車を購入するときには、いろいろ便利な装備品やカッコイイ装備品などをオーダーして
しまいがちなのですが、営業マンに言われるがまま、あれやこれやとなんでも取り付けしてしまうと、
知らないうちに、後からとんでもない金額になってしまいます。
車が150万円だったはずなのに、契約交わす頃には215万円になっている。
車を購入するときのオプション品はしっかりと選択をしなければ、結局のところ無駄なお金を払ったり、
必要のないものを取り付けたりで損失を負うだけなのです。
実用的で本当に役に立つオプション品もあれば、「これいらないじゃん?」という装備品もあります。
今日は車を購入するときに、事前に知っておいたほうがいい、
標準装備・メーカーオプション・ディーラーオプション
の違いについてお話しします。
目次
標準装備・メーカーオプション・ディーラーオプションの違いについて
この3つの違いについてはしっかりと認識しておかなければ、
なりません。
担当営業マンがしっかりしていれば、
問題はないかもしれませんが、勉強不足の営業マンから車を購入した為に
「ついてくると思っていた装備が取り付けされていなかった」
「自分のイメージしていたオプション品と違うものが来た」
なんてよくある話。
そうなると、思いもよらないトラブルにもなり兼ねませんので、
注意が必要です。
標準装備とは
標準装備とは言葉の通り、購入と同時についてくるものですね。
その車両に絶対必要な装備だったり、構造上付ける必要があるパーツなどで構成されています。
また、高いグレードだから標準装備にしてしまおうという場合もあります。
例をひとつ。
これ新型のアルファードのカタログなんですが、
マス目の緑色の部分が標準装備になっています。
このJBLプレミアムサラウンドシステムなのですが、
おの3.5LのExecutive Loungeというビックリするぐらいの
お高いグレードどの場合、標準装備になっています。
また、最近の車であればエアバックやエアコン等はすべての車で標準装備になっています。
横滑り防止装置は危険防止のため、すべての車の装着を義務付けられているので、
あまり考えなくても問題がありません。
ただ、「あのディスチャージライトは標準装備でついているだろう」という思い込みがあることも
実はオプション品だったなんてこともあるので、しっかりとカタログで確認しよう。
メーカーオプション
メーカーオプションというのはメーカーでの製造ラインで装着される装備品です。
例えば、トヨタでいうと愛知県名古屋市にあるのは有名ですが、
最近では福岡や宮若に新工場が建てられましたね。
これは先ほどのアルファードの例をもう一度。
メ-カーオプションというのはこちらの黄色い部分のことで、
3.5LのGFグレードや2.5L Gグレード、Xグレードなど
702,000円(滝汗。。。)にて取り付けが可能になっています。
またメーカーオプションにて新車でよく取り付けされるのが、
やはりサンルーフだと思います。
サンルーフはメーカーで製造ラインでしか取り付けできないので、
販売店で納車後に「やっぱりサンルーフ取り付けしたい!」などといっても後の祭りになってしまいます。
メーカーでの製造品なので、高額部品が多いことも特徴ですが、
本当に欲しい装備は迷うことなく、取り付けしておいたほうがいいでしょう。
メーカーオプションのフォグランプなどは加工次第でなんとかなるかもしれませんが、
サンルーフやメーカーオプションナビなどは不可能なので気をつけよう。
またサンルーフやメーカーオプションナビなどで買取価格も変わってきます。
サンルーフは取り付けするかしないかだけで、
判断できるのですが、
ナビゲーションに関してはメーカーオプションナビとディーラーオプションナビ(後ほど記述します)と種類があるので間違わないようにしましょう。
参考:ナビゲーションの取り外しは車の査定にどう影響するのか?
