「あれ、ドアが開かない?」「プッシュボタンでエンジンがかからない!」
プリウスやアクアなど、トヨタが採用したスマートキーの電池が切れてしまうと、
『READY』ランプが点灯せず、走行することができません。
本日は、現在トヨタ車の主流になっている、
「スマートキーのリモコン電池交換」の方法を紹介します。
ディーラーやカーショップで交換すると、
案外高くつきますが、作業自体は小学生の工作並みにかんたん。
他人に任せするのではなく、できることは自分でやりましょう。
最新のトヨタ車のリモコンキー電池交換方法
スマートキー電池規格は「CR1632」
現在スマートキーがこの電池サイズです。
ただ、電池サイズが違うと全く取り付けができなくなるので、
古い車の電池を交換するときは、取り外してから確認したほうが間違いないでしょうね。
では、実際に交換手順を説明していきます。
リモコンキーの電池交換方法
まずはスマートキーに刺さっている、
メインキーを取り外します。
これは多分、誰でもできますよね。
やり方はかんたん、カードキーの側面のボタンを押しながら、
そのまま引き抜こう。
兎にも角にもこのキーを抜いてしまわないと、
電池交換はできないのでご注意を。
すると側面を着目してみると、何やら意味深な溝があります。
トヨタ車のスマートキー電池交換がかんたんな理由はこちらにあります。
抜いたメインキーの先端を使用します。
この先端を意味深な溝にピッタリとハマるので「グリッ!」と回します。
すると、ケースが真っ二つに「ガバっ!」と開きます。 ※擬音ばかりで申し訳ない。。。
リモコンキーの中身電池交換
これでケースが真っ二つ分離されました。
右側の緑色の部品が電池が入っている基板になるのです。
私の知り合いが「ここまでは分解できたけど、
この先怖くて触れない」なんて言っていましたが、ここまできたらもう
交換目前ですからね。
「裏返しみると!」
「はい!見えた!」
よく100円ショップなどで販売している、
ボタン電池が見えてきましたね。
ここは薄刃のマイナスドライバーなどを使用して、
電池を取り出してみよう。
深爪なワタシには取り出しが不可能でした(^_^;)
軽い力で取り出せるので、あまり力を入れすぎないように。
グリグリと力を入れると、まわりの部品を損傷することになりますからね。
しっかりと溝に合わせて、電池を取り付けしよう。
こちらも強引に入れちゃダメです。絶対ダメ!
あとは同じような手順でスマートキーカバーを取り付けしよう。
向きがあるので気をつけてください。
最後にしっかりと作動確認。
トヨタ車のスマートキーはボタンを長押しすると、
赤く点滅します。
実際に電池が裏返しになってたりしていると、
ボタンの液晶は一切点灯しないのでもう一度分解して確認して下さい。
念の為にテスターで電池残量も確認してみた。
2.8ボルトなのでもう風前の灯だったようです。
2.8ボルトぐらいの電池残量ですと、
スマートキーの感度も悪く、開いたり開かなかったりと
ちょっとした不具合がでてきます。
ちなみに新品の電池残量は約3.2ボルトあります。
電池の平均寿命なんて使用頻度や電池の品質によるので、
なんともいえませんが、車検(2年)おきぐらいに取り替えてもいいかもしれません。
突然スマートキーの電池がなくなったら、エンジンの始動方法を忘れてしまい、
テンパッてしまう可能性があるので、安心のために交換しておきましょうね。
まとめ:何事も”やってみる”心が大事
スマートキーの電池交換ぐらいは自分でできるようになろう!
ちょっと話は変わりますが、先日新しい車を購入するためプリウスを売却することにしました。
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はじめは、ディーラーで下取りするつもりでしたが、思った以上査定額が安かったので思い切って一括査定を利用することにした。
結果的にはこれが正解で、買い取い店のほうが20万円以上高く査定してもらったので嬉しかったです。
私と同じように、プリウスから新しい車に乗り換えを考えている方、車検が近づいてる方などは参考にしてください。
びっくりするほど、業者間で買取額が違いますから。