車を買取業者にて査定してもらうとき、スタッドレスタイヤを付属したほうが
より高く売れるのでしょうか?
タイヤというのは保管してあるだけで、かなり大きなスペースを必要とするし、
不要なタイヤをいつまでも持っていたって邪魔になるだけです。
だからといって新しい車に装着できるわけでもありません。
でもちょっと気がかりなことが、
スタッドレスタイヤを購入して、大して走っていないので勿体無い気がしているのです。
できればいらなくなったタイヤは積み込んで引き取ってもらいたい。
そして可能ならできるだけ、高く引き取ってもらいたい
それでは今回のテーマは、
「スタッドレスタイヤを積込すると査定額が上がるのか?」についてお話します。
目次
スタッドレスタイヤ付属で高く売れるのか?
まずは積み込みタイヤ・ホイールの加点と減点について。
査定書を参考にしてみると、タイヤとホイールの積み込みは加点の対象になります。
これはしっかりと査定ポイントとして表示されているので、
間違いのない情報です。
ちなみにタイヤの査定ポイントはこのようになっています。
乗用車 | オフロード | ||
---|---|---|---|
夏 | 5mm以上 | 夏 | 7mm以上 |
冬 | 7mm以上 | 冬 | 8mm以上 |
リム経(インチ) | 加点 | インチ | 加点 |
19以上 | 8 | 18以上 | 8 |
18 | 7 | 17 | 7 |
17 | 6 | 16 | 6 |
16 | 5 | 15以下 | 5 |
15 | 4 | ||
14 | 3 | ||
13以下 | 2 |
スタッドレスタイヤは基本的には7mm以上あれば加点となり、
乗用車でもオフロード車でも1本につき2点から8点の加点となります。
加点1点=1000円なので、
16インチのタイヤが新品同様の場合は、
5点×4本=20点(20点×1000円) 2万円のプラス査定になるのです。
案外この事実について知らない方が多く、「タイヤとホイールは積んでも積まなくても一緒だよ」
などと、間違った意見が出回っていることが気になります。
ただ、残念ながらこのような明確な基準がありながら、
実際の査定現場では加点や評価基準についてはの判断基準がバラバラなんですよね。
スタッドレスタイヤを使う地域は限定される
スタッドレスタイヤを使用する地域は限定されます。
今この記事を読んでいるかたは、多分北海道か東北に住んでいる
冬タイヤの需要が多い地域に住んでいるのでしょう。
北海道や東北などの降雪地域では、査定額がアップします。
また1年のうち、スタッドレスタイヤのもっとも需要がある時期(10月以降)については、
よりプラス査定になるでしょう。
なので、地元のディーラーやチェーン系列ではない買取店にて下取りを出すのなら、
タイヤは積み込んでおいてほうが高く買い取ってもらえるでしょう。
このような地元に密着した業者は全国に車を送るというよりも、
そのまま再販する可能性がほとんどだからです。
またもうひとつの方法として「タイヤだけを別ルートで売却する」
という方法があります。
スタッドレスタイヤは別ルートで売却しよう
スタッドレスタイヤを車と一緒じゃなくて、
他のルートを使用して、売却してみていいでしょう。
例えば「ヤフオク」のような、巨大オークションサイトでも、
冬の時期は良質な中古タイヤの入札が増えるので高価買取してもらえます。
サイズにもよりますが、年々原油が高騰していく中で、
それに平行してスタッドレスタイヤの価格も上昇し続けています。
なので、益々これからは良質な中古スタッドレスタイヤ価値が上がることになります。
せっかく程度良好の中古スタッドレスタイヤがあるのであれば、
ヤフオクなどに出品してみると案外いい儲けになるかもしれませんよ。
また、オークションサイトだけではなく、地元の中古タイヤショップに売却することも可能です。
先ほどと同じ理由で、程度の良い中古スタッドレスタイヤは、
降雪地域に住んでいるユーザーにとっては貴重なパーツです。
「どこよりも価値を感じてもらえる場所に売る」
ことが、売買するうえでの原則となるので、しっかりと評価をしてくれる場所にて買い取りしてもらいましょう。
スタッドレスタイヤの高く売れる基準
スタッドレスタイヤの価値はタイヤの溝というよりは、
ゴムの硬さで決まっていきます。
冬タイヤのゴムの柔らかさを維持できるのがせいぜい3年。
どんなに溝があってもゴムが硬化してしまうとスタッドレスタイヤとしても
性能が低下します。
タイヤが効きが悪くなってきてアイスバーンにて滑りやすくなるのは、
タイヤの溝が少なくなっていくというよりも、長期間の放置によるゴムの硬化が原因なのです。
「ただ売る」「より高く売る」かで方法は変わる
結局のところ、スタッドレスタイヤの有無に関しては、
あなたの車を売る目的で変わっていきます。
ただ売るだけであれば、地元の買取店にタイヤごと売却してしまえばいいのです。
そのほうが早いですし、面倒な手続きも少ないので困ることもないでしょう。
ただ「車をより高く、どこよりも高く売る」という目的があるのであれば、できる限りの手を尽くしたほうがいいのではないでしょうか。
そうやって考えると、やはり一括査定が1番良いサービスだと思います。
一括査定に加盟している会社はビッグモーター、ガリバー、アップル、カーチスなど
大手業者もとても多く参入しているので、全国にネットワークが存在しています。
全国にネットワークがあるということは、
車も需要がある場所に売ることができて、タイヤについても同じことができるのです。
だからこそ、あなたのスタッドレスタイヤもより高い価値としてみてくれる可能性があるのです。
もちろん車の買い取り一括査定サービスは、ひとつの会社だけを相手にするわけではありません。
数多くの、業者がしのぎを削ってあなたの車の価値をあげてくれるのです。
- 車とスタッドレスタイヤ→地元のディーラーや業者に依頼する
- 車は地元のディーラーや業者 タイヤはヤフオクや中古タイヤ屋さん
- 車もタイヤも一括査定サービスを使用する→→→もっともオススメ
やはり私は「3」の車もタイヤも一括査定サービスに査定してもらうのが1番だと思います。
複数の業者がしのぎを削って査定をするので、車の買い取り価値があがる、
一括査定業者は大手業者がたくさん入っているので、スタッドレスタイヤの価値もみてくれる、
わざわざスタッドレスタイヤだけを売却するわけじゃないので面倒じゃなくなる。
どこよりも高く買い取ってもらって、
新しい車の費用に当ててもいいでしょう、また引っ越し費用にしてみいいかもしれません。
しっかりと検討してみてくださいね。
私は新車を購入するため、今まで乗っていたプリウスをディーラーに下取り査定を頼みましたが、予想してたよりもはるかに低い査定額でした。
そこで、下取りを一旦辞めてネットから「車一括査定」を申し込み、複数の業者から同時に査定してもらったところ、最大で234,000円の価格差がついたのです。
しかも、はじめに「概算金額」から教えてくれるので、自分の車の「相場価格」もかんたんに知ることができる。
無料一括査定なら最大の「10社」買い取り業者を使って同時に比較ができることができますし、 申込みも1分程度で終わるのでおすすめ。