新車購入時に高いお金を払って取り付けしたエアロパーツって、いざ車を査定してもらうときにはプラスになるのでしょうか?
また、メーカーの純正品や他メーカーなどの社外パーツなど、車によってはさまざまな後付部品が存在しています。
今日はこのようなエアロパーツが査定にどのような影響を与えるのか説明していきましょう。
目次
エアロパーツ装着で車を高く買い取ってもらうことができるのか
エアロパーツはプラス査定になる。
まず、結論からいうとエアロパーツは純正や社外に関わらず、プラス査定になります。
これは査定表のホワイトブックにもしっかりと記述しています。
関連 : フルスポイラー・エアロパーツの評価点について
ただし、エアロパーツがプラス査定になるためには条件があります。
それが、フロント・両サイド・リアと全てのエアロパーツが、同一メーカーでさらに外観の状態が良いこと。
傷や割れなど損傷が酷ければプラス査定にならないので、装着されていれば良いという問題でもないんですよね。
純正のスポイラーセットは加点されやすい。
同じエアロパーツでも、たとえばトヨタのモデリスタスポイラーセットや、純正オプションのスポイラーセットを装着しているとさらに加点されやすい傾向があります。
純正パーツは、取り付け部分のフィット性が高くまた材質的にも申し分がありません。
また、FRPを使用しておらず、割れにくいのもメリットのひとつです。
長期間での色あせ等もないので、しっかりとメンテナンスをするといつまでも品質を保っていることができるのです。
その他、純正の安心できるところは部品の供給期間が長いところです。
一定期間供給が続くので、買い取りしたあとも、トラブルが起きにくいので安心して買い取ってもらえることができます。
日産の中古車を購入してエアロパーツを破損させ、販売店で修理できることは大きなメリットにもなります。
やはりこれが純正パーツのアドバンテージのひとつになるのでしょう。
各社買い取り業者は純正パーツなのか、社外パーツなのかはしっかりと見ています。
では一方で、社外のスポイラーは査定額が下がるのでしょうか。
社外エアロパーツもメーカーによって希少価値あり
純正が安心だからといって社外のエアロパーツの評価が低いなんてことはなく、決まるのはやはりエアロパーツの状態です。
社外のスポイラーの特徴はなんといっても「オリジナリティ」があるというところ。
たとえば、KENSTYLEやダムドなど大手エアロパーツのメーカーであれば査定も高くなる可能性があります。
ただ査定時に社外のエアロパーツで気を付けたいところは、純正品よりも厳しい目で見られているところです。
どんなに有名メーカーのエアロパーツが装着されていたとしても、「割れ」や「塗装剥がれ」など、状態があまりに酷ければ取り外ししたほうがいいかもしれません。
エアロパーツの損傷がひどければ取り外ししよう
純正でも社外でも損傷が酷い状態ならばいっそのこと取り外してしまいましょう。
取り付けていても、マイナス査定になるだけですから。
取り外してしまえば、傷はなくなるのでフルノーマルな状態で査定をしてもらうだけです。
当然ずっとスポイラーが装着されていただけなので、傷がついている可能性も少ないはずです。
ただ、取り外してもボディに直接穴をあけているケースなどもあるので、取り外すときに一度確認してみよう。
現在のスポイラーセットは両面テープでの取り付けが主流です。
なのでボディに穴が開いていることはほとんどありませんが、目視でしっかりと確認しておこう。
必要のないエアロパーツは売却してしまおう
取り外してもう使用しないスポイラーは、そのまま捨てるのももったいないので、車の中古パーツ専門店やリサイクルショップにて買い取りしてもらうか、ヤフオクなどのオークションサイトを使用して売却してもいいでしょう。
たとえば、サイドスポイラーが不要で、買い取りなんてしてもらえるか不安かもしれませんが、案外ニーズはあります。
もちろんある程度、メーカーなどの所在はわかっている必要はありますが、そのスポイラーをピンポイントで欲しがっているかたは日本全国探せば結構いるんです。
「こんなもの売れないじゃん」「こんなの誰が買うんだよ」あなたはこんなこと思うかもしれません。
しかし、「こんな」「あんな」という心のストッパーを取り外すことで「価値」は産まれるものです。
自分目線だけで判断しないでまずは不要なものをもっていってみよう。
まとめ
エアロパーツの査定の評価基準をまとめると、
- 純正のフルスポイラーは市場での評価が高いのでプラス査定になる
- 社外のエアロパーツの状態によってはプラス査定になる
- どちらもエアロパーツに割れがあれば、マイナス査定になるかもしれない
- マイナス査定になるぐらいなら取り外してヤフオクにでも売ってしまおう!
大きく分けて、この4点を基準に考えればいいでしょう。
なので、もし純正のエアロパーツを装着して、大きな損傷がないのならそのまま査定に持ち込めば、プラス査定になる可能性はありますから。
少しでも高く売却できるかもしれませんよ!
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