またボディカラーも車によってはメーカーオプション設定になっているので、
全てが全て同じ価格というわけではありません。
現に新型アルファードもパールなどは32400円でメーカーオプションになりますし、
車の見た目はずっとついて回る問題ですので、ここは慎重に判断しましょう。
ディーラー(販売店)オプション
ディーラーオプションとは主に販売店で取り付けするオプション部品です。
商談して契約後にどうしても欲しくなったとしても、
基本的には、あとからでも取り付けは可能です。
※工賃レートでいうと、同時に取り付けしたほうが安いですが。
今回の例でいくと、リアのアンダーミラーが全グレード販売店オプションになっています。
なので、オーダーしても、メーカーで装着してくるわけじゃなく、販売店の工場にて取り付けするのですね。
また、ナビゲーションやエアロパーツなどは代表的な販売店オプション部品です。
エアロパーツをフロント・リア・サイドと一式取り付けしていると、
3年後に車を売却するときに高く買い取ってもらえることもありますし、
ナビゲーションも高価査定の対象になりますので、
そのあたりは自分がどのぐらいその車を乗る予定なのか?
3年?5年?はたまた10年はのる?
カーライフプランで色々と変わってくるので正しい判断をしよう。
[nlink url="http://kuruma-hack.net/aero/" title="エアロパーツ装着で車を高く買い取ってもらうことができるのか。"]
参考:エアロパーツ装着で車を高く買い取ってもらうことができるのか。
エアロパーツなどは、見た目が重要なので「絶対欲しい」とかなければ、
一旦保留にしてもいいでしょう。
そのうえで、1ヶ月後経過してもやっぱり欲しいと思えれば購入するといいでしょう。
悩んでいるぐらいの状態で、闇雲に注文するのは賢い購入の仕方だとは思えません。
間違っても新車購入の勢いだけでエアロパーツ一式を買い揃えるのはおすすめできません。
奥様との喧嘩の火種になるだけですよ。
また、標準装備に思われがちですが、室内のフロアマットなどもディーラーオプションになっています。
やはり、フロアマットは新車の定番品なので注文する方が多いです。
が、メーカー純正品ということもあって高額になるので安い社外品を求める方も増えてきているようですね。
気がついた方もいるかもしれませんが、
車の総額で、「 車購入時の取得税 」が変わってくるのですが、
そうするとオプション品は後で取り付けたほうがいいのか?
そんな疑問なのですが、
フロアマットやサイドバイザーなどかんたんに取り付けできる部品なので、取得税には含まれません。
先に買うか後で買うかで全く価格も変わらないので、
悩んでいるぐらいなら納車後に考えましょう。
また、ナビゲーションは取得税の対象になります。
こちらも、販売店オプションや社外ナビゲーションを取り付けを自分でする方もいます。
腕に自信がある人は作業してみてはいかがでしょう。
そうすると工賃だけはタダになりますので、何でもかんでもディーラーに任せっきりは危険ですからね。
最近の人気オプション品は自動ブレーキシステムなどの安全装置
最近の主流はやはり安全装置でしょう。
自動ブレーキシステムや緊急ブレーキ装置など各メーカーで
言葉は違えど自己防止の安全対策が徹底されています。
※アルファードの場合もインテリジェンスパーキングアシストシステムがメーカーオプション。
このような自己予防の安全装置をオプションで取り付けしている方も、
かなり増えてきています。
各個人個人が安全意識への徹底ができはじめてきているので、
取り付けることによって悲惨な事故がなくなるきっかけになってくれればいいでしょう。
もちろんオプション品というものは自分に足りないパーツを取り付けることが
本当に大切です。
市内の近所周りしか走行しないのに立派なナビゲーションなんて30万以上かけて
取り付けする必要はありません。
逆に大きな事故をキッカケで車を入れ替えた方は、
自動ブレーキシステムはとても大きな安全機構になるはずです。
自分の予算と使用目的をしっかりと把握した上で、
選ぶようにしましょうね。
まとめ:オプションパーツは自分との戦い
オプションパーツを選ぶときはめっちゃ悩みます。
まさに自分との戦い、物欲との戦いと言ってもいいでしょう。
ただ、原則として自分に必要なパーツはどんどん取り付けするべきですし、
悩んでいるぐらいならじっくりと考えることが大切ですからね。
ディーラーオプション=後でなんとでもなるので、ゆるく考える。
そんな感じでいいのでは?って話でしたー!
私は新車を購入するため、今まで乗っていたプリウスをディーラーに下取り査定を頼みましたが、予想してたよりもはるかに低い査定額でした。
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