プリウスの最大の魅了は「燃費の良さ」しかないと思っています。
どんなに見た目が改良されてかっこ良くなっても、
また室内空間が豪華になって、音響関係がグレードアップしたとしても、
結局は「どれだけガソリン代を浮かすことができるのか」に尽きると思います。
そうなると試したくなるのが、燃費の良い走りかた。
私は営業をしていた時代にプリウスを営業車として使用していたのですが、
どうやって走行すると経済的なのか、またどういうアクセルワークをすると、
ガソリンの量が減りにくいのか?
私も仕事で市内をぐるぐる回ったり、ちょっと地方周りの取引先にいくのに、
いろいろな運転方法を「これでもか」というぐらい試してきました。
今回は、信号のある一般道で自分なりに体感した、燃費テクニックの方法を紹介したいと思います。
目次
プリウスの燃費を向上するテクニック
1.プリウス 発進時のアクセルワークはゆっくりと調整しよう
発進時のアクセルワークについてはいろいろな説があります。
「一気にガバっと発進」「普通に加速」「EVモードで走行」
数多くの方法が公開されています。
私が実際に体験した場合、
アクセルペダルをゆっくりと踏んで、電気モーターで発進するように注意します。
一気にべた踏みしてしまうと、
モーターからエンジンに切り替わってしまい、燃料消費量が一気に増えていきます。
それでは結果的にガソリンの無駄使いです。
細かいペダル操作をしながら、発進をおこなう。
でも気をつけて欲しいところは、
後ろのかたに迷惑なるようなトロトロ運転はやめてください。
あなたがエコな運転の心がけても、このように周りの迷惑に繋がっては意味がありません。
クラクション鳴らされて嫌な思いをするだけでしょう。
2.プリウスの燃費の良くなる正しい加速の方法
発進をスムーズにすることができたら、
あるポイントでエンジンに切り替わります。
エンジンに切り替わった瞬間に、今度は一定走行まで素早く加速していきます。
このときも一気に加速していくのではなく、トロトロとガバっとの中間(表現が難しい(涙))を意識して、
スーっと加速していきましょう。
そしてそのまま、40〜50kmの一定速度になるように持っていきます。
とにかくアクセルペダル一気に踏まないこと!
3.プリウス 巡航速度でのアクセルワークの仕方
巡航速度に入ったら、心がけてほしいことは、
できるだけ長く、惰性運転するように心がけていきましょう。
アクセルペダルの操作も「加速」とも「減速」とも言えない走行方法で、
一定のリズム感を保ちます。
保つというか「そっと置く」といった表現が正しいのかもしれません。
ペダル自体がとても軽いので、意識していないと知らないうちに加速していきます。
そうなると、燃費が悪くなる一方なのであまり良くはありません。
そしてしっかりと前を向いて、ブレーキ操作に備えるようにしましょう。
4.プリウスのブレーキ操作は回生ブレーキで!
プリウスのようなハイブリッドカーを乗ると絶対に耳にする言葉が
「回生ブレーキ」このシステムを理解していないと、
燃費向上にはつながることは決してありません。
回生ブレーキとは
回生ブレーキ(かいせいブレーキ)は、通常は電源入力を変換して駆動回転力として出力している電動機(モーター)に対して、逆に軸回転を入力して発電機として作動させ、運動エネルギーを電気エネルギーに変換して回収または消費することで制動として利用する電気ブレーキの一手法。発電時の回転抵抗を制動力として利用するもので、電力回生ブレーキ、回生制動とも呼ばれる。電動機を動力とするエレベーター、鉄道車両、自動車他、広く用いられる。
via - 回生ブレーキ - Wikipedia
かんたんにいうと「エネルギーをリサイクル」するシステムです。
ハイブリッドカーではない、通常のガソリンエンジンの車のブレーキ操作をすると、
その熱エネルギーは大気へと放出されるだけで全く意味がありません。
ですが、プリウスのような回生ブレーキが装着されていると、
ブレーキ操作に得られた熱エネルギーが電気として蓄積されるので、
ハイブリッドの電気の回収になるのです。
かんたんな例を出すと、夜間自転車に乗りながらライトが点灯する。
このイメージを持ってもらうとわかりやすいかもしれません。
ライトが点灯して電気を生み出しているのは「熱エネルギーを電気エネルギーに変換している」からなのです。
この仕組を覚えておかなければなりません。
まあ、回生ブレーキをこれ以上長く話すと、凄まじい時間がかかるので
割愛しますが、燃費向上のためには回生ブレーキを作動させることが大切なんですよね。
また、軽くブレーキペダルを踏んだだけでも、回生ブレーキで電気エネルギーを蓄えることができるので、
ブレーキパッドの残量の節約にもなる是非試してみてください。
まとめ:プリウスの燃費テクニックの可能性は無限
プリウスなどのハイブリッドカーを購入すると、
このような、燃費向上のためのテクニックなど追求したくなっていきます。
それだけでは、ありません。
運転の仕方だけではなく、「低燃費タイヤ」や「積載量の確保」など
まだまだやれることはたくさんあります。
エンジンとモーターの2つの動力を使用する、
プリウスに代表されるハイブリッドカーのひとつの楽しみかもしれません。
ただ惰性で走り続けるのか、それとも燃費がより良くなるような走り方を目指すのか。
プリウスを楽しむためのひとつの方法かもしれませんね。
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