、前モデルのアクアの燃費はベースグレードが33.8km/L、Lグレードだけが37.0km/Lでした。

それに対し、今回マイナーチェンジしたアクアは、ベースグレード34.4km/LとLグレード38.0km/Lと微妙ですが燃費アップに成功しました。

元々アクアの燃費の良さは、1.5Lハイブリットシステムおかげです。この小型ハイブリットシステムがここまでの低燃費を実現しているわけなんですが、出力やトルクが変えることなくさらに燃費性能を高めました。

ただ、これぐらい違いでは、どれだけのユーザーが燃費の良さを体感できるのかは不明です。

マイナーチェンジ前モデルに乗っているユーザーでも体感はできないじゃないかなって思っています。

外観の変更点について

外観の意匠が多少変更されました。

フロント廻りについては、ヘッドライト・ボンネット・フェンダー・バンパーなどの意匠を変更。

両車を比べてみなければわかりにくいのですが、ヘッドライトがちょっと内側に入っています。

ただ、写真を見る限り全くわかりません汗。

 
 

続いてリアのエクステリアです。リアはテールレンズの意匠を変更、もっともわかりやすい変更点はバンパー下部に縦型のリフレックスリフレクターを採用し、それによりワイド感を演出しました。

リフレクターあり・なしでマイナーチェンジモデルかどうかを判断することができるでしょうね。

Crossoverグレード追加

今回、新たに「Crossover」というグレードが追加されました。

出典:トヨタ自動車

Crossoverグレードは、

  • 185/60R16の専用アルミホイール
  • Crossover専用フロントグリル・バンパー・スキッドプレート
  • Crossover専用サイドマッドガード
  • Crossover専用リアバンパー・スキッドプレート
  • Crossover専用ルーフモール・フェンダーアーチモール
  • 合成ファブリックダブルステッチ仕様のシート

専用のパーツ構成となっていて、写真に掲載されているベージュがCrossover専用色として追加されました。

マイナー前のアクアには、「X-URBAN」というモデルがあったのでその代わりの位置づけとして考えてられています。

マイナーチェンジによって変更がないところ

トヨタの安全装置「Safety senseC」は継続して採用

今回のマイナーチェンジによって変更がなく据え置きになってしまった点にも触れておきます。

トヨタの衝突回避システムである「Safety senseC」についてはそのまま継続されます。

具体的な機能では、単眼カメラ方式であるプリクラッシュセーフティシステム。

ちなみに、プリクラッシュセーフティシステムが搭載されているおかげで危険を察知した状態での約9割の人がブレーキを踏むことができたようです。

その結果、事故を未然に防ぐことができて、なおかつ無駄な自動車保険を使うこともないのでメリットは多いでしょう。

 

次に、車線をはみ出すと「ピピピピ」と若干うるさいレーンディパーチャーアラート。

レーンディパーチャーアラート装着することで車線の逸脱を防ぐことはもちろん、相手との正面衝突を防ぐことができるかもしれません。

統計をとっても、約3割の事故が車線の逸脱に関係していることがわかります。

 

最後に自動でHi-Loを切り替えるオートマチックハイビーム。

自動車事故は、明るい朝や昼に比べて、極端に視界が低下する夜に発生しやすいです。 歩行者の死亡事故の約7割は夜に発生しているという結果になっています。

より詳しい説明は動画で解説しているので確認しておきましょう。

マイナー前と同じく、上級グレードの「Crossover」や「G」グレードは標準装備で、「S」「L」グレードは54,000円メーカーオプションとして取り付けが可能です。

ボディの寸法に変更はなし。

マイナーチェンジした変更した部分もあれば、全く変更がない部分もあります。

特にボディの寸法などは、マイナーチェンジしても一切変更はありません。

例えば、室内長や最小回転半径など細かい部分についても変更点はなく、


 

トランクスペースについても全く大きさに変更はありません。

まとめ

今回アクアのマイナーチェンジに大きく変更されたところは「Crossoverグレード」が追加になったぐらいでしょうか。

とはいえ、それ以外に大きな変更点はなく、スモールマイナーチェンジという意味合いのほうが強いかもしれません。

でも、別の言い方をすればそれだけアクアの完成度は高いっていうことでもあり、わざわざ手を加える必要がないとも言えると思うんです。

マイナーチェンジを実施したことで、アクアを購入するメリットは、新車よりももしろ中古車のほうかもしれません。

なぜなら、マイナーチェンジすることで今までのモデルはひとつ型が古くなり、中古車の購入価格が下がるからです。

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このプロセスは、iPhone6が6Sにマイナーチェンジされ安くなるようなもので「アクアなら中古車でもいいかな」って方にはかなりお得な買い方になるでしょう。

いずれにしても、完成度がすでに高いトヨタのアクアは買っても後悔しない1台になるでしょうね。


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